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SWOT分析を活用してみましょう

公開日:2013/10/31 最終更新日:2019/09/11

3afd75db9c8c9f0f1e53adcabd483071_sビジネスプランを検討する際、既存の企業との競争に打ち勝つため、事業のセールスポイントや強みについて検討を重ねることが多いと思います。しかし、企業の強みだけが成果に繋がる訳ではありません。

「事業の成果は弱点で決まる」という考え方もあります。事業を長続きさせるためには、事業における弱点、または課題を把握しておくことも重要です。

自分のビジネスプランの弱点を把握するというのは難しいものですが、「SWOT分析」などのフレームワークを活用するのも一つの手ではないでしょうか。SWOT分析は、企業の強みや弱みを導き出すことによって、目標を達成するための戦略はもちろんのこと、創業計画書の見直し、自己資金(会社の資金)の運用にも役立つはずです。創業のときにも使えますし、創業後、事業を見直していくときにも活用できる方法だと言えます。

それでは、SWOT分析の方法を少し説明します。まず行うことが、ビジネスプランを次の4つに整理するということです。

内的要因:強み (Strengths)と弱み (Weaknesses)
外的要因:機会 (Opportunities)と脅威 (Threats)

内的要因は自社の分析。外的要因は、自身の参入する業界においての現状を分析したものです。自社の分析だけに頼らず、業界全体の現状も反映させることによって、より客観的な分析が可能となります。

そして、整理した内容を次の点において検討し、対応策を考えていきます。
・事業機会をうまく自社の強みで取り込むにはどうすればよいか
・事業機会を自社の弱みで取りこぼさないためにはどうすればよいか
・他社にとっては脅威でも自社の強みで機会に変えるためにはどうすればよいか
・脅威と弱みのはち合わせで最悪の事態を招かないためにはどうすればよいか

SWOT分析では、このように自社の強みと弱みを把握しながら、どのようなビジネスプランが打ち出せるのかと同時に、最悪のケースで考えたときの対策も考えられるという訳です。リスクだけにとらわれない、バランスのとれた分析の手法だと言えますね。

弱点を把握する手法としてSWOT分析を紹介してきましたが、実際に分析をすると分かるように弱点のないビジネスプランはなかなかないものです。

だからこそ、弱点を把握しておくことは、不測の事態への備えにも繋がります。自分の展開するビジネスには大きな強みがあるから大丈夫だと考えていませんか。ビジネスプランには「弱点」という大きな落とし穴がつきもの。そんな大きな落とし穴をできるだけ回避して、小さな落とし穴程度にとどめるのは、ビジネスを計画するうえでは大切なことです。事前にしっかりビジネスプランを見直してみましょう。

当公庫では、経営に役立つ工夫事例などもご紹介しています。SWOT分析を活用した事例は、下記のファイルをクリックしてご覧ください。

SWOT分析を活用した事例はこちら≫≫≫『創業Yell(総集編)』(PDFファイル2.1MB)


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