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提携事例

ソーシャル映画レビューサービスと「TSUTAYA」との相互連携サービスの業務提携

株式会社つみきとカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(以下、CCC)は、2015年8月より、つみきが運営するソーシャル映画レビューサービス「Filmarks」に新作レンタル映画情報を追加し「TSUTAYA」でのレンタル開始日を表示することや、「TSUTAYA」でレンタルするDVDのトレーラーで「Filmarks」のプロモーションを行うなどの相互連携を広範にわたってスタートさせた。

CCCの背景と狙い

新しい「ライフスタイルの提案」をしつづけることで、「ヒトと世の中をより楽しく幸せにする環境=カルチュア・インフラ」づくりを目指すCCCグループ。多様化する顧客の趣味や嗜好に応える価値創造を目指すため、広くライフスタイル分野でサービスを提供しているベンチャー企業とタッグを組むことを目的に、その提携相手を見つける「T-VENTURE PROGRAM」(TVP)を2014年度からスタートさせている。ILSは1回目から参加しているが、今回はTVPのPRも兼ねて参加し、商談の席ではベンチャー企業への紹介を行なった。

つみきの背景と狙い

「Filmarks」は、つみきの鈴木社長が「TSUTAYA」にDVDを借りに行った際、どれを選べばいいか悩んでしまったことを契機として生まれたサービス。「いつかはCCCと仕事をしたい」という思いがあった。また、映画レビューサービスとして少しずつユーザーや口コミが集まってきていた時期、CCC以外の映画を扱う企業とも接点を持ち、新たな事業展開を画策していきたいという考えもあった。

提携内容

冒頭で触れた内容のほか、「Filmarks」から「TSUTAYA DISCAS」へのリンク(送客機能)、「Filmarks」から映画作品を「Clip!」(観たい)したユーザーにレンタル開始日をプッシュ通知、「Filmarks」の映画作品詳細ページに「TSUTAYA」店舗の在庫情報を表示、「TSUTAYA」における「Filmarks」の映画レビュー・評価を参考にした映画作品の仕入れなど、「お互いの事業シナジーが発揮できるところはどんどん進めていこう」という共通理解のもとで諸施策を実施している。

現状の提携効果は、CCCとしては「Filmarks」からの「TSUTAYA」店舗や「TSUTAYA DISCAS」への送客増が確実に見込めている。つみきとしては、「Filmarks」の利便性が向上し、アクティブユーザー数の増加や広告収入の増加に繋がっている。

今後は、それぞれの持つユーザーIDの相互連携も視野に検討を深めていく。「TSUTAYA」の「いつどこの店でどんな人がどんな映画作品をレンタルしたのか」というデータと、「Filmarks」の「どんな人がどんな映画作品にどんな感想を持ったのか」というデータを相互補完的に掛け合わせることで、より精緻なレコメンドを行うといった施策を想定。さらに、「T-POINT」の連携も検討する。

CCCの提携ストーリー

ILSパワーマッチング

商談リクエスト数※1

107

商談数※2

32

後日に再商談した社数
事業提携に至った社数

17

3

  • ※1) 大手とベンチャー双方からの商談リクエスト(商談依頼)合計。ILSでは参加ベンチャー企業を様々な検索軸で検索し、リクエストを行う事が出来ます。また、ベンチャー企業からもリクエストがあります。この仕組みにより、事前に精度の高いマッチングが可能となります。
CCCデザインカンパニー 執行役員 ライフスタイル創造本部 TVP推進室 室長
兼 株式会社TSUTAYA ネットカンパニー マーケティング部 部長 坂田 真我氏

CCCとしては、映画ファンを中心にユーザーを獲得、注目を集め始めた「Filmarks」に対し、TSUTAYAをはじめとして何か協業できるのではないかと考えていました。たまたまILSにつみきさんも参加されると知って、ぜひお話ししたいとパワーマッチングを申し込んだ経緯があります。

つみきさんとは、即座にTSUTAYAと提携せずあえてTVPを噛ませることにしました。CCC各社とも広範に連携できる可能性を感じたからであり、TVPでプレゼンしてもらうことでそのポテンシャルをグループ全体に知らしめるという狙いです。現にグループ各社との連携につながり、コンテンツ部門やTトラベルとの協業などへ具体化していっています。

つみきさんと力を合わせ、映画ファンの裾野を広げていければと思っています。

株式会社つみき 代表取締役社長 鈴木 貴幸氏

ILSは、普段なかなか会えない大企業との貴重なマッチング機会として参加しました。特にCCCさんとの接触が大きな目的で、結果的にTVPにお招きいただけました。

TVPでは、「昔のある映画作品を観たい人が『Filmarks』上に約2000人いるのに対し、TSUTAYAの在庫としては1店舗に1本あるだけなのは機会損失」といった具体例を織り交ぜたプレゼンを行い、「TSUTAYA賞」を受賞できました。

そんなFilmarksもサービス開始から4周年を迎え、映画業界にもだいぶ浸透してきました。
今後は、CCCさんとの連携を力に、「映画レビューサービスから、ヒトとあらゆる映画をつなぐ映画のプラットフォームへ」というビジョンに向けて邁進していきたいと思っています。