就活生が抱える悩みを解消! 業界ごとの面接対策ができる「模擬面.com」

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執筆者: ドリームゲート事務局

過去10年、数万規模の面接の質問を業界ごとに分析。業界初のサービス 展開している事業内容・特徴

mogimen就職活動中の大学生にとって、最も対策を立てづらいのが面接だろう。どのような質問をされるのかわからず、しかも短時間での一発勝負。SPIテストや筆記試験が上出来だったとしても、会社によっては二次、三次と続く面接をうまくクリアしないと内定には至らない。

確かに、これまで全業界向けの一般的な面接対策のコンテンツは存在していた。しかし、多くの就活生が「それだけで対策を立てるのは困難」と考えている。なぜならば、「正解」が見えづらいからだ。今回は、実際に質問された面接の過去問題をもとに、業界ごとに的を絞って面接対策が立てられるサービスをご紹介する。株式会社BoAが提供する「模擬面.com」だ。

「模擬面.com」では、過去10年間に実際に出題された様々な業界・数万回規模の面接の過去問題を収集、集計、分析し、それらを業界ごとに分類して掲載。過去問題を業界別でまとめ、多数の問題を紹介する唯一のサービスだ。金融業界、通信業界、家電業界、アパレル業界など、業界を90分類し、総計1500問を掲載している。

面接の質問を閲覧するだけでなく、質問に対して自分が考えた回答を先輩に添削してもらう際の添削シートを出力することも可能。エントリーシート感覚で、実際に面接を“視える化”することができるのだ。

「模擬面.com」は2012年12月15日にリリース。リリース時の利用登録費は3000円だったが、2013年5月から、機能はそのままに完全無料化。無料化して以降、ユーザー数が毎月3倍の早さで増え続けているそうだ。

後輩たちが就活で苦しんでいる姿を目の当たりにして、力になりたいと思った ビジネスアイデア発想のきっかけ

株式会社BoAの代表を務める佐藤翔一氏は、大学時代に友人とフリーペーパーを発行する事業を営んでいた。特にやりたいことがあった訳ではない中で、自分で事業を行うことの楽しさを感じたという。この経験から、いずれは独立したいという思いが芽生えたという。

大学卒業後は、凸版印刷会社に就職し、CRMビジネスモデルのコンサルタント職に就いた。佐藤氏によると、当時の仕事は“人の感情を数値化する仕事”。どんなプロモーションに、どんなレスポンスがあるのか、量的・質的にすべて数字で管理し、そこから問題を探り、課題を挙げ、施策を行いながらPDCAを回す。佐藤氏はここで、「事象を数字で体系的にとらえる能力」を身に付けたという。

しかし佐藤氏は、次第に会社の仕事に物足りなさを感じるように。そこで、大学時代からの夢を叶えるため、2011年1月に独立。当時は特にやりたいビジネスが思いつかなかったが、「できることから始める」という思いで、凸版印刷会社での経験からクリエイティブディレクション事業をスタートした。

 独立後の現実は厳しいものだった。初年度の売り上げは、予測の約10分の1。午前中と夜中にアルバイトをして他のメンバーの給料を稼ぎ、午後は自分の会社の仕事をするという働きっぱなしの生活が続いた。

ちなみに佐藤氏がまだ会社員だった2008年のリーマンショック以降、後輩から就職活動の相談を受けることが多くなった。佐藤氏が就職した年は比較的売り手市場であって、自身も何社もの内定をもらっていた。そんな佐藤氏にアドバイスを求めようと、後輩が就活に関する相談をしてきたのだ。

「“就職難”は、ニュースなどで見て認識はしていた。しかし、自分の目の前に苦しんでいる思いをしている人がたくさんいるということを知り、この問題を解決したいと思った。今の自分に社会の大きな問題を解決する力はないが、目の前の人の問題を解決する方法は見つけたい。前職で身に付けた能力を生かしたデータベースをつくることを決めた」と佐藤氏は語る。

3カ月の自社開発期間を経て、2012年12月15日に「模擬面.com」をリリース。当初のビジネスモデルはBtoC。学生をターゲットに、利用登録費を3000円としてスタートした。3000円という金額は、学生が飲み会一回にかける金額とほぼ同じで、“飲み会一回の値段で就活の面接対策ができる”ことをウリにしたが、学生にとっての3000円は、佐藤氏が思っていた以上に重いものだった。

2013年5月1日、思い切って機能を一切変えずに完全無料化に踏み切った。すると、登録者数は月間ベースで約3倍増に加速した。ビジネスモデルはBtoBへと舵を切った。企業広告、就活生データの使い方提案、人材のマッチングなど、様々な商品化を検討している。

地域ごとに競い合えるクリエイティブの拠点をつくりたい 将来への展望

佐藤氏は、「身の回りの人間を大事にしたい」という思いを持って起業した。「家族を大事にしたいから、少なくとも孫の代まで面倒をみられる蓄えを」という思いでビジネスを始め、後輩を大事にしたいという思いで「模擬面.com」を始め、さらに、地域の人々を大事にしたいという思いで地域活性化の事業にも力を入れている。

しかし、地方の過疎地域には職が少なく、若者が住みたいと思える環境が整っていない。そこで現在考えているのが、それぞれの地域にクリエイティブの拠点を展開し、地域間で競い合えるような環境をつくっていくことだという。

例えば、千葉県はここ、神奈川県はここ、ベトナムのホーチミンはここというようにクリエイティブの拠点をつくり、そこに地元のクリエイターたちを集める。

行政などの支援も取り付けて地方拠点のクリエイターに流れる仕組みを確立させることで、地域の優秀なクリエイターが集まるようになり、加えて、地元企業は安価でいいクリエイティブを手に入れることができるようになる。ゆくゆくは、地域ごとに競い合える組織づくりへつなげていきたいと語る。

身近に隠れている課題を見つけ、周りの人を大事にしながらそれを改善していくというぶれない姿勢を持つ佐藤氏。今後はどのような動きを見せてくれるのだろうか。今後の株式会社BoAの活躍に期待したい。

株式会社BoA
代表者:佐藤 翔一 スタッフ数:3名
設立:2011年1月 URL:http://mogimen.jpn.com/
事業内容:
デザイン制作受託業務
広告・ECサイト運営業務
各種プロモーション企画業務
広告動画制作業務

当記事の内容は 2013/8/20 時点のもので、該当のサービス内容が変わっていたり、サービス自体が停止している場合もございますので、あらかじめご了承ください。