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DREAM GATE GRAND PRIX 2010 ファイナル

グランプリ2010ファイナルの様子

応募資格を創業準備段階から、会社設立3年目までに限定。そして、応募総数154件からグランプリファイナル(最終選考会)に勝ち進んだのは、厳選を潜り抜けた選ばれし7名の起業家たち。現役俳優、ケニア出身の起業家など、異色のプレゼンターも参戦した。彼らを迎え撃つのは、著名起業家7名で構成された審査委員。審査委員は各人7分間のプレゼン終了後、「資金提供」「販売協力」「業務提携」「オフィススペース提供」などの審査札を掲げ、直接支援に名乗りを挙げるという公開型マッチングも。このシーンに、会場は大いにわいた。そして、歴代5人目となる2010年のWinnerが決定。グランプリ賞金100万円と、栄えある栄冠を手にしたのは……。


プレゼンレポート

五十嵐 健祐氏
株式会社ブレイクスルーラボラトリー 五十嵐 健祐氏
事業プラン名:
高齢者向け在宅訪問クリニック「ホームクリニック」グループ展開事業
2025年の総医療費は、税収の2倍の80兆円になると予測されている。高齢化が進む日本では、高齢者医療は成長市場だ。実は、長期入院を強いられた高齢者の80%が自宅で過ごしたいと考えているが、在宅訪問診療を行うクリニックが希少なため、その願いがかなえられる高齢者は5%ほどと少ないという現実がある。さらに医療費負担額も、入院すると月45万円と高額だが、在宅訪問診療なら5万円で済むというメリットもある。私たちは、初期費用300万円、損益分岐点200万円(客単価5万円×40名)で開業・持続可能な、高齢者向け在宅訪問クリニック「ホームクリニック」を2009年夏、宮城県でスタートさせた。その後、千葉県、神奈川県、中国・大連と、現在4カ所で当事業を展開している。この事業の肝となる、医師獲得ツール「医師向けアルバイト紹介メディア(サイト)」を自社で立ち上げ、すでに全国で500名を超える協力医師の獲得にも成功している。このビジネスモデルをもって、日本中どこでも、高齢者が健康で安心して暮らせる地域社会の実現を目指す。2020年、日本全国300カ所のホームクリニックをグループ展開したい。

審査委員との質疑応答

真田氏:「志は素晴らしい。300拠点を目指すというが、参入障壁は?」
五十嵐氏:「まず、300万円という小資本開業できるモデルが参入障壁となると考えている。経営ノウハウを持っていない医師でもスムーズに運営できるスキームも強みだ」

池田氏:「当社も若手医師の確保に苦労している。どうやって実現するのか?」
五十嵐氏:「35歳以下の医師にアンケートを取ると、半数以上が地域医療にチャレンジしたいと答えている。また、当社のメディア事業により、すでに500人以上の医師を確保できている」

近藤氏:「現状の4拠点は、どのような経営体制か?」
五十嵐氏:「今のところ直営だ。スピードを高めていくために、将来的にはフランチャイズシステムの導入も検討したい」

審査委員7名の評価結果

資金提供検討 3

坂西 優氏
八楽株式会社 坂西 優氏
事業プラン名:
多言語の世界掲示板 ワールドジャンパー.NET
意思疎通率No.1のインターフェイスを搭載し、英語、日本語、アラビア語など、11言語に対応する自動翻訳機能がついた多言語のオンライン掲示板。それが「ワールドジャンパー.NET」。「言語の壁を超えて世界の人と話したい!」そんな世界中の人のニーズに応えるため、翻訳の質を売りにするのではなく、翻訳ミスも含めてその異文化コミュニケーション自体を楽しんでもらおうというアプローチでこのサイトを作成した。世界の人が母国語で投稿することで英語圏以外のマイナーな人たち同士を結びつけることを主とした、国際的に意義があるビジネスだと考えている。国際的なSNS(Facebook、MySpace)やローカルな掲示板(Craigslist、2ちゃんねる)はあるが、国際的な多言語掲示板は未だにない。「ワールドジャンパー.NET」を使ったテストの結果、アニメなど日本のサブカル商材のニーズが高いことがわかった。まずはEコマースに注力し、1年目3000万円、3年目に1億円の売り上げを目指す。世の翻訳ソフトがまだ完全ではない今から、コミュニケーションの楽しさを売りにして多言語掲示板に取り組むことで、世界一の国際コミュニケーションサイトとしてブランドを確立する。

審査委員との質疑応答

井上氏:「現状のユーザー数は? 難しい言葉でも翻訳できるか?」
坂西氏:「ユーザー数は数千人としかお応えできない。ユーザー本人が使えば使うほど翻訳データベースが精度を高める、統計翻訳を活用する。もちろん、その仕組み自体もどんどんブラッシュアップさせていく」

真田氏:「SNSではなく、掲示板を選んだのは?」
坂西氏:「SNSでは、自分と異なる国籍の人に最初にアプローチすることは少ない。しかし、掲示板なら誰でも表示された情報を見ることができる。そこで言語が翻訳されれば外国人との交流の障壁が取り除かれるため、当事業のコンセプトに合致していると考えた」

池田氏:「アニメでいくのは面白い。そのほかのマーケットはどうか?」
坂西氏:「当初は、旅行、留学、語学学校なども考えた。しかし、ワールドジャンパー.NETのユーザーの多くが飛びついたのがアニメだった。その結果、まずはアニメ商材のEコマースで勝負することを決定した」

審査委員7名の評価結果

資金提供検討 5名 業務提携 4

早川 周作氏
Community Labs Vietnam Co.,LTD 早川 周作氏
事業プラン名:
ベトナム発! 世界胃袋の見える化 プロジェクト!
私はベトナムで、レストランを経営している。GoogleやTwitter など、先進的な企業の出現により、世界の「脳」は少しずつ見えるようになってきた。しかし、人類の「腹」の中は、いっこうに見える気配すらない。地球をひとつの生命体として捉えた時、「脳」だけでなく、「腹」の中も見える化できたら、世界をぐっとひとつに近づけることができるのではないかと考えた。当事業のパートナーNgo Van Tau氏は、日本の大学の数学コンテストで1位になった経験も持つ優秀なプログラマー。私たちは、自社のレストランにて、オリジナルのPOSシステム「Open POS」を開発している。まず、お客さまが何を食べたのかを記録する。この注文履歴を、レシピデータとつなぎ、各食物の成分分析をすることで、栄養の偏りから、お勧めメニューまで自動生成する事ができるというもの。中小企業のレストランに対して、安価で使いやすく、高付加価値(集客機能など)の「Open POS」を提供していく。ベトナムでは、日本の8分の1の人件費でシステム開発することが可能だ。3年以内に国内外の6000店舗に「Open POS」を設置し、年商4000万円を目指す。そして2015年には、世界で7000万人の「胃袋データベース」の見える化を実現したい。

審査委員との質疑応答

真田氏:「既存のPOSに接続するのか? もしくはパソコンをPOSとして使うのか?」
早川氏:「WebベースのPOSなので、パソコンがベースとなる予定だ」

牧野氏:「飲食店も様々な業種、業態があるが、開発コストはいくらを見込んでいる?」
早川氏:「ベトナムで8人雇用して、3200万円と見込んでいる」
牧野氏:「その10倍はかかると思う」
早川氏:「大手企業ではなく、まずは中古のPOSを導入しているような中小企業を狙う。我々は勝機があると予測している」

真田氏:「無料でPOSを配布するとのことだが、収益はどこから得る?」
早川氏:「飲食店の規模に応じて、毎月のプラットフォーム利用料を徴収する。また、POSに付加価値の高いプロフェッショナルアカウントをつけており、その使用料は有料となる」

審査委員7名の評価結果

業務提携 2

小川 輝晃氏
PINSCLUB(ピンズクラブ) 小川 輝晃氏
事業プラン名:
ジャパン・シアターコミッション
17歳より俳優業を始め、「忍者戦隊カクレンジャー」では主役に。これまで舞台出演経験は120本を越え、ラジオの演劇番組のメインパーソナリティも6年努めてきた。そこで関わった多くの劇団や制作会社、さらには演劇情報誌カンフェティや演劇ブックなどという媒体との提携が可能。また、和太鼓集団とコラボレートして欧州8カ国のツアーを行うなど、舞台巡業のノウハウにも自信がある。今、国内には約3600の劇団が存在し、毎月1000公演ほどの舞台が開催されている。しかし、その多くが赤字に終わっている。映画のフィルムコミッションのように、小劇場で舞台興行を行う団体を地方に誘致・斡旋することで、地方の文化振興や観光振興に貢献、地域の活性化を図るための橋渡しを行っていきたい。様々な経費削減、文化庁・観光省・経済産業省からの助成、既存の演劇祭とタイアップなどを駆使して、安価で良質な舞台興行を実現する。収益は各劇団からの加盟登録料、公演毎のマージンなどで、1000劇団の加盟があれば、年間約9億円の収益が見込める計画だ。当面は北九州市、前橋市、長野市、瑞穂市などの地方で行われている演劇祭と連携しながらの展開を目指す。

審査委員との質疑応答

松田氏:「さすが、俳優! プレゼンが劇仕立てで最高に面白かった。俳優としての今の活動は?」
小川氏:「バイオハザード4など、人気ゲームのモーション担当を多くこなしている。会場の中にも、ゲームの中の私を殺した方がいるのではないか?(笑) また、吉本興業やフジテレビと付き合いがある。スタジオアルタで月1回、イベントを行っている」

近藤氏:「自分も昔、劇団に所属していたので親近感がある。正直、ビジネスモデルがよく理解できなかったが、まずは友だちになりたいと思った」
小川氏:「ありがとうございます(笑)」

審査委員7名の評価結果

資金提供検討 1名 業務提携 1

中村 創一郎氏
上海UMC貿易有限公司 中村 創一郎氏
事業プラン名:
レアメタル トレーディングサイト
レアメタル取引の場をインターネット上で提供する。資源価格の乱高下を予測するための情報提供、かつ中国からの売りに対しての与信調査を行う機能を備え、安心した取引を日本企業に提供する。将来的にはレアメタルを証券化し、レアメタル価格の乱高下をヘッジングし、安定した価格で取引を行うことを目指す。私自身、中国現地でレアメタルトレーダーを4年経験。中国のレアメタル会議にプレゼンテーターとして招聘された実績があり、日本におけるレアメタル識者として業界での認知度は高い。また、父は日本におけるレアメタル業界先駆者、アドバンストマテリアルジャパン社長・中村繁夫。彼が培ってきた中国、日本を中心とした世界中のレアメタル業界コネクションも利用可能だ。日本は世界一のレアメタル使用大国でありながら、世界一のレアメタル情報貧国でもある。現時点で同ビジネスモデルにおける競業他社は存在しない。しかし、将来的には潜在的な競合相手もいるため、スピードを重視し先行者としての利点を生かしたい。3年後の売上高 100億円、経常5億円、当期利益 3億円。本気で上場を目指している。

審査委員との質疑応答

鉢嶺氏:「すぐにでもかたちになりそうなビジネスモデルだが、グランプリに出場した意図はどこにあるのか?」
中村氏:「審査委員の皆さまにお会いしたかった。なので、プレゼンの最後に、審査委員7人の方にあてたメッセージを読ませていただいた。もう1点、2年先から在庫を持つビジネスモデルになると予想している。そのための出資を得ておきたいという理由もあった」

真田氏:「成長分野での挑戦ということがよくわかった。ビジネスモデルも良く描けていて、別段、質問が思い浮かばないほどだ。」
中村氏:「ありがとうございます。必ず、成功させてみせます」

審査委員7名の評価結果

資金提供検討 1名 業務提携 2名 販売協力 1

オデロ・ジェームス氏
株式会社さくらインベストメンツ オデロ・ジェームス氏
事業プラン名:
BOP市場に特化したオンライン即時決済システム
ケニアより、1998年に来日。名古屋工業大学にて都市計画を学び、本年3月に博士号取得見込である。当事業は、アフリカおよびアジア諸国のBOP市場(購買力平価ベースで年間所得が3000ドル未満の開発途上国の低所得者層、世界人口の約72%に相当する層)を対象としたサービスであり、既存システムとの連携と自動化された業務により、初期投資および経費を抑えた投下資本利益率が高いビジネスだ。たとえばケニアでは、高速バスを予約するために窓口で30分以上並ぶ必要がある。開発途上国では銀行口座の所有者が少なく、オンラインビジネスで主流のクレジットカード決済が活用できないためだ。しかし今、ケニアにおいて、英ボーダフォン社が銀行口座未保有者向けに、携帯電話を活用して貯金、送金、出金する機能(M-PESA)を開発・提供している。当社は普及するこの送金機能をオンライン商品と結びつけることで、SaaS型のビジネスモデルを発案。ケニア国内の高速バスオンライン予約システム(emanamba)を皮切りに社会認知度を高め、その後はBOP市場における標準的なオンライン決済システムとして、様々なシステムで利用できるよう発展させたい。

審査委員との質疑応答

真田氏:「携帯を活用する郵便為替のような仕組みと理解した。正しいか?」
ジェームス氏:「そのとおりだ。だが、今は料金決算までは至っておらず、バス会社に予約代行サービスを提供することで、売り上げの10%のマージンを得ている。航空会社も興味を示してくれている」

松田氏:「30年ほど前、セネガルで暮らしていたことがある。アフリカ市場での起業ということで、ぜひサポートしていきたい。あなたは当時の友人に良く似ている(笑)」
ジェームス氏:「ありがとうございます」

審査委員7名の評価結果

資金提供検討 2名 業務提携 1

鈴木 慶太氏
株式会社Kaien(カイエン) 鈴木 慶太氏
事業プラン名:
バグ潰しの切り札 ソフトウェアテストにアスペルガーの力を
アスペルガー症候群(知的障害のない自閉症)の方々が、社会に貢献する人間として生まれたことを証明するために全力を注いでいる。私の息子が自閉症であるほか、CTOは本人がアスペルガー症候群だ。国内の障害者雇用の法定雇用率である1.8%(全従業員数のうち雇用すべき障害者の割合)に達していない企業は60%。雇用率に達しない場合、1人当たり年間60万円の納付義務が生じる。しかし、障害者を雇用することで、雇用助成金として特定求職者雇用助成金100万~300万円、障害者雇用調整金月額2万7000円などが逆に国から支給される。自閉症については社会性の弱さなどマイナス面が強調されている。しかし、独創性や専門分野を究める強さを持つ。この自閉症の特質に合った職がソフトウェアのテストエンジニア。類似ビジネスモデルがデンマークにあり、大手企業を顧客に抱えて高品質ソフトウェア検証を提供している。当社は、検証工程を分離しやすいウォータフォール型主流の開発モデルや、障害者雇用や就労支援制度など日本の特殊事情をかんがみた新しいノウハウを導入し、アスペルガー症候群の方々に働きがいある職場を提供したい。

審査委員との質疑応答

牧野氏:「当社も多くの障害者を雇用しているのでとても興味深い。当社は今年から品質管理部門を強化しているので、そちらで採用を検討したい。日本の工業品の精度は高いが、ソフトウェアはいまひとつ。これからもテストマーケットは拡大していくと思う。すぐにでも話を伺いたい」
鈴木氏:「ありがとうございます。すでに、NTTグループで当社のモデル検証が始まっている。また、100人強のアルペルガー症候群とのネットワークもでき上がった」

井上氏:「ネットビジネスには親和性があると思う。業界がこぞって採用を推進していくべき。アスペルガー症候群の方々は、マネジメントの難しさがあるか?」
鈴木氏:「やはりワーキングメモリー(作業記憶)が少ない。しかし、テキスト情報でしっかりオーダーを伝えるなどすれば問題ない。正確性へのこだわりが強いので、先が予測しづらいオーダーは避けたほうが良い」

審査委員7名の評価結果

資金提供検討 2名 業務提携 2名 販売協力 1

Winner

Winner 八楽株式会社 坂西 優氏
八楽株式会社 坂西 優氏
プラン名:多言語の世界掲示板 ワールドジャンパー.NET
とても嬉しいです。今が一番緊張しています。Winnerに選んでいただき、本当にありがとうございました。会場にスタッフが来てくれています。マーケティング担当のエミリオさん、CTOの渡口さん、これからもよろしく頼みます。賞金の100万円が手に入ったら、協力いただいた方々に日本酒をふるまうことを決めていました(笑)。翻訳の質向上を目指し、完璧ではないなりに楽しんでいただける仕組みへと、どんどんブラッシュアップしていきます。日本のサブカル、スポーツ、旅行など、使用言語が異なる世界の人々が共通の話題で相互理解を深める「ワールドジャンパー.NET」を、これからも応援してください。

審査委員 牧野 正幸氏
審査委員 牧野 正幸氏からWinnerへのメッセージ
今年も非常に素晴らしい事業プランがそろいました。ただ、少し残念だったのが、社会が「あっと驚く」ような、プレゼンがなかったことです。社会にどれだけ大きなインパクトを与えられるかが、ベンチャーの存在意義ですからね。選考会では最後まで議論が繰り広げられましたが、そこに一番近かったのが、坂西さんの「ワールドジャンパー.NET」だったという結論です。坂西さん、本当におめでとうございます。
審査委員からの総評
池田 弘 氏

NSGグループ 代表 株式会社アルビレックス新潟 取締役会長 池田 弘 氏

とにかく、すべてのプランのレベルが高かった。これからの日本の発展を考えると、とても嬉しいし、心強い思いですよ。特に、ワールドジャンパー.NETと、ホームクリニックは当グループの事業とのシナジーが生まれそうですし。真剣に、出資と提携を考えようと思います。

井上 高志氏

株式会社ネクスト 代表取締役社長 井上 高志氏

やはり、地域医療、アスペルガー症候群など、ソーシャル系のビジネスが多かったですね。私は初めて審査委員を務めましたが、予想以上に有意義な時間となりました。ただし、全案件にいえることですが、まだまだビジネスモデルのツメが甘い。まずは、高い志を胸に、走りながら筋肉をつけ、事業を成功へと導いてほしいと思います。

近藤 太香巳氏

株式会社ネクシィーズ 代表取締役社長  近藤 太香巳氏

時代を反映しているのか、非常に具体的で地に足がついたビジネスプランが多かったですね。一起業家としては、昨年の宇宙旅行みたいなプレゼンを期待していましたが。小さく生んで育てていくことを考えれば、将来的にすべて生き残ることができるプランだったのではないでしょうか。

真田 哲弥氏

KLab株式会社 代表取締役社長 真田 哲弥氏

地域医療やレアメタルなど、今、世の中に横たわっている問題を解決するプランが多かったですね。7案件すべてに社会的意義も感じたし、ビジネスモデル自体も面白かったです。ひとつ難点を言えば、参入障壁をどこまで高められるのか。そこをもっと掘り下げて考えるべきだと思います。ただ、たった7分間のプレゼンだったけど、人物としての魅力が全員しっかりと伝わりました。

鉢嶺 登氏

株式会社オプト 代表取締役社長CEO 鉢嶺 登氏

今回の7人のファイナリストは皆プレゼンが上手で、しっかりと限られた時間内でアピールする練習ができており、聞いている聴衆も惹きつけられたと思います。短い時間で簡潔に魅力を伝えるのも、起業家に求められる大きな能力の一つであると思います。その1点だけでも今回は秀逸な7名であったと思います。

牧野 正幸氏

株式会社ワークスアプリケーションズ 代表取締役CEO 牧野 正幸氏

昨年に比べ、内容もプレゼンの質も高かったと感じました。今年の7案件のほうが、より成功実現性がありそうだし、個人的に資金提供の札を上げたプランもあったほどです。来年も素晴らしいビジネスプランに出会えることを祈っています。

松田 公太氏

タリーズコーヒーインターナショナル ファウンダー
Face+by Yamano Asia Pacific 会長
Eggs 'N Things International Holdings Singapore 会長
松田 公太氏

今回で4回目の審査委員でしたが、毎年レベルが高くなっていきますね。特にプレゼンの精度は全員素晴らしかったです。個人的には、アスペルガー症候群支援の鈴木さんのような、ソーシャルビジネスを応援していきたいと思います。社会的な意義のある事業が育っていくことほど、嬉しいことはないですから。