創業・起業者に役立つ情報をお届け!日本政策金融公庫とドリームゲートが起業者を応援します。

日本政策金融公庫 国民生活事業 ドリームゲートプラザ

DREAM GATE

目標をしっかり持つ

公開日:2013/10/31 最終更新日:2019/09/09

5f931e0770ccfb9f47856fb2a76299b3_s先日、飲食店を開業される方などを対象にしたセミナーに参加してきました。その中で講師の先生が話されていた、「ロケット理論」についてご紹介します。

「ロケット理論は」、経営計画に関する話題に時おり登場するので、既に耳にされた方もいらっしゃるかもしれません。「ロケット理論」と聞くと、化学反応のエネルギーがどういった物理的科学的な理論を想像するかもしれませんが、そうではありません。ロケットがなぜ月に行くことができたのかについて、目的を成し遂げるためには「人はどうすべきか?」という観点から、その理由を考えていったのが「ロケット理論」です。

人類は、なぜロケットで月に行くという目標を達成することができたのでしょうか? そう考えた場合に、次の3つの理由が考えられます。

1つ目の理由は、月に行くという「明確な目標があった」ということです。そもそも「月に行こう」と考えなければ、到底月に行くという結果にはつながりません。まして、一見荒唐無稽とも思われる「月に行こう」という思いを、実現不可能と決めつけるのではなく切に願うことが、ことを成し遂げるための原動力となるのです。

2つ目の理由は、月に行くまでの「綿密な計画が立てられていた」ということです。「月に行く」という切なる思いを現実のものとするために、何を行うべきかを一つ一つ実現可能な形で具体化することが、目標の実現につながります。月に行くためには何が必要なのか、その条件をクリアするためには何をしたらよいのか、誰が?、時間は?、費用は?、その方法は?など、緻密に組み上げられた実現可能な計画なくしては、目標達成は難しいでしょう。

3つ目の理由は、月に到達するまでの「軌道修正が的確であった」ということです。月に到着するまでの長い時間の中では、不測の事態も考えられ、必ずしも当初の計画通りにことが進むとは限りません。だから、逐次軌道の確認をして、少しでもずれた場合には、迅速で的確な軌道修正が必要となります。

新たに創業して事業を軌道に乗せていく場合も、ロケットで月に行くのと同じです。

経営者自身が熱い思いを持って、「月に行きたい」という「しっかりとした目標を示す」ことがまず大事です。そしてその目標の実現のためには、例えば自己資金はどのくらいで、融資をどれくらい受けるのか、どのくらいの運転資金が必要か、従業員は何人で、どのように事業を進めていくのかなど、「創業計画や中長期的な計画を具体的に立てる」ことが欠かせません。また、予想していなかったことが起こったとしても、「立てた計画をしっかりと管理し、必要に応じて軌道修正する」という余裕を持った姿勢で臨むことが、事業の継続を可能にするためにはとても大切です。

なかなかすべてを実践していくのは容易なことではありませんが、まずはしっかりとした目標を持ち続け、創業というロケットを見事に発射させてください。


カテゴリー

創業前に考えること
事例に学ぶ!創業成功の秘訣
融資に必須!創業計画書作成術
資金調達・資金繰りの手引き
事業に欠かせない35の秘訣
転ばぬ先の成長戦略