起業・経営FAQ : AIを活用して会計業務を効率化する方法を知りたい

この記事は2026/05/09に専門家 小西 薫 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

ポイント/結論

Q. AIを活用して会計業務を効率化する方法を知りたい

    • 会計業務とAIは相性が良いものの、「どこまでAIに任せるか」の業務設計を誤ると非効率になります。
    • 取引量、業種、目的(時間削減かミス防止か)によって、最適な運用方法は企業ごとに全く異なります。
    • すべてをAIに任せるのではなく、確認プロセスに人を残す設計など、業務フローの見直しから始めましょう。
この質問への回答者

小西 薫(こにし かおる)株式会社ニコプロダクション 代表/中小企業診断士。
現在はUI/UXデザインを軸に、ビジネスモデルから システム設計、スケジュール管理からチームマネジメントまで、あらゆる視点からプロジェクトを成功に導く支援を提供中。

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質問

日々の経理業務に多くの時間を取られており、AIを活用して効率化できないか検討しています。
現在はfreeeを使用していますが、入力後の確認やレポート作成に時間がかかっている状況です。

特に、
・領収書処理や仕訳の確認
・月次レポートの作成
・経営数値の整理
に手間がかかっています。

AIを活用することで、どの程度効率化できるのか、また実務でどのように組み合わせて使うべきかを知りたいです。


専門家による回答: AIを活用して会計業務を効率化する方法を知りたい (回答者:小西 薫氏)

回答者
小西 薫
小西 薫(こにし かおる)
株式会社ニコプロダクション 代表/中小企業診断士。
現在はUI/UXデザインを軸に、ビジネスモデルから システム設計、スケジュール管理からチームマネジメントまで、あらゆる視点からプロジェクトを成功に導く支援を提供中。

freeeの場合、生成AIと連携できる仕組みとして、MCPサーバーの機能がオープンソースとして公開されていますので、まずは連携させてみてはいかがでしょうか。
https://corp.freee.co.jp/news/20260302freee_mcp.html

ただし、会計業務はAIと相性が良い領域ですが、内容によって人間による手作業やRPAによる自動化、マクロでの実行の方が早い場合もあります。
「どこまでAIに任せるか」の設計を誤ると逆に非効率になります。

よくある失敗ケース

よくある失敗は、

  • すべて生成AIを使って自動化しようとする
  • 生成AIの出力をそのまま使う
  • 確認プロセスを省く

といったケースです。

「どこに人を残すか」が重要

例えば、freeeと生成AIを組み合わせる場合でも、
・入力 → AI → 確認
のどこに人を残すかで、効率とリスクが大きく変わります。

また、

  • 取引量
  • 業種
  • 資金繰り状況

によって、最適な運用は全く異なります。

同じ「効率化」でも、

  • 時間削減を優先するのか
  • ミス防止を優先するのか

で設計は変わります。

生成AI導入は「業務設計の見直し」

◆ この設計を誤ると、
「時間は減らないのにリスクだけ増える」状態になります。

そのため、生成AIの導入はツールではなく、業務設計そのものの見直しが必要です。

このあたりは企業ごとに最適解が異なるため、公開情報だけでの判断は難しい領域です。
実務で使える形に落とし込みたい場合は、業務フローを踏まえた設計からご相談ください。

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アドバイザーの小西薫が、自社の売上構造や業務フローに基づいたAI導入を実践的にサポートいたします 。商品単価や販売チャネルに合わせた最適な活用領域の特定から、具体的な導入の優先順位設計まで、現場で成果を出すための仕組み作りをお手伝いします 。
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