Vol.21 「価値ある浪費」をプロデュース。男らしさを追求するウェブメディア

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局
ヒトそれぞれ価値 を感じ、お金を使う場面は異なるだろう。ここで「価値ある浪費」について考えてみよう。

 

男らしさを追求するウェブメディア

 私自身がフルプロデュースするウェブメディ アが立ち上がった。2年ぶり、4弾目。今度は男性向け、テーマを「価値ある浪費」と位置づけた。昨今、富裕層、新富裕層がどうだの叫ばれているが、はっき り言って「カネはもっているけど、面白くない輩」が増えたような気がする。

 結論付けるのは申し訳ないが、カネの使い方が分からない人間た ちほど、カネを代表的な物差しとして使いたがるのだった。そんなマテリアルな世界がちょっと嫌で、付き合う人々も眼をキラキラとさせて夢を語る人たちが多 かったり、というのが私のライフスタイルだ。

男の浪費

 Extravagance、語彙は「浪費」だ。男は浪費家だったりする。それはカネ以外にも、トキ(時間)だったり、モノだったり、時にはヒトを 浪費したりする。何故浪費するのか?と聞かれれば、「好きだから!」という単純な言葉しか持ち合わせていない悲しい生き物だったりするのだ。

  でも、好きな気持が一番大事なはずだ。いつしか、好きでないものなんだけど、高価だからといって買ったり、収入に合わせてエンゲル係数が正比例していく人 々が現れてしまった。でも、本当に好きなものだけに浪費するのが本来の男ではないだろうか?

 疑問符は大きくなり、ならばもう一度「浪費」を再定義しようというところから、このメディア作りが始まった。「価値ある浪費」、すなわち価値を見いだ す審美眼を自らが持っているか、どうか?ここが男が男で在り続けるためのひとつのボーダーラインなのだったりする。

 本当に価値があるのな ら、芸術にもカネは惜しまないし、愛して止まぬ時計だったら幾ら払ってもいいじゃない。すべてをなげうって、島で生活する贅沢を手に入れる人も、惜しみない 浪費として拍手を送るべきだ。でも、その行為は他人譲りのファッションではダメで、自らの言葉を編み出して語らないとダメだ。

価値ある不必要

 エンターテイメントなんて必要ないものだ。本当にそう思う。別になくても死なない。面白いのが、だからこそ必要だというポイント。実に男っぽい発 想。そこで、創刊号では、必要ないものにフォーカスを当ててみた。旅をする前の必要ない行動、脳科学者の茂木さん、映画カリスマバイヤーの叶井さん、彼ら を成田空港まで追ってみると面白い「不必要」が現れる。

 でも、彼らにとって「価値ある浪費」なら、とても男らしいと私は思うのだった。男性であるなら、ぜひ、一度考えてみてはどうだろうか?

<関 連リンク>
・vagance
 http://www.extravagance.jp/

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