離職前の起業準備のリスクは?

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

Q.離職前の起業準備のリスクは?

まだ、会社員なのですが、起業を目指しています。しかし、家族もいるので中々、踏ん切りがつきません。そこで、現在の会社を辞める前にある程度、起業の準備をすることを考えています。円満退社を考えているので、起業の準備が会社にバレた場合のリスクを教えてください。
 

A.回答

会社にバレることのリスクについてですが、実は企業側からの問合せが多い質問の一つです。
「ウチの社員がウチのノウハウを使って同じ業種で独立しようとしている。」
「独立した社員がウチのお客さんに営業をかけているんだけど、個人情報保護法違反にならないの?」などです。
「訴訟を起こしたいけど、何とかならないの?」というのも多い質問です。
おそらく、皆さんが考えている以上に経営者はこの問題に敏感なはずです。
お勤めの会社によって異なるのですが、多くの企業では就業規則や雇用契約の際に「兼業不可」としており、また、「競業避止」と言って競業他社への転職や起業を制限している会社もあります。後でトラブルにならないように確認をしておいたほうが賢明ですね。
また、会社員のまま起業すると言うと「週末起業」や「情報起業」と言う方法が有名ではないでしょうか?私の顧問先の社長さんは「週末起業」で会社を興し、今では10名以上の社員を抱える企業に成長をしています。(まだまだ伸びて行きそうですが・・・)
しかし、ご注意いただきたいのは、この手の方法を聞くとどういうわけか「簡単に起業できる」と勘違いする方が多いのが残念です。「簡単=楽」ではありませんよね。通常の会社員としての業務をこなしつつ、起業するのですから仕事の量も半端なものではなくなります。
実際に、その社長さんも今でこそ2000万円プレーヤーですが、その当時を振り返って「軌道に乗り始めた頃は、忙しすぎて会社員としての仕事か起業家としての仕事かわけが分からない状態になりましたよ」と仰っていました。
「それでも、起業を目指したい」という強い思いがあるのであれば、私たちは全力でサポートしますし、DGに登録しているアドバイザーの皆さんも同じ思いのはずです。

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