
この取組には、“雇用問題の解決策”としての側面もありますが、注目すべきは、女性の能力等を活かすことによって企業の“経営が向上する”という効果です。
(財)21世紀職業財団の「企業の女性活用と経営業績との関係に関する調査」によると、「女性を活かす取組を進めている企業は業績が拡大している」ということを示す結果が出ています。
しかし、残念なことに、企業では女性がまだまだ十分に活躍できていないのが現状です。経営者の皆さまの中には、女性従業員に活躍してもらいたいと思っているのに、どうすればよいかわからないで悩まれている方も多いのではないでしょうか。
そこで、悩める経営者の皆さまにぜひ読んでいただきたいのが、日本公庫の『経営Q&A』の「女性従業員を活かす接し方」編です。ここでは、男性と女性の脳の感性の違いに着目。感性の違いによって生じる職場での男女間の「すれ違い」を防止し、女性従業員のモチベーションを向上させる方法を、事例を交えてわかりやすく解説しています。
この解説内容を、今後の女性従業員を活かす取組のヒントにしていただき、より一層の経営向上を目指していただきたいと思います。