起業のゼロ→イチが成功する、たった1つのスキルとは?

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: 阿部 エリナ

こんにちは。女性ヘルスケア市場を専門に「リサーチ&コンサルティング事業」と「法人用 女性マーケティングメディアの運営」を行う、ウーマンズ(東京・江東)の阿部です。

お金も人脈も経営知識も何もない状態で起業した無謀な筆者は、数えきれないほどの苦労や失敗を重ねながらも、現在は取引先様はナショナルブランドを中心とした大規模法人が中心となり、アウトバウンド営業せずともご依頼をコンスタントに頂けるようになりました。

またヘルスケア関連の展示会や自治体主催の講演登壇にお声がけ頂いたり、テレビ番組・ラジオ番組・女性誌へのコンテンツ提供や出演、監修をさせて頂くなど、ヘルスケア業界内ではある程度認知して頂ける会社になってきました(まだまだ道半ばですが)。

ではどうやって「ゼロ⇒イチ」を確立していったのか?筆者がとくに重視したのは当稿でお伝えする「スキル」を磨くことでした。筆者自身が実行し実感している「集客・取材獲得・資金調達で最も大切なたった1つのスキル」について、当稿でまとめました。

「うちの事業・商品・サービスはこんなに魅力的なのに、なんで伝わらないんだ?」と悶々としている方、ひょっとしたら「たった1つのスキル」に課題があるのかもしれません(だとしたらとてももったいない!)。

集客・取材獲得・資金調達で最も大切なスキルは「言葉・文章」の開発力

起業して最初にぶつかる大きなハードルのひとつが集客です。集客のために、さまざまなSNSやオウンドメディアを開設・運用したり、フリーペーパーやwebへの広告出稿をするなどして、限られた貴重な時間とお金をかける方はとても多いものです。しかし、片っ端から集客施策に取り組んでいるにも関わらず、なかなか成果に結びつかず焦っている方・悩んでいる方、少なくないのではと思います(筆者も創業当初はそうでした)。

しかし、がむしゃらに集客施策に取り組む前に真っ先にすべきことは「自社製品の魅力を端的に伝え、かつ一発で興味関心をひく言葉・文章」の開発です。

<筆者からのお知らせ:11月13日オンライン勉強会開催「自社製品の魅力を端的に伝え、且つ一発で興味関心をひく文章を開発しよう」>自社製品の魅力が端的に伝わる“定番文章”を開発する方法については、女性起業家向けのオンライン勉強会でお伝えします。当勉強会では「自社製品の魅力を端的に伝え、且つ一発で興味関心をひく文章」の開発ステップをお伝えし、その後、日本興業銀行(現みずほグループ)融資担当で現在は建設会社の代表取締役の有田さんより、実際に集客につながったチラシの事例をご紹介しながら、皆さんに文章の開発作業を行って頂きます。
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HP、SNS、プレスリリース、会社紹介資料、DM、社長自身の個人ブログ、ピッチなど、結局は、各メディアや発言の場で使う言葉・文章・ビジュアルのみで、その会社や製品の魅力が判断されます。

文章(発言)で端的に、そして明確に魅力を伝えることができなければ、そもそも興味関心すら持ってもらえないわけですから、集客そのものの施策に時間やお金をかける前に、まずは「自社製品の魅力を端的に伝え、かつ一発で興味関心をひく“定番の言葉・文章”」を開発する必要があります。

これは「集客」だけの話ではなく「融資や出資を受けるためのプレゼン」や「取材依頼・メディア掲載を獲得するためのプレスリリース」にも共通する話です。

どんなに画期的で素晴らしい商品・サービスでも、忙しい銀行の融資担当者や投資家、記者に瞬時に理解してもらい魅力を感じてもらわなければ、資金調達や取材依頼獲得も実現できません。

「言葉・文章開発」は多くのビジネスパーソンの悩み

筆者が定期的に登壇させて頂いているセミナー「電通×トレンダーズ×当社ウーマンズの『女性マーケティング講座』」を主催している宣伝会議さんは、様々な教育講座を企業に提供しています。その中でも断トツの超ロングヒット講座は「コピーライター養成講座」だそうです。なんとその歴史は60年以上。ビジネスパーソンにとって、それだけ「言葉・文章開発」は重要課題の一つであることが分かります。

また、筆者は当サイト「ドリームゲート」の分科会である「女性経営者部会」の部会長を担わせて頂いており、現在月1回ペースで「女性起業会向け勉強会」を開催しています(ぜひご参加お待ちしています。こちらをフォローして頂ければイベント情報が届きます)。2020年9月開催のイベントで「集客で最も大切なスキルは文章力!」とお伝えしたところ、ご参加者様のうち約半数の方が「文章力をあげる方法を知りたい」と仰っており、やはり起業家の皆さんにとっても「言葉・文章開発」は関心が高いことを感じました。

自社商品・サービスの魅力が伝わらないNGな言葉・文章とは?

「言葉・文章の開発」といったあまりにも当たり前すぎる部分に注力することはあまりないかもしれませんが、実は「伝わる日本語・相手が興味関心を持ってくれる日本語・相手にストレスを与えない日本語」というのは簡単なようでとても難しいものです。

筆者の会社はヘルスケア業界向けメディアを運営していることもあり、連日、さまざまな企業様からリリース掲載依頼のメールを頂きます。しかし、送られてきたプレスリリースが次のようなものだと、筆者の会社では即座に掲載を見送ります。

  • 文章がダラダラダラダラ…とにかく長い
  • 最後まで読んでも結論/伝えたいことが何か分からない
  • 日本語が雑、または稚拙
  • 専門用語やカタカナが多すぎて理解できない(特にテック系企業や研究機関に多い)
  • 市場にすでに出回っている商品やサービスと一体何が違うのか分からない(何が魅力なのか分からない)

どの商品・サービスも、本当はとても素晴らしいのかもしれません。しかし次々に情報が流れ込んでくる中、全てをきっちり読み込む訳にもいかず、リリースタイトルや冒頭の文章だけで「最後まで読むかどうか」をジャッジせざるを得ないのです。

連日、大量の情報や案件が持ち込まれる大手メディアの記者や、投資家、融資担当者ならなおさらです。投資家や融資担当者は「この事業はスケールできそうか?」「ちゃんと売上出せるか?」という視点で出資・融資を短時間でジャッジします。

記者は「この商品・サービスは自社媒体で取り上げるに値するか?」と言う視点で掲載可否をジャッジします。顧客は「この商品・サービスはお金を払う価値はあるか?」と言う視点で購入するか否かをジャッジします。

情報・商品・サービスがあふれている今の世の中では、誰もが“お腹いっぱい”の状態。ほんのわずかな時間で自社の商品・サービスがジャッジされてしまうとしたら、「自社商品・サービス」を「端的に」そして「瞬時に興味関心をもってもらう」言葉をつくった者が勝ちです(もちろん、言葉のクオリティに伴って、商品・サービスの品質が高いことは大前提です)。

もし今、当コラムを読んでくださってる方で「文章力」「言葉」といった部分を重視してこなかったとしたら、ひょっとしたらそれが「良い商品・サービスなのに売れないのはなぜ…?」の答えかもしれません。

さっそく今日から「自社製品の魅力を端的且つ一発で伝え、興味関心をひく“定番の文章”」の開発を始めてみましょう。せっかく良い商品・サービスを開発しているのに、うまく言語化できないせいで購入してもらえていないとしたら、あまりにも機会損失。大変もったいないことです。

自社商品・サービスの魅力が伝わりやすい言葉・文章のコツ

では魅力を端的に伝える言葉・文章とはどのようなものなのでしょうか?コツを2つ、ご紹介します。(筆者は言葉の専門家・国語の教師ではないので、あくまでマーケター視点からのコツとなることをご了承ください)

コツ①:一文を長くしない

以下例文です。どちらが読みやすいでしょうか?

(a)どの商品・サービスも、本当はとても素晴らしいのかもしれませんが、次々に情報が流れ込んでくる中、全てをきっちり読み込む訳にもいかず、リリースタイトルや冒頭の文章だけで「最後まで読むかどうか」をジャッジせざるを得ないのです。

(b)どの商品・サービスも、本当はとても素晴らしいのかもしれません。しかし次々に情報が流れ込んでくる中、全てをきっちり読み込む訳にもいかず、リリースタイトルや冒頭の文章だけで「最後まで読むかどうか」をジャッジせざるを得ないのです。

読みやすいのは(b)ですよね。文章を書くときは、一文を短く簡潔に。HPやパンフレット、オウンドメディアで商品・サービス・会社紹介を行うときや、プレスリリースの出稿の際、意識してみてください。

コツ➁キャッチフレーズは「読ませる」のではなく「見て」理解してもらう

商品・サービス・会社の魅力を一発で伝えるためのキャッチフレーズ開発はとても重要です。ただ重要であるがために、つい力んで情報をあれもこれもと詰めすぎてしまいがちに。こちらに関してもコツは「短く、簡潔に」です。

ここでまた例文です。以下のうち、どちらの言葉が頭に入ってきやすいでしょうか?

(a)痩せてキレイになって水着を着て素敵な出会いをゲットするために、日本初のABCダイエットプログラムに取り組もう!

(b)メリハリあるマシュマロボディづくりに。ABCダイエットプログラム!

多くの方は(b)の方が良いと思うのではないでしょうか?キャッチフレーズは「読ませて理解してもらう」のではなく「見て瞬時に理解してもらう」ことが大事です。(a)はしっかり読み込まないと、意味を理解できないですよね。

一方で(b)は、見た瞬間に「メリハリ」「マシュマロボディ」「ダイエット」というキーワードが目に入ってくるので、読まずとも「ダイエット系の商品・サービスのことかな」とおよそ理解ができます。

既述のように、情報・商品・サービスが爆発的に増えている今の時代、じっくり商品・サービスの情報を読んでくれる方はなかなかいないものです。ということは、「視界に入った瞬間に、意味が推測できる」言葉を開発し、瞬間的に興味関心を惹く必要があります。商品・サービス・会社のキャッチフレーズを開発する際のご参考にしてください。

言葉・文章開発スキルをあげる、おすすめメディア

今日からさっそく、言葉・文章力を向上させたいと思った方におすすめなのが日経MJ新聞です。「言葉遣い・文章力」の視点から観察してみてください。同紙は、消費と流通、マーケティング情報に特化した専門紙で、理解しやすい言葉遣いと文章、堅過ぎない若干お茶目な文章が特徴です。

とくに紙面の各タイトル(見出し)は興味惹くものばかりで、さすがマーケティング紙。ビジネス視点から読者を惹きつける言葉遣いや、今時のマーケティング用語も参考になります。

同紙をじっくり観察した後に、例えばアメブロに掲載されているさまざまな方のブログを読んでみると、プロとの違いがはっきりと分かるはずです。(もちろん、他にも参考になるメディアは多数あります。ここでは一つの事例として日経MJ新聞を取り上げました)

自社製品の魅力が端的に伝わる“定番文章”を実際に開発してみよう

以上、「集客・取材獲得・資金調達で最も大切な、たった1つのスキル」についてお伝えしてきました。実際に、自社製品の魅力が端的に伝わる“定番文章”を開発する方法については、女性起業家向けのオンライン勉強会(2020年11月13日<金>開催)でお伝えする予定です。

当勉強会では「自社製品の魅力を端的に伝え、且つ一発で興味関心をひく文章」の開発ステップをお伝えし、その後、日本興業銀行(現みずほグループ)融資担当で現在は建設会社の代表取締役の有田さんより、実際に集客につながったチラシの事例をご紹介しながら、皆さんに文章の開発作業を行って頂きます。

実際に皆さんに開発して頂いた言葉は、相互に発表しあい、「●●さんのキャッチコピーは理解できましたか?」というジャッジを全員で行うといった内容も盛り込んでいるため「自分が考えている言葉は周囲の人に理解されるかどうか?」というテストマーケティングの機会にもなります。

コミュニケーションをとりながら進めていきますので、人数に制限を設けさせて頂いてます。ご興味ある方はお早目にお申込み頂ければと思います。お待ちしております!

≫【イベント詳細】自社製品の魅力が端的に伝わる“定番文章”を実際に開発するワークショップ

当コラムが、女性起業家の皆さん・女性経営者の皆さんの戦略ヒントにつながれば嬉しい限りです。起業や集客、マーケティングについてお悩みをお持ちの方はぜひお気軽にご相談ください。

 

執筆者プロフィール:

ドリームゲートアドバイザー 阿部 エリナ【女性マーケティング支援のウーマンズ】女性ヘルスケア市場を専門に「リサーチ&コンサルティング事業」と「法人用ニュースサイト運営」を行う会社を経営。大手企業を中心に支援実績多数。女性マーケティング戦略を強化したい方におすすめ。
プロフィール | 無料オンライン相談受付中

ドリームゲートアドバイザー 阿部 エリナ

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