資金調達(融資)のノウハウ Vol.04 資金調達を視野に入れた事業計画を立てよう。

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局
最近わが国にも今回の商法改正を始めとして起業家が創業して自分の腕一本でビジネスを始めてゆく基盤が整いつつある機運を感じます。また、そのような起業家向けの書籍もよく目にするようになりました。テーマとしてよくあるのが資金調達に関するものなのですが、実際のところ皆さんはどのように調達されているのでしょうか?

創業時の資金調達の手段は・・・・

 融資といえばまず【銀行】と誰でも考えると思います。私自身が創業にまつわる資金調達に関与する場合もそう考えます。書籍、雑誌、商工会議所などから発行される機関紙などを見ると、創業融資の手段は多岐にわたるように見えますが、実際には下記の資金調達の手段しかないと思います。

 1.制度融資を利用した保証協会付の銀行融資
  2.国民生活金融公庫からの融資
 3.銀行などの定型の創業資金
 4.親族、知人、友人からの借り入れ

 上記の手段の中でも、さらに細分化してゆくとさらに資金調達の手段は多くあります。たとえば、国民生活金融公庫の一般貸付・無担保無保証資金・創業資金など実際にさまざまな商品がありますが、実際に利用しようとして調べてみると実にさまざまな条件が多いのです。
 たとえば、保証人や担保をつけたくないとなると、融資金額は自己資金の金額までなど
 

創業時の資金調達手段の選択をいかに行うか・・・・・

表題に資金調達手段の選択をいかに行うかと書きましたが、実際には資金調達の選択肢の条件に対し、いかにこちらが合わせることができるか、といったほうが正しいと思います。つまり、自分の会社および事業が上記の資金調達手段のどれに合致できるかというところから資金調達を行うということになるのです。
 可能であれば、起業をはじめる以前の段階から資金調達のことも盛り込んだ上で事業計画を作成し、戦略的に上記のような公的な資金調達を行えるような形態に持ってゆけるぐらいの計画性が必要であるといえます。

 

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