NEDOドリームピッチ

NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が厳選した、次世代のテクノロジーを有するハイテクベンチャー34社がピッチを行います。
24日は①素材・IoT②医療機器・ロボット③新エネルギーの3分野、25日は①電子・情報②バイオ・医療③ロボット・福祉機器④材料・新エネルギーの4分野で活躍するベンチャーがピッチを行います。

10/24(月)10/25(火)

入場自由(参加パス必要)
10:3011:30
ピッチ
5階 ミーティングルーム1

【第一部】素材・IoT

宮坂 貴大 氏
株式会社BONX CEO
11月販売開始のアウトドアグループトークテクノロジーBONXについて
国内IoT系クラウドファンディングとして最大規模の調達を達成した「BONX」のプロダクトの機能やテクノロジーについてご紹介します。BONXのスポーツや業務シーンにおける販売や活用の可能性を一緒に広げて頂ける企業様や、技術連携させて頂ける企業様にぜひご参加頂けばと幸いです。
和城 賢典 氏
株式会社eNFC 代表取締役
電界型NFCがつくる未来
直観的で自然な操作性を実現する電界型NFCとは。世界で初めて、人の体を媒体にしてエネルギーとデータを伝送。指で触っただけで既存の電子マネーの決済ができる技術をご紹介します。
根岸 邦彦 氏
株式会社クァンタリオン 代表取締役
ヒューマンリスクのないIoTセキュリティデバイス、量子認証素子の開発
IoTのセキュリティは「つながる世界のリスク」と言われる。とりわけ情報漏えいによる悪意ある攻撃には既存の対抗手段は効果がなく、インフラや生活へのIoTの普及に大きな課題となる。量子認証素子は原子核崩壊の確率により、人間が介在できない乱数を兆のスケールで生成することで、「なりすませない、軽くて、速くて、低コスト」のセキュリティ基板を作った。
清水 信哉 氏
AgIC株式会社 代表取締役
印刷による電子回路製造技術の革命
これまで回路基板の製造プロセスは「不要な部分を溶かす」という原理で、露光や現像など多くの工程を必要としていましたが、AgICではそれと全く逆の原理で「必要な場所にのみ金属を印刷する」という手法を開発し、電子回路を自由に、薄く、安く作れる利点を活かし、製造機械など様々な機器で採用が広がっています。
岡野 秀生 氏
エーアイシルク株式会社 代表取締役
フレキシブルシルク電極
エーアイシルク株式会社のフレキシブルシルク電極は、シルク素材と電気を通す導電性高分子を組み 合わせることで電気計測を可能とする導電性の素材として作り上げたものです。肌触りの良さから 着用感を意識せずバイタルセンシングする電極として衣服に組み込んで使用することができます。
入場自由(参加パス必要)
13:0014:15
ピッチ
5階 ミーティングルーム1

【第二部】医療機器・ロボット

佐竹 晃太 氏
株式会社キュア・アップ 代表取締役CEO兼医師
医師が処方する治療アプリ 「CureApp」
キュア・アップは、二人の医師によって設立されたプログラム医療機器ベンチャーで、「治療アプリ」という診療現場における新しい疾患治療ツールを開発・運用しています。現在、慶應義塾大学呼吸器内科や東京大学附属病院消化器内科などと疾患治療に特化した医療用プリケーションの共同開発・臨床試験をを進めています。
松尾 正男 氏
ダイヤ工業株式会社 取締役本部長
ジャンル毎に専用のサポートが可能な筋肉スーツDARWING
当社のDARWINGは,日常生活,重労働,スポーツなど目的合わせて,ヒトの骨格筋を模したサポートパーツを配置した各ジャンル専用サポートウェアをシリーズ展開しています。オリジナルの日常生活用DARWINGや建設作業に特化した職人DARWINGをはじめ,様々な専用DARWINGをご紹介します。
坂本 光広 氏
株式会社イデアクエスト 代表取締役社長
非接触センサーで高齢者・認知症患者の危険な状態を検知・通報します
慶應大学発ベンチャー企業として平成24年3月に会社設立しました。同大学の中島眞人名誉教授(当社代表取締役会長CTO)が発明したFG視覚センサテクノロジーをコア技術として、医療・ 福祉分野を横断して後期高齢者社会における地域包括ケアのプラットフォームとなりうる医療・ 福祉分野の機器システムを開発及び販売します。
米谷 新 氏
株式会社アドバンスドレーザーテクノロジー 代表取締役
先端レーザー技術導入による医療革新の可能性
先端レーザー技術のキーワードは、超高速(フェムトセカンド)、モードロック、広帯域である。先端レーザーの医用応用として眼科用光干渉断層計を試作し、高解像度(1.2μm)、立体観察、動・静脈の描き分け(物性観察)を実現した。これにより、光バイオプシーの可能性が拓け、広範囲な医学応用が期待される
宮地 邦男 氏
シンクランド株式会社 代表取締役
インスリン注入用ホローマイクロニードルの展開~光渦レーザー生産技術~
我々は全ての糖尿病患者のQOL向上を目指す。一般的な注射針は使用後に病院への返却、使用場所の制限があり、しかも痛みを伴っている。当社のホローマイクロニードルは無痛針であり、かつ生体吸収材料で出来ている事から使用後体内で消失する注射針である。結果、痛みと時間の制約から解放し、生活環境の向上を具現化する。
宮崎 善行 氏
株式会社レイトロン 部長代理
「音声・映像・無線通信」分野で研究開発から要素技術を生み出し社会へ貢献
特定用途向け半導体(ASIC)、システムLSIの設計開発を行っており、自社開発として「音声・映像・無線通信」分野で、産学連携によるアルゴリズムの研究開発を行い、世界のどこにもない独自の要素技術を生み出しています。音声認識や画像認識、高速無線通信用LSIの研究・開発によりバリアフリー・ユニバーサルデザイン社会へ貢献します。
入場自由(参加パス必要)
15:0015:50
ピッチ
5階 ミーティングルーム1

【第三部】新エネルギー

伊原 智人 氏
GreenEarthInstitute株式会社 代表取締役社長
バイオリファイナリー分野のプラットフォーム企業を目指して
当社は、公益財団法人地球環境産業技術研究機構(RITE)で開発された、微生物の力を使ってバイオマスから化学品を製造する技術の実用化を進めており、特に非可食バイオマスから、アミノ酸、バイオ燃料などを製造していきます。講演では、当社が目指すところ、技術の概要、最近の取組みなどをご紹介します。
東 誠悟 氏
株式会社ティービーエム 事業企画部長
飲食店の排水油脂を回収し水質浄化と創エネに貢献する都市型バイオマス発電
当社は飲食店の排水油脂から発電用燃料を精製し15円/kWhで発電するフード・グリーン発電技術を開発。日本マクドナルド等を顧客とし発電事業を展開しています。 2017年にはバイオマス電源車を使い、吉祥寺で街ぐるみで回収した排水油脂を用いて市内に直接グリーン電力を供給する都市型バイオマス発電事業を実証します。
市村 浩一郎 氏
株式会社リアムウィンド 代表取締役
新しい技術を用いた小型風力発電装置「10kWマルチレンズ風車」について
①自社紹介②レンズ風車について③レンズ風車の特徴④マルチロータレンズ風車の特徴⑤風洞試験結果⑥アウターロータ発電機の開発⑦ブレードの改良⑧実証試験の内容でプレゼンを行う。
岡田 治 氏
株式会社ルネッサンス・エナジー・リサーチ 代表取締役社長
低炭素社会への切り札:CO2膜分離技術の開発とその応用
水素製造分野で重要な役割を担っているCO2分離技術は、地球環境技術としても重要である。しかし既存のCO2分離技術は、エネルギー多消費型で問題が多い。一方CO2膜分離法は、省エネ性が高く早期実用化が望まれている。ここでは当社が開発を進めているCO2分離膜の特長と各種分野への応用展開について紹介する。