起業の心得:ゲンイチ第93回 Shanghai

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

東京が日本でないように、上海は中国ではありません。東京はTokyoです。そして、上海はShanghaiです。

上海にいます。上海の江蘇路の自分のオフィスでこれを書いています。最近、曜日に関係なく動いているのと、この週は祭日が多かったりして、(言い訳)ころっと、メルマガの締め切り日を忘れていました。今、スタッフから携帯に電話が入って・・・「吉田さん、GENイチの原稿がまだなんです」(>_<)って。

そんなこんなで、今週は上海について書きます。読者の中でも上海に来たことのある人は多いと思いますが、吉田は1995年に始めて上海に来ました。その時に「この街でなにかやりたい!」欲求にとらわれてしまいました。(笑)そして、今のように定期的に上海に来て、こちらでもビジネスの真似事のようなことを始めたのは2000年からです。

上海には日系企業が5000社、日系人が5万人といわれています。今、世界で一番お金と人が集まるところが上海です。世界からビジネスのトップアスリートが集まってきます。グローバル企業では一昔前までアジアへの転勤は左遷でしたが、今では社内で一番できるヤツを上海に送り込んできます。

日本人の若い人が急激に増えています。留学で来ている学生層と企業の若手駐在員。ここは今までとおりなんですが、注目すべきは20代、30代で転職先を上海に求めて来ている人達です。彼らはツテやコネがなくてもこの上海に飛び込んできます。中国語ができないので、まずは、語学学校へ。個人差はありますが、午前中の授業を半年間受けると、日常生活には困らなくなります。

午後は暇なのでいろんな交流会に出たり、人づてで友達をつくったり、就職情報を集めたり、インターンをする人もいます。そして、6ヶ月経つとほとんどが日系企業に就職します。上海には派遣会社はないので、人材はすべて紹介・斡旋ということになります。上海で日系向けの人材紹介サービスをする会社が大小あわせて20社ぐらいあります。上海は年率2桁伸びる街です。常に人不足。デキル人はもっと不足しています。

飛び込み組みの若者達は中国語もしゃべれないのに「上海が面白そうだ!」だけで来ちゃう連中です。みんな、アントレプレナー・シップの持ち主です。すでに、起業している人も多くいます。

昨日も今日もですが、こんな連中と毎晩宴会している吉田です。実は、彼らの多くはここで起業のチャンスを狙っています。
IPOするなら中国ビジネスでしょ。市場はナスダックもいいし、香港でもいいし・・・(^_^

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