イベントトップに戻る

大挑戦者祭2005 レポート

開催日:2005年2月11日(建国記念日)  会場:東京国際フォーラム

サプライズステージ

 
サプライズステージは、起業家を代表して株式会社ライブドア代表取締役社長兼最高責任者 堀江貴文氏とトップアスリートとの対談が行われました。 当日まで明かされなかったトップアスリートは、バルセロナオリンピック柔道71キログラム級金メダリスト、現在は全日本柔道連盟女子強化コーチを務められ る古賀稔彦氏でした。日頃よりライブドアを世界一の企業にすると公言されている堀江氏と、柔道世界一の経験を持つ古賀氏に、「世界一」について語っていた だきます。
野村 堀江さんはメディアでよく「ライブドアを世界一の企業にする」とおっしゃられていますが、具体的にはどうお考えでしょうか?

堀江氏 極めてシンプルです。時価総額と営業利益を世界最大級の規模にすることです。現在、世界一の企業の時価総額は約50兆円。弊社は今3000億円くらい(当時)ですので、130倍にしたらいいかなあと考えています。
野村 筋道は既に見えていらっしゃる?
堀江氏 創業時の資本金600万円から見ると今既に、100倍以上になっていますから。むろん、単純計算で済むものではありませんが、あと10年あれば可能かもしれないと考えています。
野村 古賀さんはバルセロナオリンピックで金メダルを取られていますが、メダル獲得の前と後で何か変わられましたか?
古賀氏 世界一を目指す過程では常に「挑戦」ということが念頭にありましたが、いざ世界一になってみると、「負けてはいけない」「世界一に相応しい柔道をしないといけない」という意識にがんじがらめになってしまい、しばらく自分の柔道が出来なくなってしまいました。
野村 どうやって乗り切られたのでしょうか?
古賀氏 意識を変えました。「自分はトップの人間なんだから、新しいものを組み合わせて新しい自分のスタイルを作り出さないといけない」と開き直りました。すると、それまでの閉塞感が、自分に対する期待感に変わりました。自分の成長が努力した分だけ実感できて楽しかったですね。
堀江氏 会社にも同じことが言えると思います。日本一になった企業の多くが、その地位を護ろうと、保守的になり、ダメになっていきます。仮に違う分野でもいいから、新しい価値創造にチャレンジし続けないといけません。
野村 そのチャレンジへ駆り立てる原動力とは一体何なのでしょうか?
古賀氏 世界のトップを維持できる選手、たとえば、ヤワラちゃんや井上康生選手は、おそらく新しい自分に挑戦する緊張感と期待感に満ちた、一試合一試合の瞬間が好きなんです。その場に至るためにはやはり努力しないといけないからこそ、過酷な練習も続くのでしょう。
堀江氏 チャレンジし続けることは確かに苦しい。でも、努力して生み出した成果が、それまでの苦しみをはるかに上回る達成感をもたらしくれます。
野村 堀江さんはチャレンジするために起業されたのでしょうか?
堀江氏 そ うですね。インターネットに関わるには、当時は色々なしがらみもあり、起業せざるを得ませんでした。もののたとえですが、「豪華客船タイタニック号と自分 で漕ぐ小船のどちらに乗るか?」という選択肢で僕は小船の方を選んだわけです。小船だとタイタニック号に追いつき追いこすためのプランを考え、思いついた らすぐ実行できますが、タイタニック号だと梶一つ取るのにもコンセンサスが必要になりますよね。自分の意見をスムーズに通せて、進路やスピードを自分の意 思で決定できる小船のほうが僕には魅力的だったのです。
古賀氏 そ うですよね。ソウルオリンピックの前には、周囲の方がたくさんのありがたいアドバイスを下さいました。自分でも「この人たちの言うとおりにしないと、俺は チャンピオンになれない」という気持ちにいつの間にかなっていて、言われるがままになっていました。すると、いざ試合場に立ったとき、「自分のメンタルを どう保つか」「相手にどう立ち向かうか」など、肝心なことに気をくばるが余裕がありませんでした。常に自主的でなければ、本当の実力は付かないと、その時 になって実感しました。
いったんお二人の話が落ち着いたこの時、ステージ脇よりボブ・サップ氏が登場。ボブ・サップ氏は「挑戦者」たちを応援しようと会場内を周られていました。 ボブ・サップ氏は「僕も大挑戦者祭で、自分のビジネスをやる方法を勉強したいとやって来ました」と、ご自分でも「起業」に挑戦する意思を表明。そのまま堀 江氏、古賀氏、ボブ・サップ氏の3人が並んでのフォトセッションの流れとなりました。
古賀氏 ボブ・サップ選手は大きいですね。僕も昔、無差別級に出場して、自分より大きい人とも戦いました。大きい人との試合は同じ階級の選手同士でやるのとは違う世界を実感できますから面白いですよ。試合の流れも自分の気持ち一つで変わりますから。
堀江氏 ビ ジネスの世界はもともと無差別級みたいなものですよ。僕の会社も最初は3人で、アリみたいなものでした。それでも、象みたいな会社と張り合って、時には勝 てることもありました。まあ、戦いを挑んでいるつもりはないのですが。たとえば制度が変わって何か新しい事業ができるようになると、企業の大小に関わらず そこにはチャンスが生まれます。でも、そのチャンスを掴むには企業として何かしら変化していなければダメ。得てして大企業はその大きさゆえに変化ができな かったり、また変化に時間がかかったりします。だから、アリが象に勝つこともあるんです。
野村 最後にみなさんにメッセージをお願いします。
古賀氏 今、 私は子供に柔道を教える機会が多いのですが、人間の個性というものはすごいものです。その人にしかない才能が必ず存在します。会場の皆さん。自分にも何か しらの才能があることを自覚して、どう引き出していくかを考えてみてください。これは柔道の考えのようですが、ビジネスにも通じると思います。
堀江氏 「起業はリスキーだ」と思われる方が多いと思いますが、倒産法などや自己破産法などがあり、最低限、家と食べるお金は残せます。命まで取られる事はありません。仮に失敗して「0」、成功したら無限大だったら、やらないほうが損ですよね? だから、僕は起業しました。
皆さんも、明日にでもぜひ起業しましょう。

前のページに戻る


メインステージ オープニングイベント

経済産業大臣 中川昭一氏特別講演、チャレンジャー ボブ・サップ氏登場!
基調講演:グッドウィル・グループ株式会社 折口雅博氏

≫詳細はこちら

メインステージ サプライズステージ

永遠のチャレンジャー やるなら世界一を。私の挑戦心を駆り立てるもの。
[株式会社ライブドア 堀江貴文氏]×[全日本柔道連盟女子強化コーチ 古賀稔彦氏]

≫詳細はこちら

メインステージ スペシャルセッション

起業への第一歩をどう踏み出すか。~ 起業家 BEFORE & AFTER ~
[株式会社サイバーエージェント 藤田晋氏]×[株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ 野尻佳孝氏]

≫詳細はこちら

メインステージ DREAM GATE for student

学生が秘めた無限の可能性が新たな時代を創り出す。
株式会社オプト 鉢嶺登氏、株式会社ネクシィーズ 近藤太香巳氏、インターン1、2期生

≫詳細はこちら

起業・独立講座

パネルディスカッション

会社員から起業
株式会社バルチック・システム 吉野幸則氏/株式会社ペリエ 和田裕美氏/株式会社ペンシル 覚田義明氏/コーディネーター:有限会社かほり堂 山口俊介氏
社会起業家としての起業
株式会社いろどり 横石知二氏/株式会社キューペット 横井朋幸氏/株式会社ユー企画 大塚真実氏/コーディネーター:NPO法人ETIC. 宮城治男氏
女性起業
株式会社カフェグローブ・ドット・コム 矢野貴久子氏/株式会社ナビット 福井泰代氏/株式会社メディセフ 井崎孝映氏/コーディネーター:株式会社花形商品研究所 西 樹氏
ネットで独立
アイランド株式会社 粟飯原 理咲氏/株式会社アナザーブレイン 久田智之氏/株式会社クララオンライン 家本賢太郎氏/コーディネーター:株式会社ライブレボリューション 増永寛之氏
学生から起業
オイシックス株式会社 高島宏平氏/株式会社ドリームキャリア 植島幹九郎氏/株式会社ゆめみ 片岡俊行氏/コーディネーター:株式会社ムーサ・ドットコム 出雲 充氏
一円起業
有限会社クレース・プランナーズ 正門律子氏/サポタント株式会社 床 美幸氏/有限会社ディナーラッシュ 木下三郎氏/コーディネーター:株式会社タンク 増田紀彦氏
フリーターから起業
株式会社エムビーエス 山本貴士氏/株式会社オリエンタルダイニングアンドリゾーツ 尾崎友俐氏/株式会社デジタルストリート 今泉隆照・毅彦氏/コーディネーター:株式会社リクルート 渡辺一正氏
カフェで独立
有限会社クリアール 藤代 聡氏/有限会社マザーズ・インク 武藤ゆうき氏/コーディネーター:商業環境研究所 入江直之氏/ゲストスピーチ:株式会社バルニバービ 佐藤裕久氏