会社を発展させる投資の順番を知る

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局
物事には何でも 「順番」というものがあります。家を造るときには基礎工事が大切なように、会社を発展させるためには、決まった順番で投資を続けることが必要なのです。

 

何事にも「順番」というものが存在します

  起業家であるみなさんにも、「経営は投資である」というキーワードを、そろそろご理解いただけたと思います。では、いよいよ会社を発展させていくために必 要な投資とその順番を説明していきましょう。物事には何でも「順番」というものがあります。家を建てる時を思い出してみてください。まずはしっかりと基礎 を作り、そこに柱を立て・・・と、きちんとした手順を踏んで建築していきますよね。会社の経営もそれと全く同じで、やみくもに投資したのでは、会社が大き くなるばかりか、投資が全然効果を生まず、「単なる投機に終わってしまった・・・」なんてことにもなりかねないのです(-_-;)

 まず は、全体像を捉えていただくために、それぞれを簡単に説明しますと、以下の順になります。

1)「販促」への投資・・・マーケティングを動か すための宣伝広告への投資です

2)「採用」への投資・・・よい人材を得て会社を組織化するための人材採用への投資です

3) 「教育」への投資・・・優秀な人材をさらに伸ばすための教育への投資です

4)「環境整備」への投資・・・優秀な人が集まり、プライドを持っ て働けるようになるための職場環境作りへの投資です

5)「システム」への投資・・・競争優位を決定づけるためのシステム導入への投資です

  経営の基盤であるビジネスモデルとマーケティングが完成していないうちから、採用を行っても意味はありませんし、同様に教育も環境設備もシステムも、それ ぞれの投資があってこそ生きてくるものなのです。

 

経営者は常に 「一歩先」を見よ!

 私のところには、日々いろいろな経営者の方が相談にみえます。相談内容で一番多いのは、「今、会社があまりうまく いってないのですが、どうすればいいでしょうか?」というような相談です。一般的なコンサルタントなら、「今どうすればいいのか」ということだけを教える のでしょうが、私はそれと同時に「もしそれがうまくいったら、次に何をしなければならないかをわかっていますか?」と必ず聞くようにしています。そうする とたいていの社長さんは、「えっ?儲かったらそれでいいんじゃないですか?!」と、ちょっとビックリしたようなリアクションをされるのですが、こうした反 応をみせるのは、「商売」と「経営」を混同している証拠なのです。

 もう何度かお話しましたが、「経営とは投資によってより 大きな収益を上げること」で、それに対して商売とは、「有形・無形のものを売ってお金を儲けること」です。言うなれば商売とは、経営の中のエンジンみたい なものなのです。そのエンジンを回してお金を儲け、儲けたお金を的確に投資して、会社を大きく発展させていくのが経営をいうわけです。起業されたみなさん は、ぜひこのことを十分に理解しておいてくださいね(@^^)/~~~。

 次にやることがわかっていると、人は精神的に安定し、迷いも払拭 され、素早い決断ができるようになります。「儲かったらそれでいい」と思っていると、しだいに目的を見失い、停滞してしまうのです。経営とは、「儲けが出て からが本格的なスタート」なのだということを初めから知っているだけでも、ライバルに一歩差がつきますよ(*^^)v

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