独立するさいに「営業秘密は守ってほしい」と言われましたが、どういうことでしょうか?

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

課題・悩み

現在の会社を辞めて、今までの経験や知識を活かして独立したいと考えています。会社を辞めるさいに、「営業秘密は守ってほしい」と言われました。この営業秘密とはどのような意味でしょうか?

 

回答:営業秘密とは、不正競争防止法上の概念です。

この質問への回答者

高橋 聡(たかはし さとし) / 高橋聡公認会計士・税理士・社労士・診断士事務所
時には厳しいが、的確なアドバイスを頂ける頼れる専門家の方です。創業から株式公開まで、企業の成長段階ごとに合ったアドバイスを頂く事が出来ます。

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詳しくは下記をご確認下さい。 https://www.meti.go.jp/policy/economy/chizai/chiteki/trade-secret.html

ポイントは ・有用性 ・秘密管理性 ・非公知性 の3要件を満たすか否かです。営業秘密に該当すれば、これを利用して自己の利益を図ったり、元の会社に損害を与えたりすることがあれば、不正競争防止法違反を問われる可能性があります。

いっぽう、こちらから営業を掛けずに、先方から取引を持ち掛けられたということであれば、不正競争防止法違反にはならないでしょう。

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