Vol.4 SEO対策を施す上で一番の重要なポイント

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

前回説明した内部要因のほかに、SEO対策には外部要因があります。
この外部要因こそ、SEO対策を施す上で一番の重要なポイントになります。

外部要因が重要視される理由

外部リンクイメージ内部要因と外部要因の重要度は5:5の比率ではありません。
私の感覚で言いますと、内部要因が2割、外部要因が8割程度の重要度を占めるのではないかと思います。

それは内部要因に関しては、自分自身ですぐにでも変更することが可能です。つまりやろうと思えば、誰でも簡単にできることです。

しかし外部要因に関してはそうはいきません。外部要因とは、他のサイトから自サイトがどのような評価を受けているのかということでした。

すなわち、自分自身のみでは対策がしにくいことなのです。そのため、検索エンジンもよりこの外部要因に重要度を置いているのです。

(1)ホームページの人気投票「被リンク」
外部要因とは、簡単に言ってしまいますと、他のホームページから自分のホームページがどれだけリンクされているか、ということです。

ある分野について、非常に役立つ情報が載っているサイトがあったとします。
そんなサイトを見つけると、皆さんも、このサイトは役立つ情報が載っているよ、などと人に教えたくなりますよね。
それがリンクをされているという意味になります。

これはいわゆる人気投票の考え方で、いろいろなサイトからたくさんリンクを受けているサイトは、優秀なサイトだろう、という考え方に基づいています。
ですから、外部要因を考える時は、まずは多くのサイトからリンクを受けることが重要だと思ってください。

(2)アンカーテキストの重要性
アンカーテキストとは、リンクを貼られるときの記述、
< a href="http://サイトのURL"> キーワード< /a>  
に対して、キーワードに当たる文字のことをいいます。
このアンカーテキストというのは非常に重要です。

なぜ重要なのかを説明するのは難しいので、ここで一つ質問をします。
ヤフーやグーグルで「いいえ」と検索すると、どのサイトが一番に来ると思いますか?

答えは「ヤフー」のサイトが一番に表示されます。

ヤフーのトップページには「いいえ」などという言葉は出てきません。なのに、なぜいいえと検索するとトップに表示されるのでしょうか?

その答えがアンカーテキストにあります。

アダルトサイトなどのトップページでは、「あなたは18歳以上ですか?」という質問に対して、「はい」「いいえ」などの選択肢を設けています。
この「いいえ」のリンク先が、多くのアダルトサイトではヤフーのトップページにリンクされています。そのため、ヤフーのトップページがいいえで上位表示されてしまうのです。

このように他のホームページからどのようなキーワードでリンクされているかということが、SEO対策をする上で重要な意味を持ちます。
そのため必ず上位表示させたいキーワードで他のホームページからリンクをもらうことが大切です。

(3)どんなサイトからリンクをもらうのか?
外部要因の最初に、できるだけ多くのホームページからリンクをもらうことが重要です、とお伝えしました。
このことはもちろん重要なのですが、もう一つ重要な要素があります。

それは、どんなホームページからリンクをもらうのか、ということです。

例えばあなたが歯医者さんの評判を調べたいと思います。

近所の小学生から、あの歯医者さんはよかったよ、と聞くのと、信頼できる友人から良かったと評判を聞くのとでは、その価値は違ってくると思います。
さらに、権威のあるお医者さんから、あの歯医者なら技術的にもお勧めします。安心してください。などと言われたらどうでしょうか?さらに信頼度は増すのではないでしょうか?

このことはSEO対策にもそのまま当てはまります。

リンクをもらうホームページがどのようなホームページかによって、その価値が違うのです。
昨日開設したばかりの個人ブログからリンクをもらうのと、有名大学のホームページからリンクをもらうのとでは、同じ一つのリンクでもその価値が大きく違ってきます。

このようにリンク効果が高いと思われるホームページから、いかにリンクをもらうのかを考えるのも、外部要因対策の一つです。

(4)リンク効果の高いホームページとは?
それでは一般にどのようなホームページからリンクをもらうのが効果が高いのでしょうか?
一般的には次のようなホームページからのリンクが効果が高いと言われています。

■関連ジャンルのホームページ
車のホームページを運営しているのに、花のホームページからリンクをもらうのと、同じ車関連のホームページからリンクをもらうのでは効果が違います。できるだけ同じジャンルのホームページからリンクをもらいましょう。

■古くから運営しているホームページ
昨日立ち上がったばかりのホームページより、10年前から運営しているホームページからリンクをもらった方がより効果があがります。

■学校や業界団体など、公共性の高いホームページ
公共性の高いホームページからリンクをもらうことは、非常に難しいことです。その分、もしあなたのホームページがこのようなサイトからリンクをもらうことができれば、非常にリンク効果が高くなります。

業界団体などではよく、会員のホームページへリンクを貼ってくれる場合があります。このような機会は必ず利用するようにしてください。

■上位表示されているホームページ
すでにヤフーやグーグルの検索結果で上位表示されているホームページというのは、検索エンジンから高い評価を受けている証拠です。このようなホームページからリンクをもらうことも有効です。

■ヤフー、クロスリスティングへの登録
いわゆるヤフーカテゴリなど、ディレクトリサイトへの登録です。こちらは基本的に有料になります。

最後に

SEO対策イメージざっとSEO対策に関して、大まかな部分を説明してきました。
他にも細かいことはいろいろとありますが、以上の内容を読んだだけでも、SEO対策に関する理解は深まったことと思います。

外部要因の章で説明しましたが、SEO対策の肝の部分は、いかに自分のホームページにリンクをもらうかということになります。

そのためには、ひとつどうしても避けては通れないことがあります。それはあなたのホームページがどのような情報を発信しているかです。

つまりしっかりとした、有意義な情報を発信しているホームページであればあるほど、自然とリンクは集まりやすくなるということです。

逆に中身のないホームページであればある程、SEO対策をするのは難しくなります。

グーグルにしろヤフーにしろ、その使命はいかに役立つサイトを検索結果の上位に持ってくるのか、ということです。検索者の意図しないホームページが上位に表示されることは、その検索エンジンにとっては致命傷にもなりかねないからです。

SEO対策をする前に、自分のホームページは本当に訪問者にとって役立つホームページになっているのかを、ぜひ確認していただきたいと思います。

単にSEOのテクニックに凝るのではなく、日々ホームページの内容を充実させていくことを忘れないようにしてください。

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