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思いを伝える社長挨拶文の作成サービス。
取材ライティングで悩める経営者をサポート

執筆者:本多 小百合  編集:菊池 徳行(ハイキックス)
更新日:2016年09月13日

社長挨拶文に特化した取材ライティング。
ホームページでの集客術もセットで提供 展開している事業の内容・特徴

20160913-1企業のホームページに、必ずといっていいほど掲載されている代表者挨拶。ビジネスにかける思いを伝えたい社長にとって、心のこもった挨拶文をつくりたいのはやまやまだが、多忙な実務のなかで挨拶文の作成にかけられる時間は少ないという社長をサポートしているのが、株式会社物語ライティングが提供する「代表挨拶文作成サービス」である。

同社には現在、社長インタビューを得意とするライターが23名在籍。取材をしたうえで、その社長にふさわしい書き方で代表挨拶の文案を作成する。北海道から沖縄まで全国各地に対応、年間約70人の社長挨拶文を作成している。

社長挨拶文でありがちなのが、期日に迫られて、どこかの会社の挨拶文を参考に無難な文章にまとめてしまうケース。「ホームページを訪れた人がほぼ必ず見るであろうページをありふれた文章で終わらせてしまってはもったいない。そこにこそ思いを込めてほしい」と同社代表の大隈明子氏は力説する。

物語ライティングによる社長挨拶文の特徴は2つ。まず、必ず経営理念が入っていること。そして、一人ひとり違う社長に合わせた文体・語り口調になっていること。顧客の8割は40代前後の創業社長で、共通する潜在ニーズとしては、経営理念が伝わる挨拶文を通じて、優秀な人材を獲得したいという思いがあるという。

「ホームページには『私が出るので電話してください』と書いていますので、お電話でご依頼くださることが多いんですね。そのときに、挨拶文を必要とされている背景までじっくりヒアリングします。お電話でお話しすると個性も掴めてきて、その方を表現するにはどんな見せ方がいいのかというイメージがわくんですね。ライターさんには、そうした方向性を伝えたうえで、取材に行ってもらっています」

社長挨拶文の作成は1件につき6万円だが、話すうちに、「一緒に求職者向けのメッセージを」「ホームページの文章作成も」、と依頼内容が増え、1社あたり平均10万円程度の受注になるという。物語ライティングのビジネス自体、ホームページからの集客だけで成り立っている。社長挨拶文の作成にとどまらず、自社の成功事例を紹介しながら、ホームページでの集客方法もアドバイスできる点が大きな強みだ。

挨拶文が欲しい社長はインターネット世代。
顧客名簿がターゲットを教えてくれた ビジネスアイディア発想のきっかけ

20160913-2物語ライティングという社名は、創業時の商品名に由来している。長年、留学専門誌のライターとして活躍してきた大隈氏はある時期から、仕事が激減したという。Webの一般化で紙媒体が減った影響だ。

「Web媒体にも書いていましたが、多くは自分がすり減ってしまうような低単価の仕事だったんです。ただただ締め切りに追われて、家庭でもイライラしてしまったりして。再就職も考えましたが、当時45歳でしたので、年齢的にも難しいかなと考えました。それで、起業を決めました」

どうせ起業するなら自分が一番好きな仕事を、と社長取材に特化することにした。そのときの商品名が「創業物語」だ。物語風に書けば読者の共感を得やすいのではないかと考えたという。ほかにも「営業物語」「結婚物語」「自分物語」と4種類の物語風の文章作成をサービス化した。

しかし、これらを方々で売り込んだが思うような反応はなかった。「唯一、受注できたのが「創業物語」でした。当初は60代の社長の利用を想定していましたが、改めて顧客名簿を眺めてみると、大半は40代前後の若い社長でした。しかも自身でもブログを書くなど、Webでの情報発信に抵抗がない世代の人たちだったんですね」。ならば彼らにターゲットを絞ろうと、ホームページを全面リニューアル。思いを表現できる社長挨拶が欲しい人を意識してつくり変えたところ、本当にそれを望む社長からのオーダーが次々と来るようになった。

取材を重ねるうちに発見もあった。「自身の苦労話も全面に出したい人とそうでない人に二極化するんです。熱い気持ちを伝えたい方と淡々とメッセージを伝えたい方とでは、書き方も変わってきます。型にはまった書き方はよくないですよとお話ししながら、自分が物語風という型にはまっていたことに気付きました」。文体は物語風でなくても、その社長にしかないストーリーはある。現在は、その人の魅力を最も引き出せる書き方で挨拶文を作成している。

実績が増え、社長専門を謳うようになったことで信頼も厚くなった。今では一切、営業はしておらず、ホームページを見て社長挨拶文の重要性を認識した社長から、毎週のように問い合わせがあるという。

自立できるライターを増やし100人体制に。
ビジネスマッチングなど新たなサポートも 将来の展望

来年2017年、物語ライティングは創業10周年を迎える。これまで、社長の経営理念や思いを十二分に反映した挨拶文を作成し、日本中の会社を元気にすることを目指してきた。そして、その夢を叶えるため、社長の思いを代弁するライターを全国100人体制にすることを目標としてきた。

2016年時点で、社長取材を得意とするプロの物語ライターは23名。これに加え、現在はプロフィール作成専門のライターを養成している。プロフィール文も自分をアピールする格好の場でありながら、社長挨拶文と同様、自分で書こうとするとなかなか難しいもの。自慢にはならず、かといってPRは怠らず、いいかたちで自分を紹介できるプロフィール文に対するニーズは多いのだ。

この秋には、プロフィールライター養成講座の第一期生達がデビューする予定。「自分の経験もあって、ライターさんには下請仕事ではなく、自分から提案営業できる力をつけてもらえたらと思っています。ライター100人という目標の実現に向けて、さらに加速していきたい」と大隈氏。

起業してから駆け抜けてきた9年の間に、社長挨拶文を含む文章作成でサポートした社長の数は300人を超えている。大隈氏の今後の展望のひとつは、彼らのビジネスマッチングのサポートだという。

「思いを伝える価値ある挨拶文を作成してほしいという方々は、業種こそ違いますが、どこか似ているところがあるようです。彼らに声をおかけして交流会を開いたところ、皆さん、すぐに意気投合されていました。これなら、一緒に仕事をしてもうまくいくだろうと思ったんです」

そこで、昨年から社長同士でつながってもらうために、これまでに物語ライティングを利用したお客さまの紹介を物語ライティングのホームページに掲載し始めた。この「物語のある社長紹介」と交流会の二本立てで、ビジネスマッチングの支援を目指す。日本中の社長の思いを世の中に伝えるには何をすべきか――次の10年に向けた新たな挑戦が始まっている。

株式会社物語ライティング
代表者:大隈 明子氏 設立:2007年10月
URL:http://www.storyinc.co.jp/ スタッフ数:1名(外部スタッフ23名)
事業内容:・社長挨拶文や代表メッセージの作成、お客さまの声やホームページ文案などの作成、セミナーの企画・運営・販売、webライティング企業研修

当記事の内容は 2016/09/13 時点のもので、該当のサービス内容が変わっていたり、サービス自体が停止している場合もございますので、あらかじめご了承ください。

この記事の執筆者

取材・文/本多 小百合  編集/菊池 徳行(ハイキックス)

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