Vol.7 海外企業も参加するモバイルイベントとは!?

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局
トーキョー発モバ イルイベントに参加。一風変わったケータイ系の業界のイベントに参加してきました。

六本木のクラブ

 会場であるクラブのドアを開く と、100人くらいの人。そして、日本人ではない風貌のみなさんがゾロリと過半数を占めている。

 六本木のクラブという場所を考えるとむ しろ当然な気もするわけですが、本日は会場貸切りなのです。つまり遊びに来てる人たちではない。みんなモバイル業界イベントに参加するためにやってきた人 たち。

「東京に、こんなにも大勢のモバイル関係の外国人さんがいるんですね!」

 びっくりです。

 

Mobile Monday Tokyo

 7/10に開催されたこの「Mobile Monday Tokyo」はベンチャー企業Mobikyo(モビキョー)社が主催する業界交流イベント。

 「月曜日の夜にカジュアルな雰 囲気でモバイル業界の人たちが集い、企業規模を超えて交流する場を作ろう」と、ヘルシンキで始まったステキな試み「Mobile Monday」の東京版なのです。

 現在世界の20を超える都市の名を冠した「Mobile Monday」(略称:「MoMo=モモ」)があり、それぞれの国ごとにそれぞれの国の後援会社が「MoMo」の運営社となって活動をしているのだとか。

Mobile Monday Tokyo

 イベントは基本的には毎月(い ずれかの月曜日の夜)に開催されていて、ゲスト企業のプレゼンテーションがあります。その回のテーマに興味のある関係者が集まり、カジュアルなムードの中 でプレゼンを聞き、交流する、というのがスタイル。

 この日はダブルクリック社のケータイサイト構築ソリューションと、マイクロソフト社の ケータイアプリ版メッセンジャーのプレゼンでしたが、それぞれ「超」の付く有名企業ながらプレゼンターはポロシャツにジーパンといったラフなファッショ ン。プレゼンする方がリラックスしてると、聞いてる方もリラックスして聞けるものなんですね。(サイトからプレゼンテーションファイルがダウンロードでき るようになってます。こういう情報共有スタイルもうまい!ぜひ見てみてください)

 ネットワーキングのお時間では、さすがにみなさんパー ティトーク上手。お話をしてみると、

「モバイルにはね、とっても興味持ってるんだ。うちの会社は建築関係の業界だから何ができるかわかんな いけどね」という方もいて、なるほど勉強熱心なんだなと妙に感心したり…。

 一緒に足を運んだケータイ研究家・木暮祐一さん (http://www.kogure.biz/)が、ご自身が編集長をつとめられているフリーマガジン「mobile!」を手に、白人男性と話している のでよく見てみるとMobikyoのスタッフの方。私も挨拶させてもらいました。

 

世 界を意識

 主催社のMobikyoさんは「Mobile Monday Tokyo」の運営のほか、「Wireless Watch Japan」という日本発・英語モバイル情報WEBの運営、海外の モバイル業界人を対象にした日本のモバイル業界紹介ツアー「Mobile Intelligence」という活動も展開されているとのこと。いずれもユニークで、しかも、興味が尽きません。一見したとこ ろ、とても地味で小さな活動ですが、近未来の「モバイル」を考えると実はとてもインパクトの大きい、意義深い活動だと思いました。

 (余談 になりますが、わたしの会社の名前「trimtab」って、「大きなモノ(船)を動かす、小さなピース(補助舵)」という意味を込めているんですが"先に やられてしまった!"感じです)

 いわゆる日本での「モバイルビジネス」とはまるで異なる事業ですが、こんなところにも「モバイル」のビジ ネスの面白さやニッチがあるんですね!そして、ますます「世界」を意識しないではいられません。

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