起業の心得:ゲンイチ第16回 旭川で会って、翌日、札幌で再会…

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

今回も知人の話です。 2月26日に旭川産業高度化センターさんで講演をしました。テーマはご存じ「アントレプレナー・シップとベンチャー失敗の法則」です。(笑)その時のもう一人のスピーカー、飯田ウッドワークシステム株式会社の飯田社長と友達になりました。

僕と同じ29年生まれ、おじさんです。(笑)でも、カッコイイんです。おじさんがおじさんに感じるカッコ良さかな?(笑)彼は窓屋さんです。もう少し正確に言うと窓枠屋さんです。ドイツから輸入しているアルミの金具と、旭川で作っている木製の柱や梁などを合体させて、そこに飯田さんの持つ特許をまぶして大きな木製窓枠を作っています…ごめん、テキストで説明するのは難しいのです。興味のある人はここを見てください。http://www.iimado.com/わかりやすいサイトで「いい窓あります」って出てきます。(笑)これを見た瞬間に飯田さんの笑顔を思い出しました。

26日のイベントが終わった後に食事をしながらいろんな話をしたんですが会話の跳ね返りがいいんです。キャッチボールやなくってピンポン、卓球みたいです。会話がピンポンします。「飯田さん、それって…」ピンポン「そうそう」ピンポン「やっぱり」ピンポン「ガハハ(笑)」ピンポン。
話していていろんな飯田さんが見えてきました。彼はドイツからアルミ金具を輸入しているのではないです。きっと、その金具の向こうにあるド
イツの住文化や住み方、生き方、哲学みたいなもんを輸入してるんやと思います。

翌日は札幌でミーティングでしたが、夕方なのでお昼をご一緒することにしました。そして翌日、飯田さんの真駒内にある会社にお邪魔しました。東京センターの米林を連れて…。米林は夕方のミーティングが一緒やったのでその日に札幌に入っていました。

飯田さんは北大の農学部林産学科卒です。公設の研究所の研究員から転職して道庁の役人に。その後、役所を辞めてサラーリマンに。そこをスピンアウトして、4年前に独立起業。今は飯田ウッドワークシステム(株)の社長です。

そのお昼ですが、飯田さんの手打ち蕎麦をいただきました。「うちの事務所は僕の部屋より台所が大きくて、朝、スタッフが集まったら『おはよ』の挨拶の次は『今日のお昼、何する?』が会話なんです」(笑)オフィスにいる時はみんなでお昼ご飯を作って食べるらしいです。吉田のオフィスにもバーカウンターがありますが「おはよ」の次に「何飲む?」って会話はないです…(笑)。僕の生き方がファーストフードなら、飯田さんの生き方はスローフードかな~って、帰りの地下鉄でぼんやり考えていました。そうそう、僕はジムに通っていますが、飯田さんは近くの山でクロスカントリーを楽しんでるそうです。ここもファーストとスローかな?

米林談:スピードと勢いが重視される現代、焦らず急がず堅実に成長を続ける飯田さんに、新しい起業スタイルを見ました。

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