起業・開業・独立に際しては、個人事業主から株式会社、合同会社、あるいはNPOといった法人形態まで、実に様々な選択肢があります。目的に応じてどの形態が最適かは素人にはなかなか判断が出来ません。また、独立予定業種の許認可などを調べると、自由に始められる業種は意外と少ないことに気づくと思います。
これから起業・開業しようという時に、出鼻をくじかれるような失敗、ミス、思い違いは極力避けたいところです。最低限の知識は押さえておきましょう。
株式会社とは、会社法に基づき、出資者たる株主を構成員として成立する企業形態の一種です。
特徴としては、以下の3点があります。
設立手続には、「定款認証」と「登記」が必要です。株式会社を設立するには、定款を作成し、公証人の認証を受けなければならなく、また株式会社は、管轄法務局において登記をすることによって成立します。
事前に決める必要のある事項は、発起人、役員、商号、本店所在地、事業目的、資本金額、事業年度、 発行株式の総数や金額など。また、同一の住所に同一の商号が既に存在していないかや、事業目的が法律で規制されたものでないかを、会社の本店所在地を管轄する法務局でチェックすることも必要です。
こういった手続きを自分で行う事も可能ですが、素人が書類を作成して手続きをするにはいろいろとトラブルが発生する事も多いので、通常は専門家に依頼することが多いです。
株式会社以外の法人形態としては、「合同会社」、「合資会社」、「合名会社」があります。それぞれの違いは専門的になるのですが、通常使われるのは「合同会社」です。株式会社と比べて設立にかかる費用や税金が安く、運営にかかる制約が株式会社よりも少ないというメリットがあります。一人で出資して一人で意思決定するような会社には最適な形態と言われています。
なお「有限会社」は、2006年に施行された会社法により廃止されました。現在ある有限会社はそれ以前に設立されたものが特例として認められているだけで、新規の設立は出来ません。
一般に「事業計画(ビジネスプラン)」を作成する場合、特に統一的なフォーマットがあるわけではありません。実際の書き方については、千差万別であり、また書く内容についても、いろいろな項目が挙げられます。そのため、事業計画は、事業内容や作成目的に合わせて、自分がベターであると思うものを作成することが大切です。ここでは、事業計画の基本事項を簡単にまとめてみました。

通常、事業計画を作成する目的は、事業の内容を論理的に整理し、事業の仮説を立てることです。そして、何よりも大切なことは、事業を行っていく上で、それを活用することだと思います。具体的には、事業の仮説を検証したり、事業の活動を修正したり、数値目標と実績値を対比したりするなど、「ビジネスの羅針盤」としての役割が挙げられます。 しかしながら、実際には、事業が計画通りにいくことは非常に少ないのも事実です。そのため、事業計画を作成しても意味はないと思う人がいるかもしれません。それでも、自分の計画を他人に説明する為の資料として、あるいは外部からの協力・資金調達を行う上では、事業計画がなければ何も出来ません。

新たに起業や新規事業を考える際に「事業アイデアなんて自分にはとても思いつかない」というように、安易に取り組みを放棄しないことが重要です。同業者と同じような事業内容でもいいと決めて準備を進めてしまうと、後々つらいことになりかねません。 事業に固有の魅力がなければ、いずれは価格を下げて競争するか、尋常ではない営業努力をするかしかなくなります。

事業計画書を作った事のある人はほとんどいないと思われます。いざ作成しようと思っても、どこから手をつけて良いかわからない方が大半ではないでしょうか。計画書にはそれぞれ押さえるべき主要項目の説得力によって可否が決まります。
では、具体的にはどんな内容を書けばいいのか? 平易な表現をすれば……。 「何を、なぜ、誰に、どんな市場で、どんな特徴を持って、どのように知らせ、どのように提供するか。そして、それは、いつ、誰 と、どんな方法で、どんな数字にもとづき、どんな数字を目指して行うのか」ということになります。表は、それをさらに細かく表現したものです。
事業計画書の様々な見本やテンプレート、雛型、サンプル等の解説が以下から閲覧できますので、まずは一度見てみることをお勧めします。
http://www.dreamgate.gr.jp/entrya/format.php
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