制作会社で起業したいが、営業人材が確保できない。

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

課題・悩み

映像制作で会社を起業しようと考えています。 創業メンバーは制作に携わってきた者が中心です。
問題となっているのが、営業の経験がある者がいないことです。営業の人材確保に乗り出してるのですが、なかなか見つかりません。人材を育てたいとも思うのですが、仕事が入ってこないので即戦力が必要なのです。
営業人材が確保できないため、営業に不安があります。アドバイスをお願いします。

回答

結論から言うと、自分たちで営業することが近道だと思います。
今なら、DMやチラシ、さらにネット・ブログ・メルマガなどによって効果的に営業することもできます。直接会う前に見込み客を絞り込んで、ピンポイントで会う。これは凄腕の営業マンでなくても、十分対応することが可能です。
しかも、お客様と直接折衝できる場には、ビジネスのヒントがたくさんあります。そういう大切な場面を新人に任せるのはきわめて危険です。不安もあると思いますが、ぜひとも経営者が実践すべきです。
最初は結果を残せないかもしれませんが、どうしたら買ってもらえるかを一生懸命考え、実行していくうちに、お客様がつくようになるでしょう。

また結果が出せる営業スタッフは人気が高く報酬もかなり高いです。逆に報酬が安いとあまりよい人材が集まらないというのが実情です。
営業を誰かに任せることは、”ラブレターを代筆してもうこと”に似ています。確かに代筆してもらえば、上手に気持ちを伝えられるかもしれませんが最後は、 ちゃんと自分で気持ちを伝えなければなりません。ですから、経営の要となる”営業”に関してはぜひともご自身で行ってみてください。これができないと絶対に先に進めません。

以下は営業活動の具体的なステップです。
1、自社の強みを絞り込む3項目(製品があれば主力商品を絞り込む)
2、その商品を購入する可能性のある会社・お客さまを絞り込む
3、そのお客さまに当てて情報を発信する(DM・チラシ・ネット・ブログなど)
4、反応のあったところに電話をかけ、訪問する

これらのステップを実践しながら繰り返して、もっとも効率の良い営業シナリオを考えます。コツは、最初から完璧なものを作らないこと。実際に行ってみていろんな結論を出してみてください。そうすると、誰が営業しても、それほど変わりなく結果を残すしくみができます。

営業とは、”人”と”人”の信頼関係を築くことです。どうすれば自社がお客様から信頼されるかを考えれば、おのずと答えが見えてくるはずです。ぜひトライしてみてください。

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