個人の信用情報が原因で、融資を断られることはありますか?

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

課題・悩み

コロナ禍による緊急融資を受けたいのですが、私個人の信用情報に不安があります。事業については日本政策投資銀行やセーフティネットのあっせん融資などの条件はすべて満たしており、問題ありません。納税も全て済ましています。

しかし、私個人での借入で焦げ付いているローンがあり、クレジットカードなどは作れない状況です。現時点でも未返済のものがあります。

やはり個人の信用情報に問題があると、融資は受けられないのでしょうか?

 

回答:ご自身のCICの情報を取得してみることをおすすめします。

この質問への回答者

上野 光夫(うえの みつお) / (株)エムエムコンサルティング
元日本政策金融公庫の融資課長として5000名以上の起業家を支援した上野アドバイザー。現在は、資金調達の専門家として活躍されております。融資を検討されている方にはうってつけのアドバイザーです。

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日本政策金融公庫や信用保証協会が利用している個人信用情報は、「CIC」です。今回の特別融資においても、CICは審査のポイントの一つとしてチェックされます。

ただ、信用情報に問題があるからといって、融資がNGになるとは限りません。問題の内容の程度によります。長期間未返済になっている借入の情報が掲載されていると、審査には通りにくいでしょう。しかし、全ての借入情報が出ているとは限りません。

ご自身のCICの情報を取得してみることをおすすめします。こちらの「自分の信用情報を確認」というメニューに、取得方法が書いてあります。 https://www.cic.co.jp/ 

 

また、もし日本政策金融公庫で融資が受けられなくても、信用保証協会のセーフティネット保証なら受けられる可能性があります(その逆もあります)。

なお、今後も金融機関からの融資を実現させるために、未完済の借入はなるべく早く終わらせることが重要です。

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