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1.応募資格を確認しましょう
自分には応募資 格があるのか。これがコンテスト応募への第一歩。いかに素晴らしいアイデアや事業プランでも、応募資格がなければ、まったくの問題外。
ド リームゲートグランプリの場合は、「設立3年未満の起業家か、1年以内に日本国内で創業予定」が応募資格の一つになっています。ということは、事業を始め て3年を経過した場合や、外国で起業を目指す場合は、残念ながら対象外です。
2. 締め切り日は必ず厳守
いかに素晴らしいプランを作成しても、締切日を過ぎて応募されたものは、審査の対象外。もう、入り口の審査にもた どり着けずに敗退決定です。「少しくらい、遅れても大丈夫」と考えているのは、あなただけ。コンテストの主催者はシビアです。
コンテストによっ ては、持参は認めずに郵送だけ、しかも締切日に到着しなければならないという厳しい場合もあります。余裕を持って応募するようにしましょう。
3.応募要綱は、事前に確認してから書類を作成しましょう
書類を作成する前に、応募要綱を じっくりと確認しましょう。「指定の応募用紙か、あるいは応募用紙に指定はないのか?」、「字の大きさ、書体は?」、「手書きか、ワードか?」、「添付書 類の指定はあるのか?」、そして「何を応募対象としているのか?」特に添付書類の指定がある場合、その書類を忘れてしまうと、最初からないものと判断さ れ、その時点で減点の対象になってしまいます。尚、提出し忘れたからと言って、後から追加書類を提出しても、原則として受け取らない場合がほとんどですか ら、そのつもりで。
4.プランの題名、内容に具体性、実現性はあるか?
コンテストによっては、ユニークなアイデアを評価する場合もありますが、いかにアイデアが素晴らしくても、事業化できる見込み。つまり、具体性、実現性 があるのかが大切です。そのプランが実現すれば、年間いくらの売上が予測されるか?予想マーケットの規模は、どれ位なのか?そして、そのプランがターゲッ トしている層は誰か?また、どんな方法で、どうやって販売していくのか?などをきちんと応募要綱に従って用紙に記入していきましょう。
5.わかりやすくするために、ビジュアル効果を使用しましょう
例えば、市場規模や、売上目 標、数字の羅列も必要ですが、そこに円グラフ等のグラフを添付したりすると、ぐっと見やすくなります。併せてアイデアや商品の説明には、デジカメ等で撮影 した写真を添付すると、説得力も増すでしょうし、審査員の視線を引きつけることもできます。ただし、コンテストによっては、グラフや写真がNGの場合もあ りますので、必ず主催者に確認をしましょう。
6. 提出前に友人など第三者に読んでもらいましょう
作成したプランを提出する前に、誰か信頼のおける人に見てもらいましょう。
ま ずは、何も説明しないで自分が作成したプランを渡し、そのプランから「何が伝わったか?何をしたいのか?」を相手から言ってもらいましょう。
たぶん相手は、自分の意図を感じてくれないでしょう。それは、どこが欠如しているからなのか?そして今度は、プランを見せながら説明をします。そうする と、その文章に欠けている部分に気づくはずです。そこで、プランを修正する、つまり、ビジネスプランのブラッシュアップを行うわけです。
自分一 人で作成しても、意外に自分の考えは他人には伝わりません。大抵のビジネスプランコンテストは書類審査。自分の身近にいる人にも伝わらないものが、審査員 に伝わる訳がありません。
7.誤字、脱字には要注意
提出する以上、何度も見直しを行い、文章の構成には問題はないか?特に、「誤字、脱字」には注意しましょう。同じレベルのプランが仮に二つあって、そんな 時、片方のプランが誤字、脱字だらけであったら、どちらが落とされるでしょうか?答えは明白ですよね。
8.提出前に再確認しましょう
最後に提出する時、もう一度確認しましょう。提出方法は、郵 送?メール?持参?
コンテストによっては、提出方法が異なります。自分で勝手な思い込みはしないこと。
そして何よりも大切なのが 提出先です。「どこに提出するのか?」そこを間違えたら、すべての努力は水の泡となります。
とにかく、行動しなければ何 事も始まりません。でも入賞を目指すからには「一期一会」
の精神で全力を込めて作成しましょう。あなたの未来は、ここから始まります!