「起業が不安」は当たり前!不安解消方法と成功する起業家マインドを紹介

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

起業を考えたとき、同時に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。未知の世界への漠然とした不安や金銭的な不安に押しつぶされそうになる時もあるでしょう。しかし、不安には解消方法があるので安心してください。

記事では、起業に伴う3つの不安解消法や起業家のマインドを形成する方法を紹介します。起業の不安を解消したい方は、本記事を参考にしてみてください。

起業に不安はつきもの!

起業に対して、不安を抱えるのは当たり前のことです。金銭的な不安や起業したあとの立ち振舞い、将来的な経営方針、人脈の構築など、起業する際にさまざまな不安が生じます。

これから起業を検討している方、不安を感じることは当たり前で、多くの起業家が同じような不安を抱えています。

しかしながら、不安は判断力や行動力の低下をもたらし、事業成功への妨げになるので、起業するためには不安を解消する方法を知っておく必要があります。

【無料で完成】事業計画書作成ツール
累計8万人が利用!質問に答えるだけで「事業計画書・数値計画書」が完成
⇒事業計画書作成ツールを無料で利用してみる

  • 日本政策金融公庫の創業計画書も作成でき、融資申請に利用できる。
  • 業種別にあなたの事業計画の安全率を判定
  • ブラウザに一時保存可能。すべて無料
⇒事業計画書作成ツールを無料で利用してみる

起業に伴う3つの不安解消法

起業に際して不安を抱えるは当然のことですが、不安をそのままにしてはいけません。不安を放置したまま事業を進めてしまうと、トラブルが発生したときに適切な対応が難しくなります。起業時の不安を少しでも取りのぞくためにも、起業に伴う3つの不安解消方法を覚えておきましょう。

1.不安の種を紙に書きだして対策とセットで考える

1つ目の不安解消方法は、現在抱えている不安の原因を書き出してみることです。不安に感じていることを紙に書き出し、もやもやと頭のなかに置いておくのではなく、目に見える形します。

すべての不安を書き出したあとは、問題やトラブルが起きた場合に、どのように対処するのかを考えます。このとき、「こういった状況におちいった場合は、このように対処する」と前向きな気持ちで考えるのが重要です。また、1つの不安に対して、複数の対応策を用意しておくと安心感を高められます。

2.不安に反論する

2つ目は、不安に反論することです。不安を解消できない方の多くは、不安を客観的にとらえられておらず、過度に不安を感じている可能性があります。

一方で、不安に反論する態度を取ると、自分自身が抱えている不安を客観的に見られるようになり、自然と不安を解消できます。具体的には、上記で解説した不安を書き出すのと同じように、不安に対する反論を1つ1つ書き出します。

「仮に、起業に失敗しても、今後の経験になるから問題ない」、「金銭的な不安を抱えないように、今からコツコツ貯金をする」、「起業がうまく行かず、転職できるようにスキルや能力を身につける」など、反論を書き出すことで、起業に対してポジティブな態度を保てます。

3.誰かに話を聞いてもらったりアドバイスを受ける

3つ目は、第三者の力を借りることです。自分だけで不安を解消できない場合には、誰かに相談をしたり、アドバイスを受けたりすることも大切です。不安や対処法を紙に書き出すだけでなく実際に人と会話すると視野が広がり不安解消につながります

ただし、相談をする相手は、起業に利害関係が生じない第三者を選びましょう。ビジネス相手や両親、親友、会社の同僚など、親しい関係にある人物に相談すると、客観的な選択ができない恐れがあります。

ファイナンシャルプランナー、会計士、コンサルタントといった専門職の方や、メンタルコーチへの相談は大変有効ですまた、同じような悩みや不安を抱える起業家が集まり、専門家の話が聞けるセミナーに参加するなども有効です。一人で不安を抱えている方はセミナー参加も検討してみてはいかがでしょうか。

一番大きな「お金」の不安はこうして解消!

数ある不安のなかでも、「お金」に関する不安を抱える方がほとんどです。事業資金や売上の確保など、起業に際して金銭的な不安はどうしても避けられません。お金の不安を解消するためにも、事前準備として何ができるのかを考えておきましょう。

起業時期から逆算してしっかりと自己資金をためる

起業する時期から逆算して、自己資金を集めておくことから始めます。自己資金がない状態で起業をすると、お金の不安が付きまとい、仕事に集中できなくなる恐れがあります。

必要な資金を逆算する際には、開業資金や軌道に乗るまでの運転資金を具体的かつ少し多めに見積もるようにしま

ビジネスを進めるなかで予想以上にお金が必要にな場面多く、用意した資金だけでは足りない可能性がありますまた、仮に金融機関で創業融資を受けるにしても、審査の際にどのぐらいの自己資金を持っているか重視されます。

開業前、開業後で何にどのくらいのお金が必要になるか、できるだけ正確に書き出すようにしましょう。

軌道に乗るまではダブルワークをイメージしておく

起業後のお金の不安を解消するためには、ダブルワーク検討も有効です。ダブルワークによって安定した収入を確保できれば、金銭的な不安取り除けます。

ダブルワークで選ぶ仕事は、起業に関連したものがおすすめです。新たに身につけるスキルや経験も不要であるため、負担を抑えながら収入を確保できます。

もちろん、今の勤務先がダブルワークを許可しているかは確認しましょう。

開業資金と運転資金を正確に出しておく

どれくらいの資金が必要になるのかについて、正確な金額を出しましょう。法人登記にかかる費用や、事業活動に必要な資金など、開業資金・運転資金を計算します。

開業資金:店舗の賃貸契約料・看板や店舗改築費用・設備購入費用・登記手続き費用など

運転資金:人件費・消耗品費・通信費や有線利用料・家賃・光熱費・雑費・返済費など

自分だけで計算するのが難しい方は、公認会計士やファイナンシャルプランナー、専門のコンサルタントにも相談をしてみてください。必要な資金をできるだけ正確に知っておけば、お金の不安を軽減することできます。

ドリームゲートのこちらのページでは、業種別に開業時に用意した資金・運転資金の平均を見られます。参考にしてください。

【無料で完成】事業計画書作成ツール
累計8万人が利用!質問に答えるだけで「事業計画書・数値計画書」が完成
⇒事業計画書作成ツールを無料で利用してみる

  • 日本政策金融公庫の創業計画書も作成でき、融資申請に利用できる。
  • 業種別にあなたの事業計画の安全率を判定
  • ブラウザに一時保存可能。すべて無料
⇒事業計画書作成ツールを無料で利用してみる

「やる!」と決めてからは迷わない・悩まない

起業だけでなく、退職や結婚など、人生の大きな転換を迎える際には、誰もが不安を感じますまた、行動を起こすたびに不安は押し寄せてくるものであり、避けては通れないものです。とはいえ、いつまでも深く考えていると悪い方向に進み、行動力や判断力が鈍ってしまいます。

そこで、不安を感じないようにするためにも、一度起業をすると決めたあとは、迷わずに行動するようにしましょう。積極的に専門家に相談したり、起業に向けて資金を準備したりするなどし、不安を感じないように動いてみることが大切です。少しでも立ち止まる時間を作ってしまうと、急に不安を感じることも少なくありません。小さなことでも構わないので、一歩ずつ起業に向けて進んでいく姿勢を取るようにします。

起業家としての思考や行動力持つ

起業に踏み切ったあとは、起業家としての考え方や行動力を身につけましょう。ビジネスを成功するために何が求められるのかを分析したり、競合の動きを観察したりしながら、経営者のマインドを養っていきます。

起業家のマインドを養うためには、実際に起業した人に話を聞いてみるのもいいでしょう。経営者として成功した人の話を聞くことで、漠然としていた将来へのイメージが具体的になり、モチベーションの向上にもつながります。

セミナー参加は起業の不安解消におすすめ

起業時に不安を抱えることは、当たり前のことであり、誰もが避けられない道です。金銭的な不安を筆頭に、ビジネス上のトラブルや事業の将来性など、行動するごとに不安は増加していきます。

不安解消に上記の方法をぜひ試してみてください。また、起業を決めたあとは、迷わずに進んでいくことが大切です。

本記事で解説した、起業に際しての不安解消方法や、お金の不安を和らげる方法を参考にしながら、起業に向けて進んでいきましょう。

具体的な事業計画の相談や、同じような不安を抱える起業家と交友を深めながら不安解消したい方などは、セミナーの参加を検討されてみてはいかがでしょうか。

執筆者プロフィール:ドリームゲート事務局 月見里

ドリームゲートは経済産業省の後援を受けて2003年4月に発足した日本最大級の起業支援プラットフォームです。
運営:株式会社プロジェクトニッポン
Facebook | Twitter

 

 

起業、経営ノウハウが詰まったツールのすべてが、
ここにあります。

無料で始める