起業・経営FAQ:介護タクシー事業を始めるにあたっての懸念点、ノウハウの集め方などを教えてください。

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

課題・悩み

元々、運送業でトラックドライバーをしていました。しかし体力的に仕事を続けることが難しく仕事を辞めることにしました。

退職金、ドライバーとしての経験を用いて介護タクシー事業を始めたいと考えています。

介護タクシー事業を始めるにあたって、どのようにノウハウを集めればいいのか、懸念点等がありましたら教えてください。

また、介護タクシー事業を開業営業指導しているNPO法人によると開業時に最低2.5人以上の人数が必要・契約金が150万円・上位資格(介護職員実務者研修・初任者研修)が必須なようです。

回答:まずはNPO法人で介護タクシーの送迎員としてノウハウを積む方が良いでしょう。

この質問への回答者

山崎 大地(やまさき だいち) / Earthコンサルティング株式会社
大手物流会社からベンチャー企業を経て、国会議員秘書へ。起業から創業初期段階のよろず相談に乗ってもらえます。補助金・助成金申請サポートなども得意です。

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懸念点は大まかに4点あります。

  1. 基本的には、NPO法人の職員として介護タクシーの送迎員としてノウハウを積む方が良いと考えます。そこで、ご自身に合う、合わないを判断される事をお勧めします。
  2. 介護事業を取り扱うNPO法人は多くありますが、実際に介護タクシー事業を扱っているか、どの程度ノウハウがあるのか不明なので、説明会やNPO法人の活動を確認しましょう。
  3. 現在、介護タクシーも儲かる法人と、そうでない法人が明確に分かれており競争が無いわけではありません。また、荷主(利用者)が限られるため、地域によっては先行する法人が独占状態というのもあります。
  4. 質問者様もお気づきのように、他の有資格者(介護職員)が必要かつ、車両だけなく職員人件費、ご自身の給与も含め、初年度だけでも1,000万円程度の開業・運転資金が必要になると思われます。

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