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15万ダウンロードを超えた人気の実用アプリ。駐車場検索サービスPPPark!( ピーピーパーク)

執筆者:ドリームゲート事務局
更新日:2013年10月01日

目的地周辺にある駐車場の最安値が検索できるという便利なアプリ 展開している事業内容・特徴

 pppark1車での移動の時、絶対に気にしなくてはならないのが駐車場。もちろんどこに駐車場があるか、ということも重要だが、それと同じくらい気になるのが駐車料金。ドライバーの方はよくご存じだと思うが、駐車場の料金というのは同じエリアにあっても大きく違う。車を停めた後、少し先で数百円も安い駐車場を見つけた時の悔しさといったらかなりのものだ。

この悔しさを事前に防いでくれるのが、駐車場検索サービスアプリ「PPPark!( ピーピーパーク)」。

使い方はきわめて簡単。アプリを起動し、右下の「Search」ボタンをタップするだけで、現在地周辺の駐車場の場所が地図上で表示される。その際、駐車場の位置を表すピンに、現在時刻から30分間の駐車料金の安い順に番号が振られるので、一瞬で付近の最安値の駐車場を見つけることが可能だ。「List」ボタンをタップすると、付近の駐車場の料金、現在地からの直線距離、名前が価格の安い順に一覧表示される。各駐車場の名前や位置をタップすると、住所や営業時間、料金設定などの詳しい情報を見ることができる。向かう駐車場を決めたら、Googleマップなどのナビで道案内をしてもらうことも可能だ。

PPPark! のさらに優れた特徴は、「入庫日時」と「駐車時間」を設定して検索ができること。最大1週間後までの日時で、入庫日時、駐車時間共に10分刻みの設定で検索が可能だ。閉店中の駐車場は除外され、一日最大料金などの割引料金も反映されるため、実際の支払金額に限りなく近い検索結果を得ることができる。また、住所や駅名などを入力すれば、現在地周辺以外の駐車場でも検索することが可能になっている。試しに東京銀座周辺で日曜の夜19時~22時の3時間駐車する設定で検索してみたところ、最安値1,200円、最高値4,500円という結果に。改めて比較してみると駐車金額の差の大きさに驚くはずだ。

2011年12月にリリースされたAndroid版アプリは実に15万ダウンロードを超え、ドコモのdマーケット「アプリ&レビュー」の2012年下半期アプリランキングで第2位に輝いた。週末の行楽地巡りやビジネスマンの営業回りなどに役立つと好評で、2013年7月25日には待望のi Phone版アプリをリリース。さらに多くのユーザーがPPPark! で最安値の駐車場を探すことが可能になった。

手品のネタをネットで売り始めたのが起業のきっかけ。『不便なことを解決したい』がいつも発想のスタート地点。 ビジネスアイデア発想のきっかけ

pppark2PPPark! の開発を手掛けているのは株式会社interes。代表の増尾訓之氏は10年以上ウェブ業界一筋でキャリアを積んできた人物だが、ウェブ業界入りのきっかけが面白い。「大学時代、手品が流行っていたので、手品のネタを動画で撮影してオンラインで販売するというビジネスを立ち上げたんです。もうびっくりする位よく売れて、大学時代が今までの人生で一番リッチだった時期です(笑)その時に、誰もやっていないことをやれば、一瞬で広まって多くの人に喜んでもらえるというウェブサービスの面白さに惹かれ、この業界に入りました」とのことだ。

増尾氏のアイディアは、いつも自分や身近な人の不便をなんとか解消できないか、と考えることからスタートする。ジャンルを問わず何かを工夫して問題を解決することが好きな増尾氏は、四六時中考えを巡らせていることが多いという。しかし、思いついたらすぐに開発を始めるわけではない。どんな場合でもアイディアを「熟成」させるのが増尾氏のモットー。「アイディアを思いついた時には『これ絶対面白い!』と熱が上がってしまっている状態。なのでメモだけ残して完全に忘れるまで寝かせ、他人が書いたメモ位の感覚になってから読み返すんです。それでも面白い、と思ったらそこで初めて開発に取り掛かります」。

PPPark! も増尾氏自身の不便を解消したいという思いから生まれたサービス。駐車場を探してウロウロする手間を省きたい、近くにある安い駐車場を簡単に探したいという思いから、駐車場の検索サービスに目を付けた。しかし、ガラケー時代には情報検索に限界があったため、そのまま眠らせていた。それがスマートフォンの登場でボトルネックが解消された為、昔のアイディアを掘り出して具現化した形だ。

手間のかかる料金のシュミレーションが最大の売り 将来への展望

 PPPark! の一番の売りは、付近の駐車場の最安値が検索できること。PPPark! 以前にも駐車場を検索できるサービスはいくつか存在していたが、料金に関する部分は文章での情報になってしまう。たとえば「平日は10分100円、土日は10分150円。ただし一日最大1500円」といった具合だ。文章の書き方は各駐車場会社によっても大きく異なるので、単純比較することが難しい。ユーザーが実際に知りたい「この近くの駐車場で、今から1時間駐車した時に一番安いところはどこ?」という問いに応えられるサービスは存在していなかった。

 このニーズに応えるべく、PPPark! ではバラバラな文章情報を一定のフォーマットに落とし込んでデータ化し、駐車料金の検索、比較を可能にした。この料金検索はPPPark! の一番の強みであると同時に、一番手間のかかる部分でもある。というのも、多種多様な文章で書かれた料金情報は一瞬でデータ化できる訳ではない。プログラミングで自動的にデータ化できるのは約7割。残りの3割の部分はほとんどが手作業だ。「ここの駐車場チェーンは文章の書き方にこのような特徴があるから、こういう場合はこのように設定しよう」と一つ一つ設定し、地道にデータ化していっているのだ。

 「料金情報のデータ化は想像以上に大変でした」と増尾氏は苦笑いするが、その大変さ、煩雑さが他社の参入障壁になっている面もあり、それに真摯に立ち向かったことがPPPark! 成功の要因だと言えるだろう。

将来への展望

世界規模のサービスを目指して、新たな不便解消アプリの開発を

 現在PPPark! に反映されている駐車場情報の多くは、インターネット上で公開されている情報を取り込んでデータ化したものだ。増尾氏が今後力を入れていこうと考えているのは、駐車場を運営している事業者から直接情報を取得すること。既に数社の事業者と提携し、情報の提供を受けている。

また、一言で駐車場といっても、その実態は様々だ。大手チェーン系の駐車場だけでなく、月極駐車場のうち数台分を開放しているところや、管理人が常駐して有人で管理を行っている駐車場もある。将来的にはそのような個人経営の小規模の駐車場もPPPark! 上に反映させるべく、東京や大阪など繁華街に関しては、調査員を雇って定期的に駐車場探しをしたり、ユーザーからの情報の投稿をデータベースに反映させることも検討中だ。

 情報の充実と共に、マネタイズ面での強化も推し進める予定でいる。現在は広告収入が大半を占めるが、今後は一部サービスを有料化する計画だ。また、カーナビ会社や地図製作会社などに情報を逆提供して収益を上げるというビジネスモデルも検討している。

 将来的にはジャンルを問わず新しいアプリ事業をどんどん展開していく予定で、既に複数のアプリの開発が進行中だ。「最終的には『このサービスって日本企業がやっていたの!?」と思われる位、グローバル規模で世界中のユーザーに浸透するようなサービスを作りたいですね」と語る増尾氏。どんな時でも熟考し、真摯に向かいあう姿勢で、これからも日々の不便を解消するような新しいサービスを生み出してくれることだろう。

株式会社interes
代表者:増尾 訓之
設立:2006年10月2日 URL:http://www.pppark.com/sp/
事業内容:
アプリ、ウェブサービスの企画、開発、運営事業

当記事の内容は 2013/10/1 時点のもので、該当のサービス内容が変わっていたり、サービス自体が停止している場合もございますので、あらかじめご了承ください。

この記事の執筆者

ドリームゲート事務局
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取材・文:ドリームゲート事務局 起業・開業・独立・ベンチャーの悩みに、専門家がお答えします。無料なのでお気軽にどうぞ。

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