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注意

融資制度の変更等のため、この融資出資マニュアルは内容が古いものになっております。つきましては、新版「資金調達マニュアル」を参考にしていただきますようお願いいたします。最新の情報が掲載されております。

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資金調達マニュアル 3-1:助成金とは何か?


助成金とは「融資と違い、返済不要で国からもらえるお金」のことをいいます。
よく融資と勘違いされ、『返済するのですか?』と質問されることがありますが、その必要は全くありません。
助成金は一度もらえれば返済する必要がなく、そのまま会社の純利益となるのです。

どれくらいの効果があるのか?

仮に100 万円の助成金を受給した時のことを考えてみましょう。
サービス業で営業利益率を2%(サービス業界の黒字企業の平均値)で見積もってみると、

1,000,000円(助成額)÷0.02(営業利益率)=50,000,000円

五千万円の売り上げに相当するのです。
特に創業時の資金に余裕のない時点では非常に重要で、利用しない手はありません。

もらうのは難しい?

助成金は受給が難しいものと易しいものがあります。
その説明は後ほど行いますが、最低限の条件として、

人を雇い入れる、または雇い入れる予定がある(助成金は雇用保険料から出ているため)

労働基準法に沿った労務管理を行う(雇用契約書から社会保険の加入など)

労働保険料を支払う

が挙げられます(雇用関係の助成金の場合)。
 

助成金に関する注意点

 助成金の相談を受けていて、よくある誤解に、
「創業資金の足しにしたいから助成金を考えている」「すぐにもらえる」ということがあります。

助成金は、創業に要した費用や雇用などを行った見返りとしてもらえるものなので、
計画を提出しただけでもらえるものではありません。

また、支給までも早いもので3カ月、長いものだと1年半ほどかかるものもあります。
そのため、助成金を創業資金として事業計画に入れることはやめて、
あくまでもらえたらラッキー程度に考えておきましょう。

 また、助成金は日々変化しています。そのため新鮮な情報が必要となります。インターネットにはいまだに、数年前に廃止されたり、金額が変わった助成金の情報がたくさん載っていたり、逆に利用しやすいのに新しいために情報がないケースも多々あります。そのため、情報が命です。(創業関連でも、子育て女性起業助成金や地域創業助成金等は既に廃止されています)

助成金に関するよくある誤解


・うちの会社ではもらえないのではないか?
→人を雇い入れる会社であればどの企業でも可能性があります。

・以前、申請した経験があるので簡単だ
→要件は日々変わっています。1年もたつと同じ助成金でも審査基準や支給額など変更されていることがほとんどです。

・規模が大きくないともらえないのではないか
→助成金は中小企業を支援するためのものなので創業時のほうがもらいやすいです。
 

助成金のメリット


 助成金は返済不要のお金がもらえるだけではなく、そもそも助成金自体が国の施策に沿って作られるものなので、逆に言うと、まだ労務整備が進んでいない中小企業の労務分野を整備しようというのが目的です。
つまり、助成金が受給できるということは、結果として自社の人事制度が改善されるということにもなります。





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田治米 洋平     この章の執筆者: 田治米 洋平氏(ドリームゲートアドバイザー)

 
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