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サイトM&Aのマーケット規模
とはいっても、やはり数億円の売買代金が主流のなか、もう少し小さなM&Aは存在しないのでしょうか?周りを見渡すと意外とあるもので、「居抜き」とよばれる飲食店や美容室のM&Aは昔から当事者同士で普通に行われていますが、金額は数千万円前後が多いと思います。
それ以上に、もっと小さな単位のM&Aがサイトです。サイトのM&A、サイト売買は金額で言うと数十万円~数百万円で、会社のM&AのようにBtoBに限らず、BtoCまたは、CtoCで成り立っていますので、最小単位のM&A、売買だと思います。また、簡便さもあります。
会社を軌道に乗せて第三者が欲しいというまでの期間はどれくらい?
飲食店、美容室などの店舗を契約をしてから、内装、開店、マーケティング、固定客が付き、月々の平均金額になるまで、どれくらいの期間かかるでしょうか?普通に考えて、短くても3年~5年はかかって当然だと思います。
ではサイトはどうでしょうか?少なくともまずはサイトを作成し始めてオープンした瞬間に売り物になります。最短ですと開発期間を含めても1~2カ月で売却が可能となります。また、買った後リニューアルや更新、管理の簡便さも会社や店舗よりも軽いです。
また、会社や店舗との一番の違いは何かというと、基本的にはサイト売買には人はついてきません。あくまでサイトの売買だけなので複雑な権利関係やM&Aする側、される側の社員の気持ちもすごく重要ですが、その心配がないのもサイト売買の特長です。つまり、買った後の運用のリスクだけでサイトを買収できることから、あくまで自己責任の下、個人で作ったサイトを売却することが可能なのです。
独立戦略、成長戦略の一つとしてのサイトM&A
また、個人規模、または、中小・零細企業規模で通常のM&Aということはまったく無関係な商行為のように思われますが、以上のことを踏まえると、サイトのM&A、サイト売買は当事者として、独立戦略、または、成長戦略の一つとして売る側にしても、買う側にしても、選択肢として持っておくだけで知らない方よりは頭ひとつ出ることになると思います。
ITまた、Webサイトは経営上においての「武器」です。その武器の売買がサイトM&A、サイト売買です。武器は作るのではなく効果がわかっている武器を買う、売ることが合理的だと思います。ということで、あなたもM&Aの当事者にいますぐになってみてはいかがでしょうか!