Vol.5 海外での仕入れルートの作り方

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局
以前、海外仕入れは「確実なルートで、よい商品をいかに安く買うか」が一番のポイントと書きました。では、初めての地でどのように自分のルートを作ればよいのでしょうか?

まず行ってみる

  よく「○○へ行って商品の仕入れをしてこようと思っている」といきなり国名をあげる方がいらっしゃいますが、初めての国に行く場合は、初回から「仕入れ」 を目的として行くのは、私的にはおすすめしません。初めての国は土地感がなく、どこで何が売られているかわかりません。行き当たりばったりでも商品は買え ますが、それが高いのか安いのかも把握できません。ましてや「仕入れ」を意識すると「商品をそろえる」というプレッシャーも加わりますので、肉体的にも精神 的にも大変疲れてしまいます。

 最初は、まず仕入れ先にしたい国へ旅行のつもりで訪れましょう。土地感を理解し「どこに何が売られているのか」「価格平均はどれくらいなのか」をいろいろなお店に行って知っておくと、2回目以降の買い付けがとても楽になることは言うまでもありません。

 

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交渉は笑顔で

 いま私は知り合いの店から買付けることでほとんどの商品をそろえることができますが、時間があれば知らない店に行き、新しいルートを作っています。ルート先を作る方法は意外と簡単。私流のルート先の作り方をご紹介します。

 

1、気になるお店はすぐに入り、まずは価格チェック。それぞれの商品平均価格を知っていると、その店の価格がどうなのか判断できます。韓国は平均価格の倍以上で販売している店もあるので、私は平均価格よりかなり高い場合は、すぐに店を出るようにしています。

 

2、 値段が平均値でお店や店員の雰囲気がよい場合、すぐさま交渉開始です。表示されている値段で買うのは普通の観光客と同じですので、バイヤーとして買う場合 は少しでも「よい商品を安く」買いたいところですね。交渉の成功は「笑顔」と「会話」です。私はお店の人と会話をする時、

・「日本で店をやっています」

・「たくさん買いますから」

・「韓国には友達の店がたくさんあります」

・「あの店では○○ウォンでした」

・「前にもこのお店に来ました」

以上を必ず取り入れて、楽しく感じのよい態度で会話をします。決して「安くしてください」の連呼はしません。「安くしてください」ばかりを繰り返すと店の人から「うるさい、帰れ!」と言われる場合があるので注意しなくてはいけません。

 また「買い付け」であれば、よほど高級品ではない限り1、2個の単位で買うことはないと思いますが、数が少ないと値段交渉はできませんので、ある程度まとめて買うようにしましょう。

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