ネットショップ運営ノウハウ―サイトを真似されないための対策とは

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

Q.ネットショップ運営ノウハウ―サイトを真似されないための対策とは

わたしの運営しているネットショップと同じようなサイト(ホームページ)が立ち上がっているのを見つけました。サイトを真似されないための対策をおしえてください。
 

A.回答

サイト(ホームページ)に人気が出てくると、その模倣サイトも出てきます。
はっきり言ってしまうと俗にいう「パクられる」という状態がおこります。
これは人気サイトの運営者なら誰もが経験する悩みです。
インターネットの世界では練りに練った独自のサービスやキャッチコピーも、あっという間に真似されてどのサイトでも行っているサービスとなります。
わたくし泉高憲も起業当時に打ち合わせに打ち合わせを重ねやっと立ちあげたホームページを「レイアウトや色調からサービス内容まで完全に模倣されたホームページ」を他社に立ち上げられたときはあまりに衝撃で本当に開いた口がふさがりませんでした。
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1、解決策はあります。
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わたくし自身も起業当初で熱かったのでしょう。最初のうちはムキになり次から次へと新サービスの導入やキャッチコピーの改定を行っていました。しかしこれで は「イタチごっこ」です。さすがに疲れ果ててきたある日わたくしはアクセス分析(※1)からある傾向に気付いたのを境にサイトを模倣されにくくなりまし た。

(※1アクセス解析とは、訪問者数やお客様がどのページをどれくらい見ているか、どのようなキーワードで検索してホー ムページを訪れて下さっているかなどを分析すること。無料で導入可能。有名なサービスでは検索エンジン大手のGoogleが提供しているGoogle Analytics)
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2、すべての意味において仕掛けは後ろに作るほうがよい
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トップページに凝った仕掛けやキャッチコピーを作っても、実はお客様はあまり反応してくれません。もちろんある程度の反応はあるのですが、以外に「商品のカテゴリー」「商品の一覧項目」や「送料」、「会社概要」など、どのホームページにでもありそうな項目をクリックしていらっしゃいます。
これはわたくしの当初の予想と異なり正直驚きました。
少しネットマーケティングを勉強された方なら「3秒ルール」だとか「直帰率を下げる」など「トップページにいかに仕掛けを作り上げお客様がホームページを閉じてしまわないようにするか」がいかに重要かをご存じだと思います。
たとえば取扱商品の大きな写真を載せるとか「お客様が一瞬で『このホームページには私の探しているものがありそうだ』と判断できるわかりやすい仕掛けは必要です。
しかしそれ以上の凝った仕掛けをトップページに作ってみてもあまり反応率はよくありません。「凝った仕掛けはお客様が自分の意志で次のページを開いたその先に存在してこそ」反応率は高まるような気がします。
そのようなことに気づいてからわたくしはキャッチコピーをトップページの次に持ってくるようにしました。
その結果お客様にはサービスについてより理解をしていただくことができるようになりました。
そして意外な副作用としてホームページのキャッチコピーや仕掛けを真似されることが減ったのでした。
わたくしの分析ですがライバルサイトを模倣しようとするような安易な人はせいぜいトップページと価格くらいしか見ていないのかもしれません。また特売広告の ようなあれやこれやと見境なしに情報をテンコ盛りしたトップページは簡単につくれても、お客様に順を追って解りやすく情報を伝えていくようなサイトは構築 できないのかもしれません。
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3、商標登録も検討を
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ネットショップの名前や屋号を真似されないようにドメインをいくつも取得される方もいらっしゃいます。最近ではドメインも安く取得できますのでこれも有効な方法の一つではあります。
また商標登録も有効な手段です。屋号や名称を真似されないためにも有効ですがインターネットの世界では信用性を高めるという効果もあります。
わたくしも展開している主要サイトの名称は商標登録をしており、そのことをページでアピールしています。
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4、最後に
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深くお話をしようとすると少し専門的な知識を前提にお話をせざるをえません。今回の記事はすでにサイトを立ち上げられている方にはある程度の実感をもってお読みいただける内容であったとおもいますが、これからホームページを立ち上げようとされている方には少し理解しにくい内容も含まれているかもしれません。 不明な点や疑問点がございましたらご遠慮なくドリームゲートを通じてわたくし泉高憲までご質問・ご相談ください。以下のページより無料相談のお申し込みが 可能です。
http://www.dreamgate.gr.jp/consul/pro/izumianda/mailform_view

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