AI時代、管理職の仕事はなくなるのか ドリームゲートアドバイザー・阿部重利氏が考えた「これからの管理職」

この記事は専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

AIに仕事を任せる。

少し前までは、どこか未来の話のように聞こえた言葉です。

ところが今では、文章を作ったり、資料をまとめたり、情報を整理したり。日々の仕事の中でAIを使う場面は、珍しいものではなくなりました。

これまで人が時間をかけていた仕事を、AIが短時間でこなしてしまう。

仕事のやり方が変われば、当然、働く人に求められる役割も変わっていきます。

では、管理職はどうでしょうか。

仕事を効率よく進めること。

数字を管理すること。

部下に指示を出すこと。

そうした仕事の一部も、AIによって効率化されていくかもしれません。

今回は、ドリームゲートアドバイザー・阿部重利氏の著書『AI時代に生き残る管理職
できる管理職は「5つの顔」を使い分ける』(三和書籍)を通じて、AI時代の管理職に求められる役割とその重要性について解説いたします。

本書のテーマは、AIの使い方そのものではありません。 AI時代に、人を率いる立場の人には何が求められるのかを解説しています。
管理職に限らず、これから起業し、人を雇う方にも役立つ一冊となっております。

「管理職=リーダー」ではない

管理職と聞いて、まず思い浮かぶのは「リーダー」かもしれません。

チームの先頭に立ち、方向を示す。

もちろん、それも管理職の大切な役割です。

ただ、実際の仕事では、それだけでは済みません。

部下の相談に乗ることもある。

仕事の進め方を一緒に考えることもある。

上司や経営者の方針を受けて、チームに伝えることもある。

場合によっては、自分自身が現場の仕事を担うこともある。

つまり、管理職は一日の中でも、さまざまな役割を行き来しています。

阿部氏が本書で取り上げているのが、そんな管理職の「5つの顔」です。

・リーダー

・マネージャー

・フォロワー

・コーチ

・プレーヤー

この中で、少し意外に感じるのが「フォロワー」ではないでしょうか。

管理職なのに、フォロワー。

しかし、阿部氏が示すのは、常に自分が前に立つことだけが管理職の役割ではないという考え方です。

部下の取り組みを支え、ときにはその横に並んで伴走しながら励ます。

そんな役割も、組織の中では必要になります。

思い返してみると、仕事をしていて「この人が上司でよかった」と感じた瞬間は、必ずしも上司が先頭に立って引っ張ってくれたときだけではないかもしれません。

・話を聞いてくれたとき。

・任せてくれたとき。

・失敗したときに支えてくれたとき。

管理職には、そうした「前に出ない仕事」もあります。

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AIにはできない「人」の仕事

AIは、情報を整理することができます。文章を作ることもできます。データを分析し、仕事の進め方を効率化することもできます。

では、人にしかできないことは何でしょうか。

阿部氏が本書で向き合っているのは、まさにその部分です。

本書では「5つの顔」に加えて、

・コミュニケーション力

・管理職としての仕事の優先順位づけ

・顧客本位と理念の追求

といった、管理職としての土台についても取り上げています。

AIが進化すればするほど、人間が「作業」をする時間は減っていくかもしれません。

その一方で、

「この人に任せて大丈夫だ」と思ってもらうこと。相手の話を聞くこと。チームの方向を示すこと。メンバーが力を発揮できる環境をつくること。

こうした仕事は、単純にAIへ置き換えられるものではありません。

だからこそ、AI時代の管理職には、これまでとは少し違った役割が求められるのではないか。

『AI時代に生き残る管理職』は、そんな視点から管理職という仕事を見つめ直した一冊です。

この本は、これから人を雇う経営者にも関係がある

「管理職の話なら、会社員向けの本なのでは?」と思われるかもしれませんが、起業家にとっても決して遠い話ではありません。

事業が軌道に乗り、最初の社員を採用したとき、経営者の仕事は大きく変わります。それまでは自分が動けば仕事が進みましたが、人が増えればそうはいきません。

自分ですべてをこなすのではなく、仕事を任せて見守り、困っているメンバーがいれば支える。会社としてどこへ向かうのかを伝えながら、ときには自ら現場に戻ることもあるでしょう。

経営者もまた、いくつもの「顔」を使い分けながら組織をつくっていく存在なのです。特に社員数がまだ少ない会社では、経営者一人がリーダーであり、マネージャーであり、フォロワーであり、コーチであり、プレーヤーでもあります。

「人を雇ったら、どうマネジメントすればいいのか」「社員にどう接すれば、もっと力を発揮してもらえるのか」と考え始めた経営者にとっても、本書は自身の役割を見直すきっかけになるはずです。

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「これからの管理職」を考える一冊

AIによって、仕事はこれからも変わっていくでしょう。

そのとき、管理職に求められるものも変わっていくはずです。

ただ、どれだけテクノロジーが進んでも、会社は人の集まりです。

・誰と働くのか。

・どう関わるのか。

・何を目指すのか。

そして、一人ひとりの力をどう引き出していくのか。

『AI時代に生き残る管理職』は、そうしたことを改めて考えるきっかけになる本です。

管理職として働いている人はもちろん、これから管理職になる人。

そして、これから人を雇い、組織をつくっていこうとしている経営者。

「自分は、どんな管理職・経営者になりたいのか」

そんなことを考えるタイミングで、手に取ってみてはいかがでしょうか。

■著者・阿部重利氏について

阿部重利氏は、1963年神奈川県生まれ。國學院大学法学部を卒業後、大手金融機関に入社。その後独立し、企業コンサルティングや講演・研修などを行ってきました。

現在は、経営コンサルタント、ビジネスコーチ、CFP®、キャリアカウンセラー、ワークライフバランスコンサルタントなどとして活動しています。

企業の経営や組織づくり、人材育成に携わってきた阿部氏ならではの視点が、本書の「5つの顔」にも表れています。

著書には『コモディティ投資入門』『実践ワーク・ライフ・ハピネス』などがあります。

DreamGateでは、アドバイザーとして、ビジネスコーチング、社員教育、組織力向上、経営計画策定などの相談に対応しています。

経営をしていると、事業そのものだけではなく、

「社員とのコミュニケーションがうまくいかない」

「人を採用したけれど、どう育てればいいかわからない」

「組織が大きくなって、自分一人では回らなくなってきた」

といった悩みも出てきます。

そんなときは、一人で抱え込まず、専門家に相談してみるのも一つの方法です。

▼ 阿部重利氏のプロフィール・相談はこちら

阿部重利氏のプロフィール・相談ページ

(リンク:https://profile.dreamgate.gr.jp/consul/pro/humaneconsul)

■書籍情報

『AI時代に生き残る管理職 できる管理職は「5つの顔」を使い分ける』

著者:阿部 重利

出版社:三和書籍

判型:四六判

定価:1,980円(税込)

ISBN:978-4-86251-669-5

▼ 『AI時代に生き残る管理職』を読む

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(リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/4862516696)

執筆者プロフィール:ドリームゲート事務局

ドリームゲートは、経済産業省後援のもと2003年に誕生した日本最大級の起業支援プラットフォームです。起業アイデアの整理から事業計画書作成、資金調達・融資支援まで、実務経験豊富な専門家が起業家一人ひとりの課題に寄り添い、実現までをサポートします。(運営:株式会社プロジェクトニッポン)
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