既存事業のシナジーとしてサイト買収

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

ターゲットを絞った戦略

 例えば、エグゼクティブ向けのカバン屋さんがあります。お客様は「エグゼクティブなビジネスパーソン」とターゲットが絞れているので、サイトを買う際に「エグゼクティブビジネスパーソン」がアクセスしてくるサイトを買収すればいいということになります。

 「エグゼクティブビジネスパーソンに特化したSNS」や「接待に使うお店案内サイト」、「ビジネス英語に関するサイト」などが例として挙げられます。直接的に「エグゼクティブビジネスパーソンのバッグ」に関連していなくとも、「エグゼクティブビジネスパーソン」がアクセスしているサイトというだけでいいのです。

 そのようなサイトを買収後、サイトの運営は自社でやってもいいですし、弊社のようなサイトの運営委託会社に運営を委託してもいいと思います。どんな形ととったとしても、サイトオーナーは変わりませんので、新商品の案内、アンケートやバーゲンの案内など、当然ですが、自社の販売サイトへのリンクを張って、100%独占的にそのサイトを使う事ができます。

 

広告費の効果

 上記のように本業へ直接的な効果があるように、広告としての価値もあるため、売り上げの向上と言う面以外にもコスト削減にもなっています。

 例えば、1カ月に広告費が200万かかっていたとしましょう。年間2400万円です。シナジーがあるサイトを仮に1000万円で買収し、その代わり広告費を50万削減できたとしたら、年間600万のコスト削減、、約1年半でサイト買収費用は広告費でまかなえることになります。なおかつサイトが残っていますので、売り上げ向上、利益削減、しながらサイトが手に入るということです。当然サイトは売却するまでは永久に自社媒体、自社のメディアですので、サイトの価値を落とさずにいれば、長く有効活用できることになります。

 

会計としてのメリット

 収支的にもメリットのあるサイトを買収すると、貸借対照表上では、ソフトウェアに計上されます。そして、償却が60カ月となります。例えば、月々50万円の利益が出ているサイトを1000万円で購入したとしましょう。1000万円がソフトウェアに計上され、月々の償却は1000万円÷60カ月=約17万円、月々の利益は50万円なので、償却分を差し引いても、損益計算書上では50万円-17万円=月々33万円の利益が毎月出ることになります。

 上記のようにシナジーでサイトを買収するメリットは
・実業への直接的効果
・広告費として
・買収した瞬間に毎月黒字計上できる

 ということがあります。皆様も自社のお客様と同じ客層のアクセスユーザーがあるサイトを買収することは経営戦略上、最高の武器を手にすることになります。一度サイト買収を検討してみてはいかがでしょうか。

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