売り上げ10倍アップを実現 / トレーディングカード・ショップ

起業・経営課題 事例集

執筆者: ドリームゲート事務局

仕入れと在庫管理の最適な仕組みを完成させること

飲食店イメージ2008年に、大阪・守口市で人気マンガ・アニメなどのトレーディングカード・ショップ「まほう屋」を開業した個人事業主の松浦佐保さんから相談を受けました。
彼女は「法人を設立し、多店舗化による事業拡大を目指したい」と言います。そこで、会社設立から資金・事業計画策定、教育研修など、経営全般に関わるアドバイスをさせていただくことに。

話を聞く中で、多店舗化を成功させるために一番大切なのは、仕入れと在庫管理ということがわかりました。トレーディングカードは種類が非常に多く、“今の旬”である売れ筋を理解して仕入れないと、在庫が大量に発生するばかりか値引き販売を強いられ、粗利率を大きく低下させる危険があります。いかにユーザーニーズを的確に把握して仕入れをするか。その答えは、お客様と接する現場のスタッフが握っていると考えました。

マンガ本とアニメDVDを購入し、本ビジネスの世界観を把握

調理イメージこの業界をまったく知らなかった私は、すぐにカードのコンテンツとなるマンガ本やアニメDVDを購入し勉強。何とか現場スタッフとコミュニケーションできる最低限の知識を仕入れました。その後、松浦さんと一緒に現場でのヒアリングを続けたことで、現場、経営者、コンサルタント、3つの視点で俯瞰的に売れ筋トレンドをとらえることに成功。適正仕入れ・適正在庫の確保を図るための仕組みを開発したのです。

さらに効率的な原価・在庫管理を行う手法を導入し、松浦さん自身がお金の流れをきちんと把握したことで売り上げは急増。それらの体制を整えた後、2店舗を新規出店し、スタッフはアルバイト含め25名に増やしました。売上計画は、「今なぜこの売り上げが必要か」という根拠をスタッフ全員に理解してもらっています。これにより、一人ひとりが「どうすれば目標達成できるか?」と考えるようになり、様々なアイデアが生まれています。経営拡大に必要なこと。それは経営者とスタッフ相互の信頼と理解であると強く感じました。

約1年で月商平均は10倍に! 今後1年で11店舗展開を目指す!

相談を受ける前、「まほう屋」は1店舗で月商約200万円という事業規模でしたが、1年が経過した現在では3店舗となり、月商はなんと10倍の約2000万円を挙げるまでに成長しています。実は、従業員教育も心配の種でしたが、松浦さんはコミニケーション・マネジメント・スキルが抜群でした。そんな女性経営者の元、スタッフは店舗数や仕事量が増えた今も、モチベーション高く働いてくれているようです。ちなみに今、松浦さんは、1年以内に全国11店舗という出店目標を立てています。

「前田さんは、一緒に会社を運営していくパートナーという感じで、何でもわかりやすく熱心に教えてくれます。またお金の知識が豊富なので、算数が苦手だったワタシにはピッタリでした(笑)」。そんな感謝の言葉をいただき、ますます頑張らねばと、決意を新たにしている今日この頃です。

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