女性の起業・独立 Vol.6 三世代交流をテーマに女性起業家としてスタート

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局
女性企業家紹介の4人目は、有限会社シンクキューブの渡部亜希子さんです。NECの社内ベンチャーを経て独立した渡部さん。現在は、孫世代と祖父母世代をつなげる仕組みを作っています。知的な雰囲気とさばけたキャラが同居する素敵な女性社長です!

 女性企業家紹介の4人目は、有限会社シンクキューブの渡部亜希子さんです。
  http://www.thinkcube.jp/

 NECの社内ベンチャーを経て独立した渡部さん。現在は、孫世代と祖父母世代をつなげる仕組みを作っています。

 http://www.magoden.com/

知的な雰囲気とさばけたキャラが同居する素敵な女性社長です!

 

社長にインタビュー

 <川崎>業務内容を教えてください。

 <渡部社長>三世代交流をテーマにしたマーケティングビジネスをしています。
   さまざまな事情により子どもがのびのび成長することが難しい時代になってきました。そこで、祖父母世代の知恵と時間、そして精神的ゆとりを借りて子ども の成長支援をしてもらえたら・・と思い、企業のマーケティングプロジェクトという形でイベントを実施したり、「まごでん」というブログを立ち上げてそこで ‘孫育て’というテーマで情報提供をしたりしています。

 

<川崎>社内ベンチャーで会社を立ち上げと、自分の会社の立ち上げ、経緯とそれぞれのメリットデメリットを教えてください。

<渡部社長>社 内ベンチャーの設立は、当時在籍していた会社で「社内ベンチャー推進室」ができ、そこに配属されたのがきっかけでした。ネットマーケティングや人材育成の サポートシステムなどを手がけていたのですが、より深堀したいテーマを見つけ専門性をつけるため転職した後、自分で会社を立ち上げることにしました。

  社内ベンチャーはやはりブランド力があり、それが最大のメリットでした。親会社の名前を出せば、アポイントもすぐ取れましたし(笑)。ただ、その分事業というものを甘くみていたんでしょう・・・事業計画の甘さなどが、のちのち会社をダメにしていきました。

 今の会社はその逆でブランド力は全くありません。しかし、これとは関係ない世界で、本当に協力してくれる何名かの大切な支援者を見つけることができたことが最大のメリットだと思っています。

 

 <川崎>ご自身の強みは何だと思いますか?

 <渡部社長>世のなかの状況を見つつ、専門性を持つ方たちを味方につけながら新しい切り口でシカケやシクミを考えていくこと、でしょうか。

 それから、「テーマ」を変えないこと、かもしれません。
  ワークスタイルはいろいろと変わってきましたが、‘人が元気になる仕組みを作ること’というテーマはずっと変わっていませんので、ちょっとした変化や意見には動じずに、夢を追い続けたいと思います。

  

 <川崎>お客様の信頼を勝ち取るために心がけてきたことはありますか?

 <渡部社長>お 客様ご自身の興味やその企業様の状況を把握し、仕事で依頼をうけたことだけではなく、周辺事情も含め、できる限り情報やちょっとしたアイデアをご提供する ようにしています。その継続で、「あ、この会社なら、この人なら頼れるかも」と思っていただけたことがあったように思います。

 

 <川崎>どのような社員と仕事をしたいですか?
 実際に募集はしていますか?

 <渡部社長>今は募集はしていませんが、今年はぜひ、募集したいと思っています。
 仕事に、うまくいかないことやトラブルはつきものです。月並みですが、前向きな人であることは必須です。

 それから、自分を客観視するための指標を持っていること。
 いいことはどんどん共有・共感すればいいですが、よくない状況になったときに、「ああ今は自分はよくないな、最近疲れているな」と気づくためには、自分なりの目安や指標が必要です。

 もちろん、そうならないための「ゆとり」があるに越したことはありませんが、そうはいってもバタバタしてしまう時はありますしね。

 私の場合では、夜寝る前に食べるようになったときが要注意です(笑)

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