起業の心得:ゲンイチ第4回 経営の責任をとる

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

「責任」って、失敗やトラブル、事故なんかの時にやり取りされる言葉ですよね。「それは責任問題だ!」とか「他人事みたい に無責任なことを言うな!」なんて使い方をします。少し前のDGML(ドリームゲートメーリングリスト)でも責任について議論されていました。 人生に失敗やトラブルはつきものですから、家庭や学校、町内会や、はたまた政治の世界でも悪い話と責任はコーヒーとクリープのようにとっても仲良しで す。(笑)

そこで今回は、ビジネスの世界に限って、それもトラブルとか事故ではなく、事業の失敗。事業が終わる時のことを考えてみましょ う。倒産、破産、民事再生、会社更生など会社の手仕舞いにはいくつかあります。個人の場合だと自己破産になるんでしょうか。任意整理っていうやめ方もあり ます。事業は一人ではできない。多くの方のご支援やご協力がないと…って言いますから、当然、失敗した時には多くの方にご迷惑をかけることになります。

こんなことを言う人がいます「いや、今さら言っても仕方がないのですが あの時、○○が…」。本人も言っているように「今さら言っても仕方がない」です。仕方がないのに何故言うのか?自己弁護したいのです。“経営の責任を取 る”とは決して言い訳しないことです。

自分の非力を詫び、どんな罵倒にも黙って耐える。言い返さない。周りの人を最優先し、自分のことは一番最後に。それぐらいのことしか出来ませんが、それしか責任の取りようはないのです。

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