起業・経営FAQ:屋上緑化事業を開始したがうまくいかない

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

課題・悩み

父親が営んできた、花き生産農家を継ぐ2代目です。家業を継ぐ機会に、温暖化などの環境問題をかんがみ、屋上緑化をメインとした緑化事業へと切り替えました。
しかし、実際にふたをあけてみれば当初想定していた注文に対して、実際の注文数は100分の1より少し多い程度です。甘い見通しを立ててしまったことは反省しているのですが、緑化事業は温暖化防止に貢献しており、将来性のある商品だと期待しています。しかし、社会的貢献や社会的役割といったきれい事ばかりじゃ仕事をもらえないのでしょうか?
今後の事業展開についてアドバイスを頂きたいです。

回答

 

顧客からの予約注文は、今後いつ、どれだけの量をとってくれるのか?の計画を早い時期に聞くようにした方が良いでしょう。 また、仕入先からの発注量ノルマであれば、当面の間は臨機応変に対応してもらえるよう交渉してみるべきです。 どちらの場合にしても、時間を空けすぎて、なし崩し的にならないようにタイミングをみて交渉してください。

屋上緑化の工法が果たす、社会貢献、社会的役割は大きいと思います。社員のモチベーション向上にもつながり、販売のきっかけにもつながるでしょう。 ただ、結局はお金を出す人にとってどんなメリットがあるか、どんな問題を解決できるのか、どんな望みを叶えることができるか、という部分が重要なのです。

貴方の商品を購入する人(実際にお金を出す人)が誰なのか? そして、その人の抱える問題は何なのか?どんな願望を持っているのか? 自分の商品を購入することで、どんなメリットがあるのか? をまずは明確にしてください。 すべてはそこからです。 これは、ぜひご自身でお考えください。 事業内容を一番良く知っていて、問題解決の材料を持っているのは他ならぬご自身です。

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