起業の心得:ゲンイチ第26回 まーくんシリーズ<禍福は糾える縄の如し>

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

前回に続き、今回もよしだ父に登場してもらいます。
(笑)中学校の頃だと思いますが、おやじが唐突に「まーくん、禍福は糾える縄の如し、って知ってるか?」って尋ねました。僕は「そんな難しいこと知らんわ~」って答えたと思います。でも、ちょっと四文字熟語ぽくてカッコイイのでその時のおやじの説明とこの言葉をセットで覚えてしまいました。
おやじ曰く「禍福とは嫌なこととうれしいこと。この二つは糾う。つまり編んである縄のように順番に来るってことやから、いい時もあれば悪い時もある。悪い時も次はいいことが来ると思えば頑張れるし、いい時もこればっかりが続かないと思えば慢心にならずに、いつも心の準備ができていて、悪いことが起こってもあわてないで済む。それでな、まーくん、世の中いろんなことがあるけど、うまく行かない時に、それが自分のせいやないと思っても言い訳したらアカン。じっと、誤解が解けるまで我慢するんや。言い訳したら、その言い訳が次の誤解を生む。男は黙って耐える。わかるか?見てる人は見てくれてるから、安心したらええ。そしたら、次に福が来る」
確か、そんなことを言ったと思います。今から思えばあの時のおやじに何か辛いことがあったのだと思います。それを息子に言い聞かすように自分に言い聞かせていたのかも。間違った時は素直に謝り、言い訳しない。いつもそうありたいものです。

おやじの言葉を思い出し…反省!

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