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プロモーターは「人」なり
かつて、プロモーターとは技術を普 及させた「キーマン」となる「人」のことを指しました。ところが、現在は、広告代理（※１）や販売代理（※２）などをおこなっている会社や組織がプロモー ターの役割を果たしているので、プロモーターが「人」であることを認識しにくくなっています。さらに最近では、IT技術の浸透しオートマティック化が図ら れているので、プロモーターとは「人」ではなく、サービスのように錯覚してしまうこともあります。しかし、本来、プロモーターとは、技術者の「技術」を表 現する人たちのことであり、どんなサービスであれ、組織であれ、それを提供しているのが、「人」である限り、プロモーターとはやはり、「人」のことを指し ます。
つまり、自分にあったプロモーターを探すためには、自分の技術を高く評価し、それを世の中にプロモーションしてくれる「人」を探さ なければならないのです。
※１ 広告代理とは
テレビ・ラジオ・新聞・インターネットなどのメディアを使っ認知活動やプロモー ションをおこなうことです。例）広告代理店など
※２ 販売代行とは
対人営業やインターネットなどを効果的に使った販売代行 （通販も含む）をおこなうことです。例）販売会社・営業代行・通信販売・ショッピングモール・ネットショップなど
自分にあったプロモーター探し
自分にベストマッチするプロモーターが交流会などで、運命的な出 会いを果たし、その後もずっと続くというケースは、実はあまり多くありません。むしろ、最初はあまりパッとしなかったが、その後、親交を深めていくうち に、「もしかしたら、この人が自分には必要なプロモーターではないか！」と確信するケースの方が多いでしょう。
逆に、プロモーターが技術 者を見つけてそのように思うこともあります。実は、自分にあったプロモーター探しは、自分のパートナー（恋人・配偶者）探しに似ています。「いつか白馬に 乗った王子様が私を迎えにきてくれる」と思っているとなかなか、良いパートナーに恵まれません。（可能性がゼロではありませんが・・・。）「顔は好みだけ ど、性格が・・・」ということもあるでしょう。自分の完璧な理想の人に、出会うことは奇跡に近いものがあります。パートナー探しは、それでもいいかもしれ ませんが、しかし、ビジネスとしては、それではいただけません。
ですから、まずは自分がプロモーターに何を求めているのか？を洗い出して 見るところからはじめてください。では、どんな事に気をつけてプロモーターを選ぶべきなのでしょうか？
「価値観」はずれてないか？
ずばり、プロモーター探しでもっとも重要な事は、”同じ価値観”を もっていることです。ここがぶれると、良い時はそれほど気にならなくても、お互いにきつくなると「価値観の差」が信頼を崩す原因になります。価値観とは、 「自分が何を大切にし、どんなことを重んじているか？」です。もちろん、人によって価値観はさまざまですので、まず、優先順位を決める必要があります。で すから、自分が絶対に譲れない事をプロモーターも同じように感じるかで判断することができます。もし、自分がプロモーターとして考えているものが広告代理 店であるなら、それを手がけている「人」たちは、何を重んじているのか？、ということをよく考慮してみてください。
それは、そのサービス を提供する会社の「社是」や「理念」に現れているかもしれません。また、社内の雰囲気にあらわれているかもしれません。大事なのは、人で見ること。決して イメージや物（パンフレットやネット）でみないでください。
こうして、価値観の合うプロモーターを見つければ、たとえ、その時の技術者 の持っている技術では、プロモーションしてもらえなくても、タイミングが合えば心強いプロモーターとなってもらえる可能性が非常に高くなります。
このように、自分にあったプロモーター探しの秘訣は、
１．自分の価値観をはっきりさせること
２．自分と同じ価値観をもってい る人を探すこと
です。自分と同じ価値観をもった人は、どこに集るか？考えてみてください。
