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開始1年で25万ダウンロード!料理写真専門アプリ「SnapDish(スナップディッシュ)」が世界中で人気

執筆者:室賀 文治
更新日:2012年06月21日

料理写真専門の共有アプリ。1日のアップロード数は、約4000件! 展開している事業内容・特徴

snapdish1 最近、手料理や外出先での料理を写真に収め、ブログやSNSにアップする人が増えている。この記事を見ている人のなかにも、実際に料理の写真をWeb上にアップした経験がある人も多いだろう。今回はこの、自分で撮った料理の写真を加工して、簡単に他者と共有できるアプリ『SnapDish』を紹介する。

『Snap Dish』の使い方はとても簡単。美味しそうな料理を食べる前にアプリを立ち上げて、カシャリ! しかし、光などの関係で、せっかくのおいしそうな料理も上手く撮れないことがある。でも大丈夫。写真をタップするだけで簡単にフォーカス調整をしてくれるので、どんな写真もベストショットになるのだ。

「もぐもぐ!」という機能も面白い。これはFacebookでいう「いいね!」と同じ機能で、SNS上で繋がる友人からリアクションを得ることができるというもの。自慢の写真を公開し、みんなから「もぐもぐ!」されると、ちょっぴりハッピーな気分になるだろう。友人の写真を見ながらお気に入りの写真に「もぐもぐ!」することで、さらに友人の輪が広がるというわけだ。

撮った写真は自分の履歴として保存されるので、毎日の食事の記録はもちろん食費やカロリー計算などのライフログにもなる。また店の検索機能も。「イタリアン」・「和食」などの料理カテゴリから、お好みの料理メニューのあるレストランを探すこともできる。

Facebook、Twitter、mixiはもちろん、TumblrやFlickrにも対応しており、様々なSNSで、簡単に自分の料理写真をアップできる。最近では、レシピの投稿や、アメブロをはじめとする主要なBlogサービスへの投稿にも対応するなど、どんどん進化しているアプリだ。

『SnapDish』がリリースされたのは2011年5月26日。当初はiOS版のみ利用可能だったが、今年の3月にはauスマートパス、6月にはGooglePlayでAndroid版にも対応。ダウンロード数は25万回を超え、毎日の料理写真のアップロード数も約4,000件を誇る人気アプリとなっている。

現在計画している収益モデルは、料理撮影アプリという特性を生かし、食品関連企業からのタイアップ企画や、広告収益などだ。また、ゆくゆくは企業向けにビッグデータを活かした有料のサービスも提供していく計画だ。

きっかけは奥さんの携帯電話。俺の写真は一枚もないけど、料理写真はたくさんあった ビジネスアイデア発想のきっかけ

snapdish2『SnapDish』を運営するヴァズ株式会社代表の舟田 善氏は、「世界中で利用されるような新しいサービスをつくりたい」という夢を持って創業。前職はSeesaaBlogを運営するシーサー株式会社の取締役だったが、役員を辞任して2010年2月に起業した。

立ち上げた当時、世界では続々とソーシャルサービスがリリースされていた。そこに可能性を感じた舟田氏も、ソーシャルランキングサービス「Vuzz.com」を立ち上げた。しかし、知名度がないベンチャー企業が立ち上げたサービスゆえ、なかなかユーザー獲得ができない日々が続く。そして、間もなくFacebookが「Facebookクエスチョン」という競合にあたるサービスをリリースしたこともあり、「Vuzz.com」を続けていくのは難しいとの判断を下した。

ソーシャルランキングサービスを始めた同時期に、別の新しいサービスの立ち上げを企画していた。ある時、たまたま奥さんの携帯電話に料理の写真がたくさんあったことが、新しいサービスのヒントになったという。

「先週末、こんな料理つくったの」「家族でこのお店に行ったの」というように、友達と集まる時にみんなで見せあって楽しんでいるようだった。iPhoneやAndroidのスマートフォンで料理写真を撮る人は多く、「これだ!」と感じたそうだ。

そして、2010年秋には『SnapDish』の開発をスタート。2011年5月にリリースした。

スタッフで手料理を作りながら、ユーザー目線でサービスを開発

いざサービスをリリースしてみると、レストランなどの外食の料理写真よりも、特にお弁当、キャラ弁などのクオリティの高い料理の写真が多くアップされていた。そしてユーザー同士のコミュニケーションも盛り上がり始めた。

ユーザーにとって共有したい料理は、他人がつくった料理よりも、自分や自分の奥さんや彼女がつくってくれた料理だったわけだ。そして、毎日投稿したいというライフログ的なモチベーションが高いのも、手料理だということに気付いた。

そのため、サービスのリリースから数カ月後から手料理に路線を変更。手料理写真のタイトルに一輪刺しの花が表示されたり、レシピを投稿できるようにしたりと、メインユーザーに楽しんでもらえる方法を常に考え、追加している。

また、主婦目線にできるだけ近づくため、会社のランチはスタッフの手料理がほとんど。料理をつくるというだけではなく、献立を考え、予算を意識しながら買い物をしているそうだ。

現在、台湾やシンガポール、中国など、アジア圏のユーザーがどんどん増えてきている。また、中国の大手SNS「人人网(Renren)」からのアプローチが届き、この4月には中国語版の『SnapDish』もリリースした。

そして、5月、北京で行われた「GMIC2012(Global Mobile Internet Conference 2012)」のイベントのひとつ「Renren Meetup」に招待される9社のうち1社に選ばれ、参加。その時に、ユーザー数の話をするとすぐに「百万、千万、億」という数字が出てくる中国のパワーを実感したという。今後は「人人网」の協力を受けながら、『SnapDish』の中国での普及が進むことを期待している。

 さらに、欧米でもだんだん知名度が上がってきており、最近ではイギリスの新聞「The Guardian」やアメリカのニュース番組「ABC News」のWebサイトなどでも紹介されている。

料理を通じて人を笑顔に、そして世界中で利用されるサービスを目指す 将来への展望

「料理を楽しむことのできるサービス」として世界ナンバーワンになることを目指している。現在『SnapDish』では、「もぐもぐ!」や「コメント」がものすごい勢いで増えてきており、舟田氏は『SnapDish』が、料理写真の投稿だけではなく、料理を楽しむことで人が笑顔になるような、幸せを届けるサービスになると確信している。取材の最後に、「料理+写真の組み合わせは、国境を超えます。世界中で利用されるサービスにしたい」と語ってくれた。

ヴァズ株式会社
代表者:舟田 善 スタッフ数:5名
設立:2010年2月 URL:http://snapdi.sh/ja/
事業内容:
料理写真共有アプリ「SnapDish」の提供

当記事の内容は 2012/6/21 時点のもので、該当のサービス内容が変わっていたり、サービス自体が停止している場合もございますので、あらかじめご了承ください。

この記事の執筆者

ドリームゲート事務局
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取材・文:ドリームゲート事務局 起業・開業・独立・ベンチャーの悩みに、専門家がお答えします。無料なのでお気軽にどうぞ。

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