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起業・経営FAQ:海外のアパレル品を卸価格で仕入れたい

事業計画

執筆者: ドリームゲート事務局

課題・悩み

ネットショップを開こうと考えております。

日本では販売されていない、海外のアパレルブランドと契約をし、ネットショップで販売したいと考えていますが、知識がないため質問させていただきました。
海外で定価で購入し、販売も可能ですが、その場合の渡航費、宿泊費、その他経費を含めると原価が高くなり利益が残らないと考えています。
卸の値段で買い付けができれば、日本で比較的安い価格で販売し利益を出すことができると考えています。
そこで、質問内容は海外のアパレルブランドと卸契約を結ぶにはどのようなステップが必要なのかです。

回答:海外製品を取り扱うネットショップ起業方法は2つあります。

まず、本件の場合は「海外企業との間の商取引」になりますので、双方が商品の輸送に関し、通関手続きを伴う輸出入業務を行わなければなりません。
しかし、これらの業務は大変煩雑であり、税金ほかの費用も掛かることを理解しておかなければなりません。

それでは本題に入りますと、一般的なメーカーとの卸契約の流れですが、輸入したいメーカー商品が見つかりましたら、当該メーカーのWEBサイト、または本社サイト内に卸販売、又代理店、業者専用などといったページの有無を確認します。
メーカーが卸販売先を積極的に募集している場合は、そういった専用ページを用意している場合が多いです。

仮にそういったページがない場合は、メーカーへ直接電話又はメールにて、卸販売してほしい、または販売代理店になりたい旨の連絡を入れることになります。

  1. そして問い合わせの際に用意しておかなければならない御社側の基礎情報として、
  2. 仕入れたい商品やブランドに対する想い
  3. 事業体の法人格(個人か法人等)
  4. 販売方法(ネットor店舗他)
  5. 販売網(具体的に誰に販売するか)
  6. これまでの実績や経験
  7. 輸出入取引の実績や経験
  8. 年間販売計画(仕入数量、売上等)……etc

これらを準備して、先方へ依頼内容を伝えます。

先方メーカーが海外への卸販売経験があれば、スムーズに話は進むかと思います。
先方から、経験が不足、販売予定数が少ない、アテにならないと判断されれば、断られる、または小売り価格と変わらない条件による取引になる場合もあります。
その場合、アポイントを取って訪問することも誠意が伝わり良いかと思います。

次に、契約時に先方に確認すべき事項は、輸送方法、注文から発送までのリードタイム、返品条項、購入単位と仕切り(卸)価格。

ここで重要なことは、価格よりも購入単位。
そして輸入品の場合は、返品条項についての内容がもっとも重要になります。

特に衣料品の場合は、性質上検品が必須です。
糸ほつれ、布ヨレなど販売基準に合格しないものを、「返品」「廃棄」「値引き」などの処理を行います。

返品は、海外輸送にコストが掛かり、双方の利益を失います。
商品欠陥による返品は販売側負担が当然ですが、やはりコスト負担が大きいため、あまりに返品が多ければ販売側も嫌気がさしますので、返品以外の処理での合意できますと、良好な関係が保てるかと思います。

また、仕入れ品の多くが不合格の可能性となる可能性など、こちら側の顧客への販売機会(収入)の逸失を防ぐために、現地の検品輸出代行業者などと契約している企業も多いです。

これらのステップを踏み、相互で取引の内容に合意ができれば、契約書を交わし取引開始となります。
契約書は現地語および英語併記が一般的です。

特に特定ブランドの日本販社になりたいわけでなく、低価格の良品を少量ずつ色んなメーカーから仕入してネット販売したい、ということであれば、インターネットで卸専門サイト(問屋サイト)というものが存在しますので、そういったサイトで安くて良さそうなもの物色して、いろいろ仕入れ・購入するのも良いかもしれません。

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