起業・経営FAQ:小規模事業者持続化補助金を受けることはできますか?

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

課題・悩み

海鮮居酒屋として開業するのですが、小規模事業者持続化補助金を受けることはできますか? また、他にも補助金や助成金などはあるのでしょうか?

回答:申請日が開業届を出した後であれば申請は大丈夫です。

この質問への回答者

森口 智志(もりぐち さとし) / 有限会社アダプト
FCサイトやネットショップ起業を成功させるために、IT技術と経営力を高めることが大切です。起業時だけでなく、事業を持続させるノウハウをもつアドバイザーです。

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小規模事業者補助金の件ということでご相談いただきました。

質問者様は開業前とのことですが申請日が開業届を出した後であれば申請は大丈夫です。

小規模事業者持続化補助金についてです。

概要はご存知かと思いますが国がやっている補助金で申請後に審査があり、申請すれば必ずもらえるというものではありません。審査できちんと採択となるために事業計画書などをしっかりと作っていく必要があります。また、商工会議所または商工会で事業支援計画書を発行してもらう必要があります。その土地ごとに商工会議所、商工会がありますのでご確認ください。

作成が一番大変で審査の中心となるのは様式2-1の経営計画書兼補助事業計画書です。

https://r1.jizokukahojokin.info/index.php/sinsei/

こちらに記載例などがあるのでこういったものを参考に作っていきます。

また小規模事業者持続化補助金は全国の商工会議所、または商工会が窓口になっています。事業をやっていらっしゃる管轄地域の商工会議所または商工会の事業支援計画書が必要になります。

商工会議所は本来であれば入会していろいろなサービスを受けるのですが会員ではなくても経営相談等を受けてくれるところが多いと思います。また会員でなくても事業支援計画書の発行はしてもらえます。

小規模事業者持続化補助金の現在の募集は締切が6月3日です。様式2-1は作成した後、添削を何回か商工会議所にお願いしたほうがよいと思います。

それも含めて締切の1ヶ月半前ぐらいまでに一度相談に訪れたほうが余裕があるかと思います。

また小規模事業者や個人事業者が受けることができる補助金は他にもたくさんあります。用途や要件にもよりますが

  • IT導入補助金
  • ものづくり補助金
  • 事業再構築補助金

なども調べてみるとよいかもしれません。

また、ネットで調べるのであればJ-Net21を使うと国の補助金だけではなく各自治体が行っている補助金、助成金も探すことができます。https://j-net21.smrj.go.jp/snavi/support/

商工会議所の相談窓口などでもそういった別の補助金の紹介もしてくれます。

また、国の支援で各地に「よろず支援拠点」という名前の中小企業の相談窓口が設置されています。ここでも補助金やいろいろな経営相談を無料で受けることができるのでおすすめです。https://yorozu.smrj.go.jp/

国や地方自治体は補助金などを用意する他に事業者のための相談窓口や専門家派遣制度などを多く用意してくれています。ぜひそういた窓口も活用してみてください。

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