Vol.8 仮想現実セカンドライフ(Second Life) VS 超現実趣都アキバ【その2】

秋葉原で起業~趣都アキバ式ビジネス~
今回は、米国で急激に巨大化しているセカンドライフ ( Second Life )とビジネスチャンスについて「検索と実際の秋葉原」にフォーカスしてナビゲートします。

テレポートと検索エンジンのアルゴリズム

  セカンドライフ内には、現実世界には必要なものでも、実際には皆無に等しいものがある。それは、「住居」と「交通手段」です。参加者は、目的の場所へ移動 する場合建物にはテレポート看板やスポットを紹介するブログやチャットなどの会話から参加者は目的地を発見するケースもありますが、基本的には「サーチ」 機能を利用し、ダイレクトに目的地を移動します。

 住所があるわけではないので、目的があいまいな場合などそのスポットに対してどのようにキーワードを設定し、どのようなリスティング順位をつけるかがポイントです。当然、来訪を増やしたい店舗や企業は検索結果の上位表示を考えます。

  現段階での順位決定要素としては、「来訪の人数」です。詳細は開示されていませんが、そのサーチの精度がサイトの成長に大きく起因すると思われます。サー チ時に滞在している人が多い場所、滞在時間がない場所、再来店、来訪が多い場所、アクションが多い場所など今までの検索アルゴリズムとは異なる順位付けが 必要となります。

 勿論、検索連動型の広告のも今後展開されることが予測されます。


セカンドライフにも存在する都市秋葉原

 既にセカンドライフ上に「AKIBA」は存在しており、他にも「SHIBUYA」など複数の地名のついたエリアも存在しつつあります。

 しかし、現在のセカンドライフ上の「AKIBA」には、秋葉原の象徴的な家電やアニメ・ゲームなどは存在していないのが現状。街角に「モナー」を発見した程度です。

 果たして、セカンドライフ上の「AKIBA」は、現実世界の様な都市になるのでしょうか。

 重要なポイントとして二つ考えられる。

1.セカンドライフ上での移動は「テレポート」できる点。

2.家電などのメーカーが自由に店舗出店している点。

 つまり、目的地への移動において、「サーチそしてテレポート」するため、一カ所に集中する必要性が無くなり、都市空間を作り出すことが困難なケースが考えられるのです。


秋葉原というブランド

 秋葉原という街は、世界的に見ても有名ですが、京都などの観光地というイメージとは異なります。日本の電化製品ブランドやアニメ文化がワールワイド化するなかで、特に家電やアニメという具体的なモノがイメージされる有名都市、これが秋葉原です。

 「SHIBUYA」に関しても今ではヨーロッパよりも、世界から注目されるファッション発信エリアであり、世界的にも非常に珍しい都市でなのです。

  日本での消費行動においては、昨今大型ショッピングモールが台頭していますが、現在でも小さな専門店が集中している特殊エリアが存在し、商圏を拡大してい ます。生地であれば「日暮里」、料理道具「合羽橋」、そして、BL系なら「池袋」などなど、全国にもさらに多く存在するはずです。


セカンドライフ上で秋葉原を作る方が効率的?

 家電メーカーがそれぞれテーマパークを作るのではなく、秋葉原エリアに集中的に出店した方が、自然流入が獲得できる。家電であれば有名ブランド以外の製品も、秋葉原エリアに集中させることで、無駄な誘導広告を展開する必要はなくなる。

 上記が可能であれば、セカンドライフのアバターはコスプレをしているユーザーも多いため、まさに現実世界の秋葉原に近くなるのです。


 今後、どの様なエリアやサービスが生まれ、発展するのか?そして何が効率的なのか? 日本独特の発展を遂げ
る可能性もある。
 実社会でビジネスに挑戦する前に、セカンドライフの仮想現実の世界で様々なビジネスに挑戦するのもいいかも
しれません。