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起業家密着! かばん持ちインターンシップ

社長プレゼンリポート2

いよいよこのインターンシップも、卒業が近づいてきた。それぞれ密着した起業家たちにあらかじめ与えられていたプレゼン内容を発表する時がきたのだ。起業家から学んだ情熱、仕事に対する思いなど、すべてを吸収した学生たちが最後の挑戦に挑む!

インデックスデジタル株式会社 代表取締役 谷井等氏
インターンシップ学生 墨健二くん

今回、墨君に与えられたテーマは、同社主力商品の一つ総合顧客管理システム「Synergy!」が、中国市場でどれだけ売れるのか、またどうすれば売れるようになるか調べよというもの。
今、中国マーケットは同社一番の関心事で、今後の必須重要テーマだ。 墨君は、まずCRMの基礎や商品知識を勉強。さらに、インターネットやメールを使い、中国のCRM研究専門家のブログを読んでメールを送るなど、関係する 各方面に問い合わせをして情報を収集した。途中設けられたブラッシュアップでは、「調べたことを言っているだけ」と酷評。「知りたいのは現状把握をした上 で売れるのかどうかの仮説なんだ」との要望に応えるべく、まとめなおしてこの日を迎えた。

当初、プレゼンは社長と二人会食をしながらの予定だったが、当取材を依頼したところ、会議室へ変更、プロジェクターまで用意してくださることに。前日変更 を聞き、急遽資料を作った墨君が不安げに佇んでいると、「言われたとおりにやるんじゃなくて、どういう風にすれば相手に一番伝わるか自分で戦略を立てない かんで」と檄が飛び、ぴんとした空気の中プレゼンはスタートした。

まず、中国にCRM市場が存在するのか、中国のIT事情を説明。中国のインターネットユーザーは1億人以上いることと、国内外競合他社が既に中国のCRM 事業に進出している現状から、中国にCRM市場は存在すると定義づけた。次に現在のユーザーとそのニーズを分析。主なユーザーは、流通、金融、電気など で、政府関係や教育業が増加中だそう。導入時一番重要視されるのは、価格、データマイニング、分析能力の機能の順となっており、何が求められているかを説 明。必死の形相で話す墨君の言葉に、谷井代表取締役は笑顔で強く相槌をし、自信を持って発表できる空気づくりをしてくださっていた。

続いて、売るならどこがいいのか。墨君が提案したのは、大手が進出している北京や上海ではなく、西安。中国の東部と西部をつなぐ物流中継地で、流通、金 融、交通などの要所であること。人口の中で学生が占める割合が北京や上海よりも多く、ハイテク区という特別区から大学への進学率が100%であることな ど、あらゆるところから集めた情報で深みを持たせた。さらに、売るための方法を導き出すには商品の強み弱みを知るべきとSynergy!を分析。「重点地 区は大手企業が参入しているので、ブランド力がないSynergy!が発達している都市では難しいのでは」と言いきった。

最終的に「西安で、価格を抑えたASP配信でデータマイニングや分析能力を充実させ、ピンポイントで各企業にあった販売や学生を顧客とした管理ツールとして勧めていけばSynergy!はヒットする」との仮説を打ち立て、15分の密度濃いプレゼンが終了した。

ほっとしたのもつかの間、今度は谷井代表取締役、さらに離れた席でプレゼンを聞いていたマーケティング部マネージャーの永澤氏から鋭い質問が続いた。

課金のリスクは?地域を限定する必要があるのか。中国では攻めの営業をしなくてはいけないのか?さらに、中国でのASP市場は?シェアレベルに限らずあるのかどうか?など続々出てくる質問に戸惑いながらも必死で答えていた。

お二人は、ASPという別の観点から入っていくことと、西安から始めるという切り口を絶賛。「プレゼンを受けての結論を一言で言うと、 “興味は持ったのでもう少し詳しく調査してくれ”かな」
さらに、墨君から年末年始中国へ検証旅行を行う計画が発表され、お二人も一緒に行こうかとの話まで出て大盛り上がり。密度の濃い質疑応答は約30分間以上続き、プレゼンは終了した。

プレゼンを終えて、墨君はこう語った。
「ブラッシュアップはダメ出しだらけでどうなるかと思いました。箇条書きでただデータを並べていたのを見て目次を作ってはとの助言をもらい、カテゴリー分けして、話に流れを持たせたことで、人に聞かせるプレゼンができた。そんな技術も学べました」
ただし、多くの質問に答えられなかったことは残念に思えて仕方がない様子。「でも、予想を上回る『おもしろい』との声はうれしかったです。あの後、『中国 進出に向けてレポートがほしい』というメールもいただきました。必ず中国へ行って検証し、仮説の進展を図り、僕なりの答えを提出したいと思います。

一方、谷井社長は墨君のプレゼンをこう振り返ってくれた。

「プレゼンは、ブラッシュアップ後かなりよくなりました。正直、最初は『大丈夫かな?』と不安になりましたが、本番ではびっくりするくらい情報を集め、彼 なりの考察をしていましたね。今後、墨君はじめ学生の皆さんは、あまり功利的にならず、頭で考えず、素直に、どのようにすれば人の役に立てるかを常に考え られる人間になってもらいたい。決して仕事やお金がすべてではない。人生の上で何が重要なのか、よく考えて生きてほしいと思います」

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