これで仕事獲得に繋がった!女性起業家のセルフブランディング3つの法則

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: 阿部 エリナ

こんにちは。女性ヘルスケア市場を専門に「リサーチ&コンサルティング事業」と「法人用ニュースサイトの運営」を行っている、アドバイザーの阿部です。

筆者はヘルスケア領域に特化した女性マーケティング専門の会社(ウーマンズ:東京・お台場)を経営しています。メーカー(医薬品、消費財、家電、化粧品、食品など)やBtoB企業(コンサルティングファーム、総合広告代理店など)、自治体といった、様々なところとお仕事をご一緒させて頂いたり、ヘルスケア・医療系関連の東京ビッグサイト開催展示会主催の講演に登壇させて頂いたりしています。

筆者が運営する会社は今こそ「女性のヘルスケア市場の分析だったら、ウーマンズさんだよね」と、様々な企業様におっしゃっていただけるようになり、お仕事のご依頼・ご相談をコンスタントに頂けていますが、起業当初はもちろん、そんなイメージは確立されていませんでしたし、お仕事も全くいただけない状態でした。

起業当初から「ブランディング(私の場合は“セルフブランディング”ではなく“会社としてのブランディング”)」を徹底してきた私が実感している「仕事獲得につながるセルフブランディング」を当コラムではお伝えさせて頂きます。

巷にあふれるセルフブランディング

女性起業家の方がセルフブランディングに取り組もうとするも、単純に「ビジュアル磨き(ヘアメイクやファッション)」や「キャラクターづくり」「マインド哲学」「リア充・インスタ映えなライフスタイル演出」「キラキラ自撮り」に終始してしまって、本来のセルフブランディングの目的であるはずの「仕事獲得」につながっていないケースが多いように感じます。

女性起業家のためのセルフブランディングの手法は、書籍やwebメディア、個人ブログなどを通して多くの方々が発信していますが、どうもそれらは「精神論」「外見づくり」「SNS運用術」などにフォーカスしているように感じてなりません。例えば以下です。

  • セルフブランディングのためのキラキラファッション術
  • 輝く女性起業家のセルフブランディングのためのヘアメイク術
  • キラキラ女性起業家のための愛されセルフブランディング
  • セルフブランディングのためのSNS活用術

など

一方で、男性起業家を対象にしているであろう書籍やwebメディアではセルフブランディングに関するハウツーはほとんどなくて(筆者が知る限りでは)、どちらかというと「エクイティファイナンスのハウツー」「スケール化に向けた事業戦略術」といった実践的な話が中心で、「キラキラ男性起業家のための愛されファッション術」といったようなトピックは出てきません。

女性起業家を対象にしたトピックになると途端に多くの書籍やwebメディアは「キラキラ」「愛され」「外見磨き」「成功マインド」といったフワフワ表現になるのは、不思議でなりません。

そういった要素ももちろん、全く不要というわけではないのですが(※)、優先すべきは「(外見やキャラクターづくりといった)自分自身のブラッシュアップよりも、事業内容そのもののブラッシュアップ」です。

(※)男女ともにビジュアルの良さは、ビジネスの場においてプラスに働くという研究報告もありますし、身だしなみがしっかりしている人の方が、そうではない人よりは当然仕事面やプライベート面において良い結果につながりやすくなります。SNSも発信している人の方が、してない人よりは知名度をあげやすくなるといった効果は当然ありますので、それら要素が不要ということはありません。

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筆者は、当サイト「ドリームゲート」内で「女性経営者部会」の部会長としても活動しております。女性経営者・女性起業家のためのオンライン交流会を月1ペースで開催してます。次回開催は2020年9月18日(金)。ぜひご参加お待ちしております!

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仕事獲得につながるセルフブランディングの方法

ということで、ぜひ今日からは仕事獲得につながる、会社の成長につながる、売上につながるセルフブランディングに取り組みましょう。

私自身は、自分個人を前面に出すというよりは、会社をブランディングして会社名を前面に出すという方法にフォーカスしてきたので、厳密には私が行ってきたブランディングの方法は「セルフブランディング」とは異なりますが、私が行ってきた方法を踏まえて、実際に仕事獲得につながるセルフブランディングの方法を以下にご紹介します。

セルフブランディング1.専門分野を確立する

セルフブランディングで最も重要なのは「自社・自分自身の専門分野」を決めることです。専門分野を明確にしておくと、驚くほど仕事は獲得しやすくなりますし、メディア取材や講演依頼も頂きやすくなります。コンペに参加するとか、他社と価格比較されるとか、そういったことから解放されるのも大きなメリットです。

とはいえ専門分野を策定しても、その分野がすでに競合ひしめきあっていたり、市場ニーズがなければ、仕事獲得にはつながりませんので、以下を満たせる専門分野を確立するのが望ましいでしょう。

  • その専門分野はブルーオーシャンであること
  • その専門分野は市場成長性があること
  • その専門分野はターゲットのニーズに応えているものであること

ちなみに筆者が運営する会社は「女性のヘルスケア市場に特化した女性マーケティング支援事業」を専門分野にしており、その専門分野のPRを意識的に強化し始めてからは、冒頭で申し上げました通り、コンスタントにお仕事や講演のご依頼を頂けるようになりました。

ただ気を付けたいのは「専門分野」の決め方。自分自身は「これは自社・自分だけの専門分野だ!」と思ってセルフブランディングを進めても、他社・他者からみると「その分野はすでにレッドオーシャンだよ?」とか「その分野は斜陽産業だけど…大丈夫?」「その分野は市場ニーズはなさそうだけど‥・」というケースが多いものです。

専門分野の策定を間違ってしまうと、その後の努力が全て無駄になってしまいます。専門分野を策定したらまずは他社・他者に確認してもらいましょう。(「私が策定した専門分野は、ちゃんと事業成長につながるかしら?客観的に判断してほしい、アドバイスがほしい」という方はお気軽に筆者までご相談くださいませ

セルフブランディング2.継続的なアウトプット

専門分野を確立したら、SNSや、オウンドメディア、ブログなどを使ってその分野に特化した専門情報を継続的にアウトプットしていきます(SNSは自撮りやリア充な日々のアウトプットに使うのではなく、専門分野に関する情報のアウトプットに使いましょう!)。

最近、Twitter上で「メンズ美容の専門家として毎日メンズ美容に特化した情報を発信している女性」や、「PMDDについて毎日情報を発信している女性」をお見かけします。まさに市場ニーズやトレンドを抑えていらっしゃり(ヘルスケア業界では、メンズ美容やPMDDは近年注目されている分野です)、専門分野の確立がお上手だなーと思って拝見しています。

前者の女性はマスメディアへの連載も最近決まったようで、まさに「専門分野策定後の継続的なアウトプット」が成功した女性だなぁと思います。その方はきっと今後多様な場所でご活躍されそうでして、私も陰ながら勝手に応援しております。

ただですね‥・このアウトプットというのは、何気難しいんです。ただただ戦略も何もないままに日本語をダダ流しにすればいい、というわけではありません。アウトプットの際には例えば以下を必ず最低限守るようにしてみてください。

(仕事獲得につなげたいなら)絵文字や稚拙な文章はNG

⇒(例)こんにちわぁ!今日は息子ちゃんと一緒にピクニックに行きました( ^)o(^ )♥キャハ♪

自分自身の専門分野の世界観にあわせた言葉遣いをする

⇒(例)アパレルが専門分野なら:明るくさわやかで親しみのある言葉遣いを

⇒(例)法律が専門分野なら:賢さ、信頼感、安定感のある言葉遣いを

⇒(例)高級商品・サービスが専門分野なら:丁寧で落ち着きがあり、品のある言葉遣いを

とにかく継続

アウトプットをすぐに諦めてしまう人が大変多いのですが、アウトプットをはじめてたったの数日、数か月で成果が出るということはまれです。

継続し続けることによって、徐々にその分野の専門家として認知され、広く知って頂けるようになります。まさに継続は力なりですよ!

成果が出ないならPDCA

アウトプットによる成果を何にするか?は個々で異なると思いますが、いずれにせよ、アウトプットを開始して半年、1年継続しても、1つも成果を獲得できない場合は必ずPDCAを行います。割と多いのが、全く成果につながっていないのに、アウトプットすること自体が目的になってしまって、成果の確認や改善を行わずにひたすらアウトプットし続ける、つまり毎日貴重な時間を無駄にし続けているというケースです。

特にアメブロやFacebookで情報発信をしている女性起業家の方に多くお見受けする気がします。正しく専門分野を確立し、戦略的なアウトプットができていれば、必ず成果は出始めます。成果につながってない場合はアウトプットの方法や内容などの見直しをしましょう。(「アウトプットしてるけど成果がいまいち出ていない…」と言う方はお気軽に筆者宛てにご相談ください。可能な範囲でアドバイスさせて頂きます

他にも注意点は色々ありますがまずは上記4点を意識してみましょう。もっとも忘れてはならないのは「アウトプット、一つ一つの積み重ねが、あなたや会社のブランディングを作り上げていく」ということです。一つ一つのアウトプットを「戦略的」に継続してみてくださいね。

セルフブランディング3.ターゲットを明確にすること

セルフブランディングにおいて「専門分野の確立」はできていても「ターゲットを明確にしていない」ケースも多いように感じます。その専門分野で自分・自社をブランディングするとしたら、それは誰に向けたものなのか?は明確にしておくべきです。でなければ“アウトプットするコンテンツの中身”を戦略的に設計できないためです。

筆者が運営する会社はメイン顧客や主要取引先様は大手のヘルスケア企業です。メーカー(医薬品、化粧品、飲料、菓子、消費財など)や小売(百貨店、ドラッグストア、スーパーなど)、サービス(観光、鉄道、施設など)といった企業が中心なので、当然、当社がアウトプットする情報も、上記企業の方々が求める情報に統一しています。

当コラムは「セルフブランディング」というテーマで書いておりますが、それは当コラムをお読みくださる方々が主にはこれから起業を考えている皆さんだからです。もし起業をこれから考えている皆さんに対して私が「マーケ部署、営業部署、研究部署、広報部署がどのように連携して、女性顧客のビッグデータをとりまとめて現場にフィードバックさせるか?」とか、「研究開発費●億円をかけたプロジェクトでは、うんたらかんたら」といった大企業向けのトピックをアウトプットしていたらどうでしょう。皆さんはきっと興味をお持ちにならないと思います。

一方で、筆者の会社のメイン顧客に対して、もし「セルフブランディングの方法を学びましょう!」というアウトプットしたら、これまたどんな反応が起きるでしょうか?大企業の方々は「セルフブランディング」という方法には基本的に興味がありませんので(副業を考えていたり、独立を考えている場合は興味を持って下さると思いますが)、見向きもしてくれないはずです。

それどころから、そういったアウトプットばかりを大企業向けに筆者の会社が行っていたら、「ウーマンズさん(←筆者の会社)って、個人事業主や起業家向けの仕事をしている会社なのかなぁ。じゃぁ、ちょっと相談するのはやめとこう」となって、たちまち顧客離れが起きるでしょう。

怖いですよね、こういうの。せっかく、専門分野を確立しても、その専門分野を誰に届けたいのか?と言うターゲット策定を明確にしておかないと、こういったミスマッチが起きてしまい、無駄に機会損失を招くことになってしまいますので、ブランディング確立の際は必ず、ターゲットも策定するようにしてくださいね。

【筆者からお知らせ:女性経営者のためのオンライン交流会】

筆者は、当サイト「ドリームゲート」内で「女性経営者部会」の部会長としても活動しております。女性経営者・女性起業家のためのオンライン交流会を月1ペースで開催してます。次回開催は2020年9月18日(金)。ぜひご参加お待ちしております!

⇒イベント詳細・お申込みはこちら

お金がなくても、起業ゼロ日目からブランディングは意識する

筆者が運営する会社は、起業した当時からどんなにお金がなくても、セルフブランディング(といっても、自分自身のブランディングではなく、会社としてのブランディングですが)は常に意識して取り組んできました。

ブランディングを確立するための要素の一つに“仕事実績”があります(※)。筆者が運営する会社の場合も仕事実績がブランディングの確立においては重要だったこともあり、自社で策定したブランディングからそれてしまいそうなお仕事案件は、大変申し訳ないなぁと思いつつも迷うことなくお断りさせて頂いていました(断りすぎて資金面で相当苦労したのも事実なので、それが正解とも言えませんが<汗>)。

自社が策定したブランディングに合致している案件を頂いたときのみ、お引き受けさせて頂くということを続けてきた結果、今は「女性のヘルスケア市場に特化した女性マーケティング支援なら実績豊富なウーマンズだよね」と業界でも広く認知していただけるようになりました(文章にすると、短期間で実現したかのように思われるかもしれませんが、実際はこうなるまで長かった!)。

(※)例えば「ファッションスタイリスト」として独立した場合、誰をメイン顧客にするか?で、その人のブランディングは固定化されていきます。「男性経営者を中心に手掛けるファッションスタイリスト」なのか、それとも「女性誌モデルを中心に手掛けるファッションスタイリスト」なのか、それとも「専業主婦を中心に手掛けるファッションスタイリスト」なのか。仕事実績の一つ一つの積み重ねが、その人やその会社のイメージやブランドを作り上げていくものです。

セルフブランディング(または自社のブランディング)確立のための要素は多様にありますが、筆者の会社では、ブランディング確立の一つとして「仕事実績」も重要項目だったので、資金繰りが苦しくても、お引き受けさせて頂く仕事は選んできたわけですが、ブランディングを確立しようと思ったら、そういった“覚悟”も必要なのでは、と自分自身の実体験から感じています(念のため再度申し上げますが、必ずしも筆者のようなやり方が正しいわけではありません。資金繰りが苦しいのにブランディングを優先し続けてお仕事をお断りばかりしていたら、当然資金ショートのリスクも高くなります。筆者の場合は幸運にもそうはなりませんでしたが、ここで申し上げたいことは、ブランディング確立のためには、徹底した取り組みや、継続力、意識といった覚悟が必要だよーということです)。

ブランディング(またはセルフブランディング)というのは、一朝一夕でできあがるものではなく、残念ながらある程度の、あるいはかなりの年月を要します。でも、セルフブランディングが確立できれば、営業せずとも仕事は獲得できるようになりますし、価格で比較されることもなくなりますし、メディアへの出演依頼なども頂けるようになるので、おすすめです。もし、当コラムを読んでくださっているあなたが、起業したばかりで資金に余裕がないとしても、起業0日目から取り組むことを強くおすすめします。

当社は個人のブランディングは手掛けてはおりませんが、店舗ブランディングや商品ブランディング、サービスブランディングなどは数多く手掛けてきております。セルフブランディングで商機を見出したい!見出すぞ!という方は、ぜひお気軽に筆者宛てにご相談いただければと思います。熱くアドバイスさせて頂きます!

執筆者プロフィール:

ドリームゲートアドバイザー 阿部 エリナ【女性マーケティング支援のウーマンズ】女性ヘルスケア市場を専門に「リサーチ&コンサルティング事業」と「法人用ニュースサイト運営」を行う会社を経営。大手企業を中心に支援実績多数。女性マーケティング戦略を強化したい方におすすめ。
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ドリームゲートアドバイザー 阿部 エリナ

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