起業・経営FAQ:英語塾を開きたいが、何から手を付けていいのかわからない。

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

課題・悩み

学生のころから英語塾を開くのが夢です。現在は専業主婦ですが、出産前は海外赴任経験もあり英語の実力は問題ないです。

ただどこから手を付ければよいのか分からない状態です。ターゲット、広告などどのようにすればよいのでしょうか?

回答:自身の経歴を基にターゲットを決めるのがよいでしょう。

この質問への回答者

戸高 一穂(とだか かずほ) / 個別指導LOGIQUE
自身で学習塾を経営されている戸高アドバイザー。集客のためのマーケティングやコピーライティングに定評があり、常に満席の状態を保ち続けております。集客ノウハウや仕組化に関してのご相談は戸高アドバイザーにお任せください。

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英語の塾を始めたいが、まずは何からすべきか。どういう準備をすればよいかということですね。

塾を始めるのに対した準備はいりません。正直、机と椅子があれば成り立ちます。順番としては

  1. サービスの内容と金額を決める。
  2. それを様々な媒体で告知する。

書類で必要なのは申込書や規約くらいです。それも最近はGoogleフォームなどで済ませることもできます。

あとは支払い方法くらいですね。支払いは振込にするか、銀行引き落としにするか、クレジットカード払いにするか、などを決めましょう。

ペライチなどでサービスのLPを作って、チラシやSNS、Facebook広告などで告知するだけです。近所の方をターゲットにするならチラシがまだまだ有効です。

オンラインならまずは1対1で始めても良いと思います。そこで指導経験や実績を集めて自信がついたら会場を借りて本格的に募集してもよいです。

せっかく素晴らしいご経歴やキャリアをお持ちなのですから、英語を習いたいビジネスマンや高齢者向けに個人レッスンから始めても良いのではないでしょうか。もちろん、そのご経歴をアピールして、どのように英語を学べば仕事で英語が使えて活躍できるのかを教えてあげれば需要はあると思います。

もうすでにあるものを作ったところで需要はそれほどありません。ビジネスは常に起きている問題を解決するということが求められます。

今何が足りていなくて、どのような塾が必要とされているのか。じっくり考えてみることをおすすめします。まずはあらためて、どのような人をターゲットにするかを考えてみてください。それ次第で市場が変わってきます。

価格設定について

月謝などを決めるときは競合他社と比べて考えるより提供しているサービスにどれほどの価値があるかで考えるようにしてください。例えば英語ができるようになれば年収が100万上がるのでしたら3年で300万収入があがるので、サービスの価値も300万以上の価値があるということです。

生徒を何人集めれば損益分岐点を超えるのか。もう50人、100人を集める塾は難しいです。20人くらいで十分利益が出る塾を考えてみてください。

集客について

オンラインで売るのであれば最低でも集客用のサイトが必要ですし、フェイスブック広告やyoutubeなども使う必要があります。

塾なのでチラシもまだまだ有効です。

しかし、多くの場合効果がないのはマーケティングを理解していないからです。

ですので、まずしなければならないことは

  • 顧客リサーチ
  • 市場リサーチ
  • 競合リサーチ

といういわゆる3C調査です。英語を教える塾はいくらでもあります。今のアイデアのままだと利益が出るのは時間がかかりそうです。どのように差別化するのかまずはそこから考えてください。

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