- 目次 -
勤務先の事業を引き継いで独立したい……

もちろん、Kさんにとっては初めての独立。やる気も成功のイメージもあるが、本当にやっていけるかどうか不安で、なかなか一歩が踏み出せないということでした。また、自己資金がほとんど用意できないため、資金調達ができるかどうかということも大きな不安材料となっていました。
開業資金獲得のため、さまざまなノウハウを提供!

資金調達に関しては、日本政策金融公庫に運転資金として600万円を申し込むことに。正直、全額は難しいと思いましたが、日本政策金融公庫に提出する創業計画書の内容を私がくまなくチェックし、修正すべき点などをアドバイス。もちろん何度も融資面談のロールプレイングも繰り返し行いました。
創業融資500万円と、追加融資200万円を獲得!
Kさんの最初の電話を受けてから2カ月後、希望した金額より100万円少なかったものの500万円の融資獲得に成功しました。また、事業を開始してから半年後に、保証協会をとおした制度融資を使い、信用金庫に追加融資を申請。その際にも、事業計画書を一緒に作成し、結果、200万円の追加融資を獲得。現在、Kさんは事業計画書に沿って、事業経営にまい進しています。
Kさんが独立して、はや1年。もちろん大変なこともありましたが、ようやく事業が軌道に乗りつつあります。現在、新規顧客の獲得に注力するため、自社のホームページを開設。さらに、他社との差別化となるサービスの研究と実践を繰り返しながら、同社の取り扱いシェアを広げていく計画です。開業後、彼の会社と顧問契約を結び、帳簿作成のほか、経営についてもさまざまなアドバイスを継続中。資金調達だけでなく、事業を拡大発展させるための指導に感謝してもらっています。

