起業・経営FAQ:チェーンの加盟店として本社に提案するにはどのような考慮が必要ですか?

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

課題・悩み

私は、会社において常に求められるのは改善だと考えています。
私が加盟する洋菓子チェーンでも、販売現場から見て改善した方が良いと思うことが多々あります。加盟店として、建設的な業務改善提案を行う場合、どのようなことに考慮して提案を行えばよいでしょうか。

回答

私はフランチャイズチェーンを運営する「本部」側に長くいた経験があるのですが、フランチャイズチェーンのビジネススキームは、「可能な 限りの全体最適化」を目的に設計されているため、個々のチェーン店に当てはめた時に店舗オペレーション上の不具合を招くことが多々あります。

ただ、「全体最適化」を維持するという前提があるため、個々の提案は素晴らしいものであったとしても、中々反映されないというようなことが起こってしまいます。
その中で提案を行い、改善項目として議論のテーブルに上げるためには、以下の視点をもって提案内容を練り上げる必要があると思います。

・提案の内容は、「本部の利益」、「加盟店の利益」両方に対して良い結果を得られる可能性があるものかどうか
・「全体最適化」という視点で考えた場合、チェーン全体に対してポジティブな結果をもたらす提案かどうか
・小規模なスケールでのトライアルが可能であり、成果が見込める場合に全体にスムーズに移行するようなことが可能な提案かどうか

上記のような考え方のもと、チェーン全体の利益となる提案である場合には、然るべき人に対し、その提案内容を具体的にお話しする機会を得ることが大切です。
担当SVに対してお話をしても、上に上がっていないと感じられる場合は、さまざまなオーナー会議等の機会を通じて、ご提案内容に直接かかわっていると考えられる部署の方にお話をする機会を得ることが大切と思います。

大きな組織の業務フローを改善、改革していくには時間と根気が必要です。
一番良いのは上記の3つの視点を満たしている提案であるなら、○○様のお店でその改善提案の内容をトライアルさせてもらえるようにすることでしょう。

その上で可視化された成果を導き出せれば、全体に対して改善が行われる可能性はあります。
このあたりも各チェーンの考え方により、加盟店に対して許容する自由度の部分はさまざまですので、現段階では可能なお話かどうかはわからないですが、以上のような考え方をもって根気強く提案を行うことが大切です。

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