自己紹介はこれで完璧!

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局
自己紹介が上手く できると、自信がついて、その後の会話もスムーズになります。このトピックでは、外国から日本に来たビジネスパーソンをホテルで出迎えるシーンでケースス タディします。

【登場人物】

松井一郎: スミス氏の宿泊先に迎えに いく。ホテルでピックアップして、その後、舞浜にある自社工場に連れて行く予定。英語はちょっと苦手。

ジョン・スミス: アメリカから来 日。日本に来るのは2回目。松井の会社と提携するかどうか視察のため出張してきた。

 

【2人の会話 ホテルロビーにて】

Matsui:  Mr. Smith?

Smith:   Yes, that’s right.

Matsui:  I am Ichiro Matsui from the Tokyo office.  How are you today?

Smith:   Very well, thanks.  Pleased to meet you, Mr. Matsui.

Matsui:  Please call me Ichiro.  How was your flight?

Smith:   Not bad.  I slept quite well on the plane.

Matsui:  Good. Is this your first visit to Tokyo?

Smith:   No, I was here 5 years ago on vacation.  This is my first business trip.

Matsui:  I see.  Please come this way.  My car is in the parking lot.  I will drive you to our factory in        Maihama. It will be an hour drive from here.  Are you ready?

Smith:  Sure.

(日本語訳)

Matsui:  スミスさんですね?

Smith:   はい、そうです。

Matsui:  東京支社の松井一郎です。はじめまして。調子はどうですか?

Smith:   とてもよいです、ありがとう。松井さん、お会いできて嬉しいです。

Matsui:  一郎と呼んでください。フライトはいかがでしたか?

Smith:   悪くないです。よく眠れました。

Matsui:  よかったです。日本へは初めてですか?

Smith:   いいえ、5年前休暇で来ました。出張で来るのは初めてです。

Matsui:  なるほど。こちらへどうぞ。車が駐車場にあります。舞浜にある弊社工場にお連れします。
ここから1時間位かかります。準備はよろしいですか?

Smith:  えぇ。

【ポイント レッスン】
 

1.ホテルのロビーには多数の外国人がいる場合もあります。初めて会う人を出迎える
場合、相手の姿(背格好や髪の色など)をあらかじめ知っておきましょう。声を掛ける
際、名前を呼んで、万が一の人違いを避けます。

2.ここでは短く名前と所属を名乗っています。事前にメールでやり取りしている
ような場合は、このように完結な自己紹介で充分です。

3.「How was your flight? (フライトはいかがでしたか?)」- 日本に到着
したばかりの相手でしたら、このような質問でちょっとした気遣いを見せましょう。

4.「Is this your first visit to Tokyo? (東京は初めてですか?)」
― 相手が日本に慣れているかどうか、知っておきましょう。慣れている人には不要の
説明も、慣れていない人には親切と思われます。

5.松井の最後の台詞は重要です。これからどこへ行くのか、どの程度時間がかかる
のか、相手に知らせた上で次の行動に移りましょう(相手に安心してもらえます)。
また、Are you ready? (「準備はよろしいですか?」)と聞いてから動き
ましょう。相手は、1時間かかるならトイレに行っておきたいと思うかも知れません。
あるいは、何か先にホテルフロントに頼みたいことがあるかも知れないのです。
このように、相手に時間と心の余裕を作り出すことが大切です。

 慣習が違う国、言葉が通じない国に出張する場合、相手も多少の不安を感じているはずです(逆の立場なら同じことでしょう)。

  最後に、基本的なことですが、笑顔に勝る挨拶はありません。緊張していても、英語が苦手でも、にこやかな表情で出迎えましょう。

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