起業の心得:ゲンイチ第25回 haveからdoへ、そしてbeへ

起業の心得

あるセミナーでhave、do、be、って話を聞きました。講師はこの三つを使って時代がもつ価値の変化を説明していました。こんな風にです。日本の70年代はhaveの時代、「持つ」ことに意味があった。80年代はdoの時代、「何をするか」に価値は変わった。そして、 21世紀の日本はbeの時代、「どう在るか」が一番大切。have=何を持つか?do=何をするか?be=どう在るか?

僕はこの話を聞いて、これって人も同じかな?って思いました。20~30代はhaveの時代、40~50代はdoの時代、60代からはbeの時代。最後のbe、「どう在るか」は生き方っていうか、その人の中にある「変わらない価値」だと思います。変わらないからすごいんですが、たとえば、清貧と言われた土光敏夫さんです。僕的には土光さんはカッコいいのです。憧れています。この土光さんの在り方のカッコよさを若い人に伝えたいのですがこれが難しい。(笑)

イチローってカッコイイですよね。きっと、マリナーズの本拠地、シアトルですげ~億ションに住んでて、スポーツカーが何台もあって、でも、イチローのカッコよさはお金ではないです。彼はプロ野球選手で今は大リーガーとして本場アメリカで活躍していて、それも当然にカッコいいけど、イチローのカッコよさは億ション(have)でも大リーガー(do)でもなくそのカッコよさの本質は彼の在り方、生き方にあると思います。華やかな影で吐きそうになりながらでもそのプレッシャーに耐えて、いつも同じ努力を同じように続けることのできる謙虚さ、そして、強さ。その生き方  在り方がイチローらしさです。そこがカッコいいのです。この在り方が彼に力を与え、大リーグで活躍しています。結果としてお金持ちになった。「衣食足って礼節を知る」ってことわざもありますから haveが足って、doに、doが足ってbeなのかも知れません。でも、イチローの例でもわかるように実は在り方(be)が最初になくては何をしても(do)一人前にはならない。このdoがhaveを生むのです。イチローのカッコよさも土光さんのカッコよさも、実は根っこは同じで「在り方」です。自分のことは棚に上げて、haveからdoへ、そしてbeへ